2019年04月04日

仮設〜リノベーション用

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「仮設って7万円もするのですか?」

と言われることが多いので、ここで写真をあげておきます。

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東の屋根の張り出し部分に土台を転がし

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外壁を貼り、 1番初めの写真のようにお風呂やキッチンを据え付けて完成です。もちろんお湯も使えます。

これでも半額以上サービスです。(この写真のお客様は高いとはおっしゃられませんでしたので、悪しからず… )

夏になったらクーラーが要るので、それも考えて作ってあります。

いよいよ古民家リノベーションの始まりです。

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posted by Kuhcan at 20:55| 古民家再生協会

2019年03月30日

一生パートで終わるのかな

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「あーあ、私って一生パートで終わるのかな」
  と女性にため息をつかれた事があります。

   その方は、業界でそこそこ良い会社に勤めておられ、優良大学も出られた方です。ご両親も自営業をやられておりお二人で活躍しておられます。
  
  ですが私から見て、その方は仕事にやる気が全くありません。与えられた仕事に文句を言い、できない仕事を与えてきた上司を馬鹿にし、会社の悪口を言います。その仕事とはあくまで通常業務の範囲内なのに…。
  何もしなくても自分の価値が上がったり出世したりそういうことをまさか望まれているのか?と私は呆れを隠すのに必死でした。

  ですがそれを言われてから、自分のスタッフが「一生パート程度の仕事への能力や熱量で終わる」ことについて考えるようになりました。

  子供を産んだ以上、仕事から家庭へと割く時間がどうしても増えます。しかし  主婦が勘違いしているのは、旦那が働いているんだから自分は子育てをしていても食べていけると、計算もせずに信じていることです。離婚のリスクもまるっきり頭になく、パートをしたとしてもその場しのぎのお金を稼ぐだけが精一杯です。

  たしかに仕事よりも育児が重要です。しかし経済性が成立しないなら、仕事への熱量とスキルはやはり必要です。

  そんな中、みんながやっているからと、育児する自分だけを作り上げ時間を使ってしまうと、自分の能力はないまま歳をとってしまい、お金がなくなってもスキルがなくて働くこともできないと言うことが確かにありえます。

  うちで働く女性はそうであってはいけない。ここはやはり欲張りに、子供も自分のスキルも伸ばしていってほしいと思っております。そのためには、ルーズな時間で働いてもらう日もありますし、急に休みを取っても文句を言いません。そうかと言えば、子守の都合がつけば小さい子供がいても残業してもらうことがありますし、責任の重い仕事も能力のちょっと上を任せます。

  私が文句を言うのは、人のために尽くしすぎて自分を置き去りにする女性を見たときです。夫や子につくしすぎる能力があるなら、自分に尽くせばもっと良くなるので、自身にも尽くせ、自分の人生のことも考えて。と言っています。

  先週は、リフォーム前の家の片付けを行ってきました。うちのパートさんは合計4回も行って、「あれは確かに手伝ってあげないといけない」と言います。なんで事務職の私がこんな仕事までしなければいけないのか?とは絶対言いません。
  そのリアクションを見てようやく、私はどうしてこの片付けを他人の自分たちがやるのか、その大切さを話します。そうするとパートさん達はさらに深く頷き、より親切にやってくれます。

  心がけのいい人と仕事をしているとそういう順番で話が進んでいきます。やっぱりこの人たちの能力が上がる職場を作っていこうという決意ばかりです。
posted by Kuhcan at 20:42| 日記

2019年03月29日

古民家耐震診断

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今日はお施主様がたのしみにしておられた古民家耐震診断。

  大阪の木村伝統再築士をお招きしての実施です。
  同じく伝統再築士である岐阜の2名も参加です。
 
 この古民家耐震診断では、「時刻歴応答解析」の手法を使います。通常の耐震診断は目視で行いますが、m建築士一人ひとりの想像や判断に頼ることが大きく、しかも、国の法律では、コンクリート基礎がない古民家はそれだけで、「耐震性0 (ゼロ)」と判定されてしまいます。
  
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しかしながら、古民家再生協会といたしましては、「戦後まもなくアメリカの指導で勝手に不適合とされたのが日本伝統建築。」との認識を掲げ、「伝統建築は本当にいけないのか」と言う地道な検証を続けています。

  うちの1つが、この古民家耐震診断。市役所の 建築指導課に持っていってもたいていは「時刻歴応答解析ってなんですか?」「それで良い判定が出たとして、どう判断すればよいのですか?」と言われてしまうのが現状です。

 「 古民家が50年を経てもきちんと立っているのは、地面と建物の揺れの共鳴がよく合っているとか、そもそも揺れに誤差がない」のではないかと目をつけて、通常の耐震診断ではなくこの方法を採用しています。

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(地面に耐震センサーを取り付ける木村診断士)

1000回の揺れを測っていくうちに、診断士がつぶやきます「なぜだろう…これは伝統工法の揺れ方ではなく、現代の在来工法の揺れ方だ。ゆさゆさ揺れない。家が固い!」

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それから、色々とヒアリングが始まります。「川から近いので、砂地で土地そのものが固いのではないでしょうか」「  8年前に屋根を葺き変えた、それで屋根が軽いからではないでしょうか?」
 「それが原因の可能性が高いですね」
  正式な解析回答は2週間ほどかかるそうですが、そんな会話がなされました。
 

  施主様は、「あの時高いお金で葺き変えた甲斐があった」とほっとしておられました。このように数値を出すと、こんな精神面のメリットもあります。

  今日はデータを採取しだけなので、これから伝統耐震連合会による精密な結果が出てきます。どうなるのか楽しみ待とうと思います。
posted by Kuhcan at 21:33| 古民家再生協会

2019年03月28日

古民家鑑定

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今日は リノベーション工事の前に「古民家鑑定」を行いました。

古民家鑑定とは、建築基準法に適合しない(コンクリート基礎のない)木造住宅の状況調査し、古民家ならではの魅力と価値を見出す鑑定です。
  全国古民家再生協会が行なっており、古民家鑑定士が2人以上で行います。今回は私たちを含めて4人で行いました

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梁の値打ちを評価中の、田口鑑定士。「通常は松を使うはずの仏間全室に、ヒノキが贅沢に使ってある。」

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床下の湿気を調べる井上鑑定士。
「川が近いせいか、床下の土がかなり水気を含んでいる。通常より多い。普段から、畳がじとじとすると言われているのはこのためではないか」


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屋根にも登り、悪いところを調べます。
「この谷の収まりが悪いネェ」
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吉田は床の下がり具合を測っています。
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合計3時間の関係で、かなりなデータが取れました。明日は大阪から伝統再築士を読んで、機械で家の耐震数値を出していきます。
posted by Kuhcan at 22:42| 古民家再生協会

2019年03月25日

卒業式

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  今日は子供たちの卒業式。
野球部の卒団式が楽しすぎて、格式張った学校の卒業式では消化不良の私たち。

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セオリー通り、みんなでご飯を食べに行った後は、仲間のクラブを昼間借りてカラオケに行きマイク、その後 うちの倉庫でバッティング。

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人の良い子達なので、バッティングの傍ら私が在庫整理などをしていると、面白そうだと言って手伝ってくれます。
  毎晩、勝手に電気がついて家の倉庫に活気があります。
  家に遅く帰って、なんとかご飯を食べた後またすぐ会社(倉庫)に戻ってくるわけですが、私はトスを投げられないので、横で倉庫の整理整頓をしています。

  つまり、子供の体力や野球部の技能を高めながら、会社の在庫整理や倉庫のカイゼンができるという素晴らしい状況。

  仲間っていいね。みんなと一緒なので全然卒業した感じがしません。こんなに涙のない卒業式でほんとに嬉しい。いつもありがとうね〜。
posted by Kuhcan at 21:46| 日記

2019年03月24日

春色モニュメント

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「区画整理事業が完成した記念碑が色気ないので、下のベースプレートを何か化粧してほしい」と依頼を受け、こんなふうにタイルを貼っています。
  市役所の仕事なので、地味な色がいいかと思い別のパターンもあったのですが、私のタイトルの付け方が良かったのか、こちらの、なんだかポップな方に決まりました。
  市役所と言うとなんとなくおとなしい感じの方が好まれると思っていたので意外です。ダメ元で好きなように組み合わせたほうが通ってしまったので、なんだか緊張しています。
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  久しぶりに流行ったピンク色をテーマにしています。タイルのバリエーションさえあればもっと深みのあるピンクオレンジにしたかったのですが、オレンジの代わりに紫を入れたのがまさか受け入れられるなんて。
  景気が良くなったからこういう明るい提案がとおるのでしょうか?
  他の仕事もそうなのですが、いくら消費税前とは言え、量に加えて仕事の内容が3倍位に広がりつつあり、今まで予算が出なかったり ちょっと背伸びしすぎだと受け入れられなかったり、我慢してきた提案が、あっさり通るケースが出てきました。
  これはもしや、私が待ちに待った、私の人生の初バブルではないかと…笑。興奮して、最近朝も夜もせっせと仕事に励んでおります。(おかげで子供はご飯が無いですが) 
  せっかくのこの機会、今まで貯めたアイディアを世にいっぱい出していこうと思います。
posted by Kuhcan at 00:24| インテリア施工例

2019年03月22日

ベランダの腐朽

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今日の衝撃映像

3Fのベランダが浸水してグラグラになっていたので、外壁材(サイディング)を剥がしたところ、このような凄い有様

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外観はこのような感じでした。
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サイディングをめくってみて、みんなで「これはヤバイね〜」
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ちょっと壊し始めただけでこの崩れ具合
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「もう…ひっどい」と大工さんため息。
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ベランダの手すりって、当たり前の様に庇(ひさし)がないのですが、外から手と見えてるだけで、中はこんな風になっている時があります。特にツーバイフォーがひどいです。(どれだけブランドのハウスメーカーだったとしても! )

私がベランダを作らないのは、花粉症だからでなくこんな理由もあります。

最初は工作のようで、きれいにできていても、30年後にそうかと言えばまぁこういう感じの時もあります。

なんとなくどうしたって、好みが古民家に走りたくなるのはこういう時です。

なぜなら古民家は、良いも悪いも全部露出しているので、中で湿気がこもって実は…って事はまずないからです。腐った時はすぐ腐った等分かりますし、歪んだときはすぐに歪んだなとわかります。人の性格で言えばとてもオープンなんです。

そういう意味では、悪いところに気づきやすく、すぐ対応できると言うメリットがあります。

本当の自分を隠すと自分の中にくすぶりが出るように、家も、丈夫そうな素材で覆ってしまうと中身の普及がひどくなり、気づいたら手遅れということがあります。

なのでお客様が「作る前から20年後のメンテナンスをする話だなんて、夢が壊れる」と言わんばかりに、後先考えないデザインを求めてこられたりすると、実はしらーっとしてしまう時があります。

  物質な以上、汚れて衰えて朽ちていくのが宿命。でも精神は、鍛えようによって歳を経ても輝き続けます。
  古民家が素晴らしいのは、たとえどこかが朽ちていてもやはり建てた大工さん達の精魂の名残がどこかに残って家を励まし続けているところだと感じています。
posted by Kuhcan at 22:50| 工事写真

2019年03月20日

リノベ前の片付け

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古民家鑑定を行う家の断捨離をしてきました。

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大工さんにパートさん、お施主様あわせて8人でやりました。

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8時から6時過ぎまでやって、半分終わりました。写真は捨てる物の数です。全部で20個出ました。

  このお家はかなりモノが少なめな上、もう一軒別棟があるので、その空き部屋に荷物をしまう事でずいぶん助かりました。

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家の屋根裏です。
ここにもたくさんしまいました。大きいものから重い本まで、女手と男手の強みを活かしながらの作業です。今度出すときは、また私たちが来ないといけないです。重くて大きいから、普通では戻せない(笑)。

  工事前にモノがあると不便なので、クーカンは工事の一部として自分達で行いましたが、古民家再生協会が主導するお片づけチームなら、20万円で請け負う仕事です。
   
  お金で解決するなら頼みたい気もしますが、「これどうしますか?」とやってる最中のお客様の「私がいなくなってから捨てて」という言葉を聞いてると、やっぱり赤の他人に頼むのもなぁ〜と思ってしまいます。

  ものがなかった時代の道徳観をいまだに引きずっていると言う言い方をすればそうなのですが、あまりにも急激に、しかも長く世の中が豊かになったので、大概の人が、いるものもいらないものも恐ろしくため込んでいます。
  今教育現場では、家庭科で片付けと言う授業があります。収納教育が非常に大切になっているのは、ただもったいないととっておくことによる負の遺産がものすごいことになっているからです。それこそ人に任せれば200,000円です。

  「リフォームしようと思ったら、ものを捨てれば半分終わる」とまで言われており、施主さんにとっては大変辛い作業です。この大量に廃棄した家具たち、きっと明日になったら、捨てる罪悪感から、半分は元に戻してしまうんだろうなぁと予想しながらの1日の終わりです。

  
posted by Kuhcan at 02:13| インテリア施工例

2019年03月17日

チョコを届けて家政婦に抜擢された娘

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朗らかな性格で、考えかたも感じかたもたいへん落ち着いた雰囲気の子です。先日も私の事務所に来て、暇つぶしにササっとこんなスケッチをして帰って行きました。

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男前なので、バレンタインはあげずに女子からもらっています。そして自分は、男前な友だち(女やおばさん、おじさん)達にホワイトデーのお返しをします。あげる代わりに男の子に、もらったチョコの数を自慢しています。(そんで相手も、スゲ〜と言って本当に感心している。) 

  届けに行った男前な友達の家(女)先で、そこの忙しいお母さんに喜ばれ、なぜか春休みは暇があればそこの家の家政婦に行くと言う約束をしてきました。
  好きなタイプの子供に、尽くすのではなく自分の仕事を押し付けるあたりがさすが私の知人です。
  娘も、そういうのが面白くていいよいいよと言って楽しみに引き受けていました。

  「うちの家族が誰もいなくても、あんたが居ていいんだからね! 」と手を振って別れました。娘が、そこの小学校2年生を見ていてくれれば、残業代が稼げると言ってお母さんは喜んでいました。

  なぜだか私の周りはこんな人ばかりで本当に昭和です。女がのびのび働けるようになったこの世の中、遊んでいるものは娘だろうが猫だろうが他人の夫だろうが使わなければ損!と言う思いはうちと同じです。

  娘は私の手伝いはしてくれませんが、代わりに他所の人の役に立っているので、それで充分です。いろんな人に親しまれて、子供やおじいちゃんおばあちゃんに囲まれて、プリキュアからキャバクラの話、バレーボールから海外セレブな暮らしまで教わって、人の家に行くのが楽しいそうです。

  いろんな人の話を聞いて、いろんな人の暮らしを眺めて、着実な娘がまた着実に世の中を理解して行っています。こういうのってものすごく安心ですね。私はこの土日も朝の4時から1日中働いているのですが、娘がそうやって活動の場を広げている事は心の慰めです。
posted by Kuhcan at 21:53| 日記

2019年03月16日

庭木の草が嫌いな方へ

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とある現場Aで、鉄骨の店舗を解体しました。
これからここに家を建てます。

  ココとはまた違う現場Bでは、「うちの仔犬が中庭の砂利を食べて危ないので、砂利でなくコンクリートを敷いてください。」と言われています。

  そんなBさんにA現場の解体写真を見ていただこうと思っています。
40年前のコンクリートが、次の家のために壊された時のありのままの姿を。
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 瓦礫と一口に申し上げても、ものすごいものです。237C3A2C-A98A-4016-A8EE-1EFDEFAFE4B3.jpeg

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一軒のお店がたくさんのお客様を守るために敷いた分厚いコンクリート。

40年の役目を終えてなお、しゃんとしたコンクリートは、今 ゴミとなり、限られた面積しかない捨て場に捨てられていきます。

  東北大震災のゴミは現地では行き場がなく、中部地方や関西地方に捨てられ、私たちのは山陰地方に捨てられます。

  子犬が砂利を食べるからとコンクリートを打ったら、また40年後か50年後に違う持ち主がこのコンクリートを剥がし、こんな瓦礫になります。

 犬が庭の小石を食べる…どう思いますかとAさんに聞いたら、血統書付きの動物を飼っているその家のご夫婦は「うちのも食べるよ。生まれたばかりの孫にやきもちを焼くといつも噛み砕かれた砂利が出てくるよ。」とおっしゃいました。「でも元気だけどね。それにこの子のそんな行動を見張っていたらキリがないじゃない? 」

  それを聞いてやっぱり、今は砂利にいてきれいに収められているBさんの家にコンクリートを打つのは嫌だなぁと感じています。

  断捨離していてもそうなのですが、捨てられるモノの姿を見ていると、新たなモノを買ったり作ったりするときに、やっぱり一応考えてしまう癖がつきます。

  例えば古民家が、50年経って80年経って捨てられていくのを見るとき悲しくなるのはやっぱりこういう理由です。

  人の命は確かに大切で、かけがえのないものなのですが、ちょっとした人間の贅沢さのために犠牲にしているものがあります。私たちが金にものを言わせて通しているエゴで地球が変わっていってしまっていると、肝に銘じています。
  それでもその中で、ときには施主様の言いなりになり、ときには仕事欲しさで、工事を受注している自分がいます。

  この分厚い瓦礫を見ていて本当に、ちょっと、工事について考えさせられました。地球環境の事もっと考えないといけないです。
  これからたくさん仕事をしたいと願えば願うほど、私がエコを意識した提案をしないと、と、感じた現場でした。
posted by Kuhcan at 21:33| 工事写真