2019年03月08日

森のオフィス

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森のオフィス 8人掛けテーブルです。
パーティションが布製、と言うところがポイントです。

本当は、今年の流行色である、サーモンピンクと白が勝ったえんじ色の明るい組み合わせがいいと思ったのですが、男性の意見が勝ち残念ながら緑色になりました。

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お客様テーブルから事務所を見た感じ。

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お客様テーブルの右に見えているカラスのスクリーンは、石川県の繊維入りガラス。工場ができる最大の大きさ1メートル× 2メートル。
 100キロのガラスが、160キロの箱に入ってやってきました。

  仕上がりはもちろんシュッとしていますが、私が結局何が好きかと言うと、そういった100キロとか260キロとか言うものをうまいこと収める時が1番 燃えるのであって、仕上がりとかまぁ本当は、あくまで結果な時があります。

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いざ御開帳して、どうやったらうまく運べるのだろうかとみんなで算段している時。

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木箱を開けるのにさえ電動ドライバーを使って大工が必要です。

そこを、平塚家具のメンバーが静かにサポートしています。

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さぁ持つぞ、持つけど、落とすなよ、落とすなよという瞬間。

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そして電気を仕込む時も、
深夜まで終わらない電気屋さんを気の毒に思いクロス屋さんと大工さんがやっています。

  こういう時、「みんなと生きてるなぁ」と感じます。デザインとみんな。それが1番楽しいことです。

posted by Kuhcan at 19:16| インテリア施工例

2019年03月07日

森のオフィス(1)

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あるオフィスが完成しました。
コンセプトは「森のオフィス」。

  繊維の会社でしたので、スチールなどの金属を使う部分をなるべく少なくしました。

  木立の中で仕事してるような感じを出したかったので、パーティションに紙管を使いました。 紙管は、先日書いた建築家・坂茂のいわば専売特許のような素材です。 いつかは使ってみたいと思っていたので、社長に頼んで採用させていただきました。

  円柱は木ですと通常は1本30,000円位で、今回は50本使いましたから、材料費だけで150万円になるところが、 紙でしたので、 283,000円で済みました。

  その浮いた予算を、イタリアのオフィス家具に回しました。(本当は浮いていなどなく、安くすればもちろん喜ばれるのでしょうが、そのオフィスはもともとさほど劣悪な環境でもなく、いかにも機能していたので、それをわざわざ改装するには何かもっと強烈な美術的なインパクトが必要でした。)

 シネチカと言うそのオフィス家具は、
イタリアの家族経営のメーカーを束ねてアッセンブルしている会社です。

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イタリアのオフィスの考え方って、いまどきはこんな感じ。働き方改革って感じです。
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  冒頭に、森のオフィスと申しましたが、見ての通り、まんまこの写真に引っ張られてます(笑)。
  こんなところで働けたらほんとにいいなぁと思って採用しました。

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圧倒的に広さはイタリアが考えてるよりも狭いですが、そこはもともと建物の枠やスタッフの数、来客導線の確保などの諸事情により狭くなっています。

  今回は、空間だけでなく、改善コンサルタントの先生や、デザイナーさんの意向のもとに行った工事であり、ある程度のことが決まってからこちらがその中で選んだ部分が多く、その意味では、この狭さに関することを解決できなかったのは本当に残念だと思っています。分業の落とし穴。

続く



posted by Kuhcan at 06:51| インテリア施工例

2019年03月06日

リーダータイプが7人

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  今日は、改まった会議が少ない我が社で異例に長い、丸一日に及ぶ会議「ゴールドミーティング」の日。事務所スタッフと大工計8人が参加です。

  今日のテーマは、 個人的スキルキャリアの向上とクーカン社是の確認。
  参加スタッフがノリがいいのもあって、悩んだり助言があったりの8時間です。

  面白かったのは、キャラクターテストで、8人中7人が「プロモータータイプ」であり、仕事への動機テストでは「人」重視が同割合だった事。(残り一人はサポーターキャラ/技術者肌。)
  類は友を呼ぶと言いますか、いわゆる「情のあるリーダー肌」が揃っているんだ…。とお互い失笑。そんな勇み足を補助してくれるキャラは、岡部くんと産休中の秋丸さんのみ。

  一瞬、「船頭多くして 船山に登る」という言葉が頭に浮かび、さらに失笑。海でない方向に行く(目的が達成できない)のはダメですが、「山に登る」って、いい響きだからです。
 v海とは逆を向いてても「山に登」ってしまうなんて船頭たちの能力や力技の成せる事で、やっぱり良いことじゃないかと思ったのです。大工なのにコミュ力が高いということは、ある意味山に登ってしまってます(笑)。一人なんて、ヤル気になる言葉の一位が「販売する」ですよ。これは将来独立開業できるね素晴らしい!とわたし絶賛。(親方はさみしいから全力で阻止や!とうそぶいてましたが。)

  じつは2年前チェックしたメンバーでは、もっと「技術」「物質」が動機の源泉だったのです。
  それが2年の間に「人への共感」がやる気スイッチになる人ばかりになっていて、いい意味でかなり驚きました。会議しないので茶飲み話でそういうことは常々話しますが、その意思をお茶と一緒に汲んでくれるみなさんに感謝と感動しきりでした。

 みんなが船頭であるとき舵取りさえ正しければ、ワンピースみたいに、そこら中の島に良いモノを落として帰れるはずです。

  皆の意思が同じ方向に向いてると今日改めて確認できたので、安心し感動でなかなか寝付けません。
  この興奮の中、また新たな技術と心を磨き、良いスタッフと現場を一つでも多く輩出していこうとあらためて願います。
  本当に今日は、スタッフみんなに感謝しきりの1日でした。
posted by Kuhcan at 02:41| 日記

2019年02月19日

SECOMでなにを見張るか

   あるショップの防犯カメラをどこにつけるか?という打ち合わせをしてきました。
  SECOMの担当さんは良い人で、
・美観を保ちつつ
・レジに不正がなく
・顧客の盗難もチェックでき
・夜間の侵入に安心
な位置を考えてきてくださいました。2択か3択でいいような状態でした。

  ただ、なんとなくしっくり来なくて、ちょっと考えて気づいたんです。
「この会社の社長さんははたして、自分のお客さんと社員を疑うために防犯カメラをつけるだろうか?」って。

  その社長さんは、建築に関することは大らかに任せて下さるのですが、ご自分の考えている普段のことは、こまめにお話をされます。いろいろな媒体で私たちにお伝え下さるのですが、そんな中で知ったのは「この社長さんは人の痛みがわかる、人徳と技術の両方がの高い方だ」と言うことです。

  ですのでセコムさんが迷っていらっしゃる防犯カメラの位置に関しては、「お客様に失礼にならない位置と、夜の泥棒対策だけで考えれば良いのではないでしょうか?」と答えました。
 
  社員さんがレジの数字をごまかしたら、おそらく社長さんは、セコムではなく、ご自分の人間力で解決なさる気がします。
  同じくお客様が黙って商品をお持ち帰りになることに関しては、私たち建築側の人間が、死角を作らないことや高尚な雰囲気を作ることによってある程度解決できると思います。
  私たちが心配するのは、夜わざわざ泥棒に来るような人だけであって、社員やお客様の不正は、悪いときには悪くなるし良いときには良いと言うもので、監視では何ともならないと思います。

  それは決して景気が良いからとか、世間知らずだからと言うわけではなく、私も自分の実家で泥棒のようなことをする人に何人も会ってきました。ものを盗まないまでも、給料だけもらってひたすらサボっているという人も沢山知っています。

   それでも、自分も含めてこの会社の社長さんは人を信じていらっしゃるし、それはある一つの力で、人を善良に変えていくものだと思います。

   平和が70年以上行き届いて、だめな人と良い人がいても、いずれはよくなりたいと思っている人が多数だと感じる昨今、悪い人は本当に悪い人だけになるので、(だからこそセコムが必要になると思います。)このまま平和が続いて欲しいなぁと本当に思います。

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posted by Kuhcan at 20:27| インテリア施工例

SECOMでなにを見張るか

   あるショップの防犯カメラをどこにつけるか?という打ち合わせをしてきました。
  SECOMの担当さんは良い人で、
・美観を保ちつつ
・レジに不正がなく
・顧客の盗難もチェックでき
・夜間の侵入に安心
な位置を考えてきてくださいました。2択か3択でいいような状態でした。

  ただ、なんとなくしっくり来なくて、ちょっと考えて気づいたんです。
「この会社の社長さんははたして、自分のお客さんと社員を疑うために防犯カメラをつけるだろうか?」って。

  その社長さんは、建築に関することは大らかに任せて下さるのですが、ご自分の考えている普段のことは、こまめにお話をされます。いろいろな媒体で私たちにお伝え下さるのですが、そんな中で知ったのは「この社長さんは人の痛みがわかる、人徳と技術の両方がの高い方だ」と言うことです。

  ですのでセコムさんが迷っていらっしゃる防犯カメラの位置に関しては、「お客様に失礼にならない位置と、夜の泥棒対策だけで考えれば良いのではないでしょうか?」と答えました。
 
  社員さんがレジの数字をごまかしたら、おそらく社長さんは、セコムではなく、ご自分の人間力で解決なさる気がします。
  同じくお客様が黙って商品をお持ち帰りになることに関しては、私たち建築側の人間が、死角を作らないことや高尚な雰囲気を作ることによってある程度解決できると思います。
  私たちが心配するのは、夜わざわざ泥棒に来るような人だけであって、社員やお客様の不正は、悪いときには悪くなるし良いときには良いと言うもので、監視では何ともならないと思います。

  それは決して景気が良いからとか、世間知らずだからと言うわけではなく、私も自分の実家で泥棒のようなことをする人に何人も会ってきました。ものを盗まないまでも、給料だけもらってひたすらサボっているという人も沢山知っています。

   それでも、自分も含めてこの会社の社長さんは人を信じていらっしゃるし、それはある一つの力で、人を善良に変えていくものだと思います。

   平和が70年以上行き届いて、だめな人と良い人がいても、いずれはよくなりたいと思っている人が多数だと感じる昨今、悪い人は本当に悪い人だけになるので、(だからこそセコムが必要になると思います。)このまま平和が続いて欲しいなぁと本当に思います。


posted by Kuhcan at 20:22| インテリア施工例

2019年02月14日

求人してます。とはいえ

 活性化している建築業界の中で、
 また、
人材不足の日本の中で、
弊社もご多分にもれず求人に苦労をしています。


表向きで探しているのは、設計ができる人と営業ができる人です。

ところが、日経トップリーダーによると、「こんな人不足の時代に中小企業が良い人材を取れるわけがない!」のだそうです。

 それはいいアドバイスだと、すぐリクナビやマイナビに何十万円ものお金で求人するのをやめました。ハローワークもやめました。
  ちょっと冷静に考えてみれば、インテリぶったコンサルが下に見る中小零細企業の私は、意外といい人材に囲まれていたからです。

  会社に行けば、責任感と友愛のある職人さんがおり、学校に行けば、損得なしで一生懸命野球をやらせている親子がいます。
  やれ働き方改革だのゆとりだのと言ってる大多数の中より、この中からクーカンにスカウトしてきた方が間違いなくいい人材にたどり着ける!と感じています。

  そもそも今まで、縁故入社には私は抵抗を持っていました。もしその人が上手く働いてくれない場合、文句も言いづらいからです。

  でも最近思うんですよ。稲盛和夫さんの仰る通り「私自身が割れ鍋だから、それに見合う綴じ蓋しかみつからないんだよ」。だからもし失敗しても、それは相手のせいでなくて自分のせいなんですよ。

  そう思ってから、知り合いに「うちで働いて!」と気軽に頼めるようになりました。結果、みんなすばらしい人で真面目にやってくださいます。

  子どもを育てる身だと、正直、体に障害や病気があるのかというくらい働けません。気持ちも時間も、100%会社に融通できません。それが、創業者である私は本当に辛い。ホントに、割れ鍋だと思います。

  お母さんという割れ鍋ですが、3人寄ればようやく一人分くらいにはなるでしょう。

  5月には産休明けの秋丸さんが復帰してくれます。子供の都合を置いておいて、会社のために、割れ鍋人生やってくれるそうです。本当にありがたい!

  頑張ります。

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posted by Kuhcan at 20:22| お知らせ

2019年02月13日

なんでクロス職人が

「クーカンってさ、クロスやさんが大工さん手伝ったり、大工さんが電気屋さん手伝ったりするよねぇ。」
とパートの安村さんがしみじみ言いました。
「うん。完成日は心配して、自分の仕事が終わったはずの違う現場の職人さんたちが、夜8:00すぎからみんな集まってきてくれたりするよ。」
と私がいうと
「普通やらないよねぇ?」
と安村さん。

でも、うちらの野球部もそうやったやん。と言ったら「そうやけど…仕事なら普通は…。」とまたしみじみする安村さん。

  クーカンでは、
「働く」とは
「傍(はた)を楽(らく)にすること」
なもんですからネェ。

  そういう安村さんは、いつも誰か困った人を見てそっと手を差し伸べるタイプの人です。

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posted by Kuhcan at 00:00| 日記

2019年02月12日

今あるままで幸せ

人は、「いまある存在のままで幸せ」といえる状態が本来の姿である。

という哲学があるそうです。


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 これを知った時は、
なんか…ハードル高い。

って思いましたが皆さんどうでしょうか。

  私は若い頃は、成績トップになりたくて仕方なかったし、学生の頃はオシャレなパーティに呼ばれたくて仕方なかったし、卒業後は社長になりたかったし、今は、成功した人マニアみたいになってますし、将来はフランスで暮らしたいと思っています。という、まぁまぁ鼻っ柱の強い生臭いような欲があります。

  でも、「今この存在でしあわせ」って言葉、今、すごくわかる。

  というのもそういう人が現実に居るからです。

  その家は、お父さんは3kの仕事、お母さんはパート。3人の子持ちで末っ子の野球部を続けるにはタバコや旅行を諦めないといけないくらい。もちろんモノもそんなに知らないし、海外なんていったことも行く気もない。

  それでも、その人たち、幸せなんです。家はいつもきれいにしてあるし、いつ遊びに行ってもあがれあがれと招いてくれるし、私や息子のこともいつも本気で怒ってくれたり心配してくれたりします。たった1つのものをコンビニで買うのに2人3脚で出かけたり、他所の子の夜遊び(釣り)をそこのお父さんが付き合ってくれたり、そのお父さんにご飯を作ってもらったこともあります。「お前は自分の欲ばかりで、ちゃんと大丈夫か?! 」としょっちゅう心配されます(笑)。

  人生に私のような高望みを全然していないのに、明らかに善良に楽しく生きていらっしゃいます。

  正直、私はそれまで、「上昇志向のない人なんて、犬と同じだ」位に思っていたのですがその家族と会って考えが変わりました。むしろ私って何なの? すごくイヤミで嫌な奴。と感じるようになりました。

  今あるままで幸せというのが本当。

  それを実践している家族を目の当たりにして本当に自由になった気がします。欲はあってもいいけど、自分を軽くしてくれる「意欲」だけ選ぶようになりました。余計好きなものが増えてさらに欲は深くなったのですけどね!

  本当にその家族には感謝しています。
posted by Kuhcan at 19:44| インテリア施工例

2019年02月09日

会社の規模

  2/9午後、わたしのハート️大好きな勉強会に行ってきました。
  今日の講義は面白い社長さんで、パワハラでセクハラな発言満載で、大爆笑しながら聞いてきました。正直、根は優しく仏のような考えの社長なので、言葉に臭みがあっても、伝わってくる内容は滋養と人への理解と愛情あふれる冒険話でした。

  そこで、ちょっとなんというか、
名だたる岐阜県内の社長陣の前でのびのび発言されてるのを見ていて、なんか私も吹っ切れたというか、

  そろそろ私も嫌われてもいいかなぁ〜、と、

  最近考えてた事と真逆の行動をとってしまい、100人くらいの前で、自分の疑問に思った些細な内容を質問してしまいました。
  いつもは、こんな小さな会社の者が、と立場をわきまえ小さくなって、いましたが、今日は思った事をそのまま言いました。
 
  すると案の定、重鎮から「あんたアホやないか、好い人なんやろけど文字通り受け取りすぎで素直すぎるわ」というリアクションをいただきました。
「大きな売り上げを上げてる方なんやから海千山千の人なんやで。言ったことそのまま自分に調子いいように受け取ってからに…」と呆れ顔。

  その会ではどうしても、会社の売り上げUPを至上にしているので、そういうことを質問しないとあほやと思われます。私の発言は、同じく海千山千の社長の時間を泥棒してるように思われてしまいます。

  でも、実際には、千差万別と言う言葉があるように、違和感のあるくだらない質問の回答でも私にはすごくインスピレーションになるんですね。ホントに、悩みが吹っ切れました。

  それは、「どんな人と時間が流れる会社にしたいか?」という事です。

  たかが一軒の家はいつも一軒分の家の労力では終わりません。それを効率が悪くて嫌だと言えば私たちの会社はハウ◯メーカーに成り下がり、デザインも利益も、人工知能が作り出せばいいだけの、人間のいらない会社になっていくと思っています。

  今日も議題に出ていたような「これ以上会社を発展させるにはどんなふうに業態転換をするか」「自分がいかに世に(後世に)伝えられる人になるか」なんて事ばかり考えていたら、一般の家の建築家などばかばかしくてやってられません。


 林修先生が言っていました
「満員電車に揺られて決められた仕事をこなしてくだけの会社員、エリートの君たちにはバカに見えるかもしれないけど、あの人たちがいなければ絶対に社会は回らないよ。その人たちのおかげで日本が成り立っているんだよ」

  私はこっちの話の方が、会社の規模拡大話より好きです。

 クーカンのスタッフには、私も含め、その満員電車に揺られる蟻のような毎日の仕事を誇りを持ってできる、品質の良い日本の歯車として、これからもがんばっていこうよ!と伝えよう。と思いました。(品質の良い歯車が大きくなれれば、もっと良いですけど!)

  1人の満足と会社の規模拡大、どちらを先に考えるのかと言ったら、今は絶対に「人間」の方をとる。そう決意した、社長の講義でした。
 

  

  
posted by Kuhcan at 21:47| 日記

2019年02月07日

紙の柱

坂茂(ばんしげる)さんをご存知ですか?

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「建築家は、災害の地に姿を現すことがない。なぜなら、必死にお金持ちのために働いているからだ」
 と言って、段ボール紙でできた仮設住宅や、津波で流された跡地の心のよりどころになる教会を建設したりしている素晴らしい建築家です。
  フランスで、炭鉱跡地の町おこしのための若者誘致施設「ポンピドゥーセンター・メス」、大分市で市立美術館OPAMも手がけています。

  このたび、弊社では「浅野撚糸」さんと言う、科学技術賞(文部科学省)をとられた会社のオフィスを工事することになりました。

  
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ガイアの夜明けなどにも登場された社長さんは、能力が高くていらっしゃるため、とても心のひろい優しい方でしたので、坂茂さんを思い出しました。

 そこで、オフィスに紙管を使っています。

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  天井いっぱいに立ち上げるため、天井にこうして穴を開けて(右)、紙管に通しておいたリング状の板を貼って隙間をなくします。

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  坂茂さんはこの紙管を構造材として使われるすごい方なので、ある意味私たちのやり方は単なる飾り物の域は出ませんが、オフィスと言う流動的な場所なので、解体した時ゴミが極力出ないやり方を考えました。
  「建築家は、未来永劫自分の建物を残そうと頭を使う。でも私は、建物を壊す時ゴミも出ずちゃんと何もなくなるかを考えて建てている」というのが坂茂さんのテーマです。


  浅野撚糸の社長様にはとても喜ばれました。イタリアの家具が届かなくて、完成を先延ばしにしなければいけませんでしたが、何とか今月中に完成しそうです。
posted by Kuhcan at 13:50| インテリア施工例