2022年01月01日

あけましておめでとうございます


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 新年あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 毎年恒例の、夫の実家近くの住吉大社の初詣。
その帰りに、安藤忠雄さんの建築賞デビュー「住吉の長屋」に出くわしました。
 毎年、詣でているのに、28年目の今年に初めて、出くわしました。

 長男と建築談義をしながら歩いていたものですから、全員「おおっ️」となりました。
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 それに今年は、家族5人が水入らずで、15年ぶりに記念すべき2枚目の写真が撮れました。(我が家の草太郎はクセがありすぎて、ウチは家族写真が記録的にない家庭です。)

 2022年1月1日、この記念すべき日に安藤忠雄さんの衝撃作に出会え、家族写真も撮れ、子育ての苦労が、苦労でなく、ただ、「人生」だったことを知ります。
 
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 こうして写真に撮ると、もう子供じゃなくなっていくうちの子たち。好きな子の話やおしゃれの話、お金や勉強の話をしながら歩きました。
 出江寛の平野区庁舎も見せながら帰りました。

 「人間」になってきた3人をみて。念願の
『「子育て一段落」キター!!!』

 年越し早々、ウキウキと経営計画書を作っている今年の正月です。
 
 


posted by Kuhcan at 17:44| 日記

2021年12月31日

アーモンドの花と二宮金次郎

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 おりしも今年最後の仕事の日に、コーディネートしたホール(ゴッホのアーモンドの花の壁紙)に、薪を背負って大学(本)を読む二宮金次郎の銅像が設置されました。

 逆境にあって一歩踏み出すこの姿、
今年はたくさんの経営者があえて口に出して、再度学んでいたような気がします。

 それに倣い次世代を読み解くために「GAFA next stage 」を読んでいます。
 コロナ禍にもかかわらずの株価高騰、在宅ワークやzoom会議などDXが進む実態感のない暮らし。
 私なりの答えが見つかった気もしています。

 新2022年もクーカンは、全くブレずに
「建築界の良心」として、
 『強く美しい建物を通して皆様の暮らしに寄り添い、未来に続く豊かな人間と社会づくりに貢献します。』

 人に会う喜びや手に触れる感動を、いままで以上にお届けできる仕事を、紅白を聴きながら計画しています。
 みなさまも良いお年をお迎えくださいませ門松


posted by Kuhcan at 23:08| インテリア施工例

2021年12月30日

年賀状の発送完了です

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 今年も無事に終わり、年賀状の発送が済みました。クーカンは最近、はがきに1年の思いを綴るのは無理と判断し、A3サイズ2〜3枚で年賀状を書いています。それにしても書きたいことが書ききれません。

 今年はいつにも増して、12月の引き渡しが多くみんなあっちこっちで多忙を極めました。
 おかげで、安村現場監督の息子、ソウマくん(12)が手伝いに来てくれました。
 
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 余談ですが安村監督は、この夏、3人の男の子を無事に野球部から送り出し。「もう老後なので」トライアンフのバイクを買い、大型自動2輪の免許も取得し、これからツーリングを楽しみます。
 スキューバの免許も持っているし、船舶の免許もあるし、この人は何でもできます。

 子ども3人いるとお金がかかるから、頑張って稼ごうぜと誘って、3年でバイクを買うに至ったのは、誘った私としては非常に嬉しい限りです。

 女性はとかく、自分の幸せをあとまわしにして家族に尽くしがちですが、これは悪い教育だと私は思っていて。
 女性もまず自立して、自分の幸せをつかんでから、人に尽くすことが良いと思っています。

 その点では、私にとってはこのバイクは、人のものなんだけれども自分の勲章です。
 みんながそれぞれの幸せを、この会社で掴んで欲しいなぁ。

 今年もお世話になりました。スタッフの皆さんありがとうございます。


 
posted by Kuhcan at 20:22| お知らせ

2021年12月24日

大将、なに言うてまんねん。

 松下幸之助さんが、
 「経営者は1000%の想いで社員に訴えているか。私は毎日、社員に朝、同じ事を言い続けたな。話は毎日違うんや。でも本質では同じことを言う。あれが苦労したな。
 社員は、初めは、へぇ、そうでっか、と言う位のもんやったけど、そのうち「大将、なに言うてまんねん。そんな生ぬるいこと言うてたらあきまへんで。」と言ってくれるようになった。」
と語っています。

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 12月20日、神戸町の耐震改修補助金をもらってリノベーションをした家の引き渡しをしてきました。

 するともう12月22日、うちのスーパー事務員の岡さんが、町役場に報告書を提出してきてくれました。88ページに及ぶ大作です。
 「大変やねぇ。年末やし忙しいからボチボチやってね」といたわったつもりが、「何言ってるんですか、私は絶対に今年中に出しますよ。」と岡さんは言い、有言実行でスピード提出です。

 そもそも営業畑、いってもせいぜいインテリア畑の私としては、この「申請書」「報告書」の類が大の苦手です。

 それを、毎日毎日、現場管理の安村さんが250枚以上撮影し、岡さんが綴り、大工さんが施工し…と、ルーティーンをきちんとこなしてもらえました。

 これでお客様は、100万円近くの補助金を得ることができます。

 昔はこういうことを全部 夫が一人ででやっていたので、気が遠くなるような、市役所には「報告書はまだですか」と怒られることまでありました。
 うちの会社も、なかなか進化していってるなぁと、しみじみ冒頭の、幸之助さんの言葉を思いかえしている今日です。「大将、なに言うてまんねん。」、大将は一人でないんだとわかる、温かい良い言葉です。


posted by Kuhcan at 03:42| インテリア施工例

2021年12月19日

忖度

 森友問題、日大の不正、鹿島の営業部長の不正…。テレビドラマだとドクターXの蛭間院長。
 私腹を肥やすことに執心した人、「忖度」をしたり求めたりしますね。
 昨日、森友問題、大きな忖度により強制終了とのことです。

 私も先日求められました。忖度。
 誰しもふだんから多少の融通はだれかにしているものですが、霞ヶ関がらみの方が「あなたの立場を考えなさい。忖度という言葉がありますよね。」と言った時、怖いのと腹立たしいのとで、激しいショックを受けました。
 こういう時に使う言葉なのか…。

 つまり、大きなお金(利益)をだれかが私的に着服するときに必要な言葉。「そのお金はどうしてそんなにいるんですか?」とのフツーの質問に対して、最後に帰ってきた返答が「忖度しなさい」では、罪の存在を明らかにしているようなものです。

 普段から金銭にはクリーンにやっているので、この事件はショックで、今もかなり後を引いています。

 世の中は補助金・助成金で、財政支出は赤字の一途をたどっています。そんな時に、ほんの数人の懐を潤すために、補助金という公金を使おうとしている人たちがいます。忖度、するの私は肯ぜない。ただただ不快です。

 その後、数人の人(地元企業)がそこから手を引いたと聞くと、地元の判断に安堵し、東京の風はときに汚いなと思います。
 これぐらいのことができなければ.会社として大きくならないよというなら、大きくしなくてもいい。あんなところでお金を稼ぐしかなくなったら人として終わりです。

 それを「日立の青い鳥」花房正義先生に言ったら、「そうだね、義憤はわかる。これからも自社のバランスシート(損益計算書)をよく見て考えなさい。」と暖かい禅問答のような答えをいただきました。告発しても、残念ながらあなたにできる事は少ないだろうネ。
 
 そういえば、あのチームは、全然お金にしっかりしてなかったなぁ…。いい言葉を並べ立てて、儲からない仕事だけど頑張ろう、とだけいっていたなぁ…。他人をこき使って平気でいたなぁ…。人も全然定着しないし…。

 同じ補助金を受けるのでも、ちゃんとした社長さん達は、こんな大きなあたらしい仕事が自分に務まるだろうかと、皆さん自問自答し、入念な経営計画を立て、恐る恐る実行していかれているものです。それを見てきているから違いが明らかです。

 まだそのチームにいる人と先日話をしたら、ウキウキしていました。大きな話がいっぱいありました。国を上げた変化が訪れているような、ビックムーブメントに乗っている高揚感に満たされていました。補助金が終わる3年後の経営を聞かれて、「知らない。何とかなるんじゃない。」

 (ヒトラーは、こういう無邪気な人を上手に取り込んで、エゴのため殺人の駒に使いました。)

 今はただ、自分がそのチームから離れてる立場を、ありがたく感じるのみです。「感受性がないという悪」で知らぬ間に罪を犯さないように気をつけます。悪い人と善い人の見極めはしっかりやっていきたいと思います。

 
posted by Kuhcan at 09:48| 日記

2021年12月16日

イタリア製のオフィス


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SE工法で建てた新築の司法書士事務所が完成しました。イタリアのオフィス家具を採用。

 大きなかっこいい会議テーブルも、白いシンプルな事務机も、こんなふうに、配管がきれいに片付くようにできています。
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 いかがですか、このクオリティー。
配線も美しく見せようと言うデザインの国の心意気です。
 椅子の色にもこだわって、シックな会議室と、
優しげな事務所と、使い分けてみました。

イタリアは、暖かい色の価値をよくわかっていて、「会社だからグレー系やブルー系で」とはなりません。家庭で使うよりもむしろポップで明るい感じの色を好みます。

最近コロナで海外に行けていないので、自分の海外で見てきた感動が遠いものになっているのですが、こうして輸入して形にすると、満足なものがまぁ、できたのかなと。

本当はイタリアのオフィス家具は、収納の場所にもアソビやこだわりがありますが、今回は一旦、デスクとチェアだけを収めてみました。

内覧会は1月15日16日です。
ご希望の方は空間までご連絡ください。
案内状をお送りします。
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posted by Kuhcan at 23:12| インテリア施工例

2021年12月15日

娘とそのともだち

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 娘17歳。明るく朗らかな子です。
今日は、私の帰りが遅くなるので夕飯を頼んだら、こんな写真が届きました。
…独特のケチャップセンス。

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またある日は、女子高生が自転車でフラーッと寄ってきて、「良子ちゃ〜ん」と呼ぶのでよく見ると、娘の1つ下のバレー部のゆいちゃんでした。

 ゆいちゃんは、スタイルが良く姉妹でバレーもうまいのですが、そーゆー見た目に全く頓着せず暮らしていて、面白い子です。
 学校の勉強は嫌いなんですが、妙に頭の切れる方で、小さい頃からオリジナリティーがあって私と仲が良いです。将来2人でアフリカに旅行して、ダイヤモンドを見つける船に乗りたいねと言っています。これは彼女が5年生の時からの約束なのですが、いまだに本気で行くつもりだそうです。
(今や私は大人として、現地ガイドにぼったくられないようにするにはどうしたらいいかを真剣に考え始めました。)

 思えば、娘や息子の友達たちには、大変お世話になりました。子育てとは、自分の時間を何もできない子にひたすら差し上げる、ある種の修行期間だと感じていましたが、こうして見事に育った人たちを見ていると、あの粒ぞろいの宝石のような子供たちという素材を、毎日ジャラジャラ触っていた贅沢な時間だったと気づきます。

 修行で山に登って、気づいたら山頂に立っていた時のような、幸せな爽快感があります。

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 また、夫が先週、墨俣少年野球部の監督に就任したそうです。後から聞いてえっとびっくり。仕事は大丈夫なの。会社の代表と並立で、かなり心配です。
 ただ一方で、夫はまた、小さな宝石を磨いていくありがたい立場を任されたのだなぁと感じています。みんなを明るく楽しい子に、頼むね、吉田くん。

 子供たちと過ごすのは、ここまでくればただただ、クリエイティブな希望の時間です。



posted by Kuhcan at 03:06| 日記

2021年11月23日

中古住宅とマネーロンダリング

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 今日は 日立クレジットの元社長・日立の青い鳥と言われた花房正義先生の勉強会でした。

 何か質問は無いかと言われたので、最近出くわしたとある融資について、こんなうかつな融資はあり得るのですか?と聞いたら先生は呆れていました。
 「それは担当者が悪いですね。借りるほうも手間を端折っていて悪いし、貸手側も借り手の信用(返済能力)をろくに調べもせずに融資を通していてひどいですね。」

 会議が終わった途端、いろんな会社の社長達が、信じられない、と話題になりました。

 花房先生曰く、例えばある金融機関では、持ち込まれた通帳が本物かどうか、印章を調べずに引き出し作業をする窓口もたまにあるそうで、さらには、書類から印鑑が減ってDXが進んでくると、そういった金融の不正はどんどん増えていくだろうね、と言うことです。

 みずほ銀行は、海外送金の不正取引を見抜けなかったのが、数回にわたるシステムトラブルにつながりました。悪事千里を走ると言いますが、悪いことって、本当にみんなに伝わってしまうものなんですね。みずほ銀行は巻き込まれただけと言いながら、そんな目に合います。怖い怖い。

 なんでこんな怖い話をするかと言うと、
私はお客様が住まなくなった家や土地を売る仕事もしているのですが、お金に困っていない方が、ただ単にスッキリ手放したいからと言う理由で、家や土地の値段を安くつける場合があります。

 そういう時必ず、「安い!欲しい!」と飛びついてくる種類の人があって 、過去何度かそんな話になりました。

 でも、こちらから見て「飛びついてくる」勢いの人は、本当は用心するようにしています。

 なぜなら、「不動産取引」は、不当な方法で得られたお金の資金洗浄や、いわゆる土地転がしなど、きれいでないお金流通に使われる場合があるからです。

 これは、宅地建物取引士を持っている人なら誰でも5年に1回は弁護士さんの講習で、「気をつけるように」と注意されます。初めて聞いた時は、毎回聞くほど多い話なの?とかなり驚きましたが、最近は、なんとなくこれはそうかな?と感じるようになってきました。そして確かに、毎回聞いた方が良いほど、罠(いわゆる反射)っぽい売り手買い手は多くいます。

 「いわくつき」の物件が好きな若い男性オーナーさんも何人か知っていますが、ちょっと私には気がしれません。なんとなく、不遜な気がして、そんなお金の儲け方って苦手です。普段はサラリーマンでデザインやってるような人が、好んで殺人物件を買っていたりして、この人何やってるんだろうと思う時があります。

 例えば私が仲介に入る時は、土地や建物の値付けは、適正にするようにはしています。出回っている物件より安くする場合は、お客様がお金に困らず裕福であるとか、空き家にならないよう、状態が良いうちに売ってしまった方がお客様の財布にも地球環境にも良いので、安くしています。つまりは、次の人が買いやすい値段を設定しているに過ぎません。

 でもそれを
「お値打ちですよね、何か曰くでもあるのですか」とわくわく気味に言われると、日本の空き家対策のレベルの低さを感じます。

 そういうことじゃないんだけどなぁ。
 市場価格ばかり気にして高く出したら、売れ残って、空き家である時間が長くなります。
 人が住んでいない空き家は早く痛みます。

 すると、結局は安い値段で売る、買った人は高いお金をかけてリフォームする、と言うことになります。

 しかしコロナもあるこの昨今、新築ほどの値段は出したくないがそこそこ広い家にアパートから移りたい、と言う形もあります。

 ですから双方にちょうど良いお金を私は設定しているわけです。

 私の意見の方が正しいと思いますが、素直にきれいなことを言うと、周りに鼻で笑われます。もっと儲けとけばいいのにとか、自分で仕入れて高く売ればいいのにとか…。あげくに、マネーロンダリングの一環となってしまうリスクを負います。

 でも私は「家が好き」なので、お仕着せの家に住む人は1人でも減らしたいんですよね。安いお金で買って、自分好みにリフォームしてほしいと思っています。(または、そんな予算のない人は、コンパクトな値段で家を買って、つつましく暮らすのが安心で安全です。)

 弊社物件が安いことが気になる方は、ちゃんと私の値付け根拠や理由を聞いてみてくださいね。業界や近隣の事情にとらわれず、建築工事ができる人間ならではの視点で値段をつけていますから、ご安心ください。

 ちなみに自分の進む方向が心配になった時は、「みんなのためになる」田中正造や宮沢賢治を思い出して、道筋を決めるようにしています。
 
posted by Kuhcan at 00:20| インテリアレッスン

2021年11月18日

圧倒的な当事者意識


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この言葉を誰が言ったのか?
ずっと心に残っています。
「圧倒的な当事者意識」を持つ。
私がつねづね社員に言って聞かせている言葉です。

 いま読んでいるこの本は、それに近い論説だなと思いました。

 この本では 残虐にユダヤ人を殺したナチスドイツの収容所看守たちに
「なぜ良心が機能しなかったのか」を探ってます。

そして
「良心を発動した人は、少しだが、いた。
 貧富の差も、知性のあるなしも、信心深いかどうかも関係ない。ただその人たちは、
「ただ闇雲に囚人を殺す。そんな残虐な事は私にはできない。そんなことをしたら私の生きる意味は無くなってしまう」と、何の葛藤もなくいうことができた。」
 と語っています。

 逆に、上からの命令だからとユダヤ人虐殺にすんなり加担した人たちのことを、こういいます。
「悪の凡庸さ。
 毎日何万人をも、涼しい顔をしてガス室送りにした看守たちは、もともとサディストだったわけでも、悪魔のようなかんがえがあったわけでもありませんでした。ただ、不思議なほど『思考すること』ができないのでした。
 ですからある看守は、囚人を壁に打ちつけて殺した後、世界の幸せを神に祈ることができました。囚人たちの生死は、彼らの気まぐれな寛容さと残虐さの間で揺れ続けていました。

 悪の実行者たちの共通点は、
『驚くほど浅い人間だった』と言う事だけだったのです。」


 会社で私はよく、1つの現象を取り上げ、その原因や原理、ひいてはお互いがどうあるべきだったかを話します。
 どうでも良い話が始まったなと、この時間をうとう人も多いのですが、そんな人さえ片耳で聞いてくれているようで、次の事件で、その人が本質をズバリと言えるようになっていたりします。
 
 最近ティックトックなどが流行っていますが、うちの娘たちは、あんなにオチのない、浅い出来上がり作品を何時間も見れるのだといいます。
 考えが浅くなっていかないかと心配になります。

 世の中、事なかれ主義に甘んじて、「思考」しないと危ないんですよと、もっと広めていきたいなと思います。

 あと、
家づくりを任される人間は、思考が大きな仕事です。
・お客様の家をお客様以上に考える。
・そしてそれを高い技術で立体にする。
 これができてようやくプロの入り口です。

 人間はいちど覚えれば、もう充分だと思い勉強しなくなるものですが、この「良心」や「圧倒的な当事者意識」の発動は、いつでも意識して訓練しておくべき事だと思っています。

posted by Kuhcan at 15:54| 日記

2021年11月17日

もっちゃん

 わたしには地元に「もっちゃん」という友人がいます。

 このたび、少年野球がクランクアップし、
おじさん(お父さん)達が
「お母さんだけで交流を図っていらっしゃい」と、打ち上げを企画してくれました。(やさしい!)

 食事会とは言えど お酒が出るかなぁと思ったので、飲まない近所のもっちゃんに、私を送っていってとお願いしました。

 こんな感じで返事が返ってきました。
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 どうせみんなに頼まれているだろうから、せめてもっちゃん家までは歩いて行こうと思っていたのですが、こんな返事でした。

「迎えにいかないと意味ねー」
「チャリ?アホか」
「転ぶからやめとけ」
「おとなしく待っとけ」

いやー…。この人もう40半ばを過ぎてるんですけど、何ていうか、ほんとに味ががあるんですよね。

 もっちゃんは、
 何も考えない、何もかも私に聞くな、
とふだんは言っておきながら、
 仁義に厚いし、
 家の中はきれいに掃除がしてあるし、
 口は悪いし、
 遅刻しないし、
 態度も悪いんです。
 基本的に人見知りです。

 ギャップ甚だしいタイプで、
野球終わっちゃって、ちっとも会えないのが改めて寂しいなぁと感じました。

 野球部のお母さん達は、ここまでの個性でないしても、昭和な制度をあえて受け止めている人ばかり。
 真面目で素直な努力家が多いので、私は、すごくすごく好きな集団です。

 子供たちの教わった野球以上に、本当に楽しい10年間を送りました。

 3人産んだ時は、失敗したな、私にそんな甲斐性なかったのに、と後悔する日々でしたが、人生を新たに開かれた、ほど楽しかった。

 10年も楽しんだので、ここから数年は多少味気ないのだとは思いますが、仕事の引退まで精一杯また頑張りたいと思います。


 
posted by Kuhcan at 21:43| 日記