さくじつのTVボードの続きです。
作業風景をご紹介します。

ドアのない大きなつづき部屋での工事でしたので、
簡易でこのように間仕切りを作ります。
(私が通ったので、この写真はちょっとやぶれていますが。)
このようにしておいても、微細なほこりはほかの部屋に出ることがあります。
↓ 吊り戸だなを取りつけるので、壁に構造用合板を張っています。
TVボードの寸法を確定し、工場で作っている一ヶ月の間に、オーディオを購入されたお客様。
「ア、吊り戸棚に入れるオーディオが大きすぎる」(だって、カタログにつまみ分の大きさが書いてなかったんですよ、綿密な、私としたことが・・・。とお客様は残念がっておられました。)
それで、急遽、奥行きを深めるために壁に穴を開けています。

あとで空けたわりに TVボードと壁のくぼみはどんぴしゃでしょう。(自慢)。

おかげで、無事、扉も閉まります。よ。こんな感じです。↓
次に、TVボードの右端をどう収めたかをご紹介します。
まず、巾木の出っ張りを、隙間を埋める木(フィラー)の大きさどおりに削ります。

フィラーをはめたところ。↓
どうでしょうか、まるで最初からあったかのようなフィラーの存在感(の無さ)。

最後に、天井との境の隙間を 幕板で埋めて 完成です。
このお家は、とてもまっすぐできていたので、家具がばっちり、すきま無く収められました。
こういうことは、当然ではなく、じつは珍しいのです。
久々に、工事中、「このすきま、どうする?」という声を聞かずに施工しました。
気持ちがいい!
工場も、いい工場の、しっかりしたブラックチェリー材なので、
いいモノづくし、高品質を2日間眺めていたので、とっても幸せな私でした。
posted by Kuhcan at 11:30|
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