2019年03月20日

リノベ前の片付け

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古民家鑑定を行う家の断捨離をしてきました。

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大工さんにパートさん、お施主様あわせて8人でやりました。

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8時から6時過ぎまでやって、半分終わりました。写真は捨てる物の数です。全部で20個出ました。

  このお家はかなりモノが少なめな上、もう一軒別棟があるので、その空き部屋に荷物をしまう事でずいぶん助かりました。

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家の屋根裏です。
ここにもたくさんしまいました。大きいものから重い本まで、女手と男手の強みを活かしながらの作業です。今度出すときは、また私たちが来ないといけないです。重くて大きいから、普通では戻せない(笑)。

  工事前にモノがあると不便なので、クーカンは工事の一部として自分達で行いましたが、古民家再生協会が主導するお片づけチームなら、20万円で請け負う仕事です。
   
  お金で解決するなら頼みたい気もしますが、「これどうしますか?」とやってる最中のお客様の「私がいなくなってから捨てて」という言葉を聞いてると、やっぱり赤の他人に頼むのもなぁ〜と思ってしまいます。

  ものがなかった時代の道徳観をいまだに引きずっていると言う言い方をすればそうなのですが、あまりにも急激に、しかも長く世の中が豊かになったので、大概の人が、いるものもいらないものも恐ろしくため込んでいます。
  今教育現場では、家庭科で片付けと言う授業があります。収納教育が非常に大切になっているのは、ただもったいないととっておくことによる負の遺産がものすごいことになっているからです。それこそ人に任せれば200,000円です。

  「リフォームしようと思ったら、ものを捨てれば半分終わる」とまで言われており、施主さんにとっては大変辛い作業です。この大量に廃棄した家具たち、きっと明日になったら、捨てる罪悪感から、半分は元に戻してしまうんだろうなぁと予想しながらの1日の終わりです。

  
posted by Kuhcan at 02:13| インテリア施工例

2019年03月15日

森のオフィスB

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朝、オフィスに伺ったら、木漏れ陽が差し込んでとてもステキに見えました。
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来客スペースも、ロゴが入ってとってもいい感じ。
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いいタオルを売っているお店、っていう感じがしますかね〜
posted by Kuhcan at 21:56| インテリア施工例

森のオフィスB

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朝、オフィスに伺ったら、木漏れ陽が差し込んでとてもステキに見えました。

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来客スペースも、ロゴが入ってとってもいい感じ。

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いいタオルを売っているお店、っていう感じがしますかね〜
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2019年03月14日

円柱を据える

  柱は四角と相場が決まっておりますが、せっかくの大工さんがちゃんといる我が社ではちょくちょく丸柱を据えます。
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  円柱とはいえ外に据えるし、プレカットという機械の工場では円柱の加工はようやらん(できない)ので、大工さんがこの通り手刻みでホゾ(凸部分)を作ります。

  
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  外の柱は、石やコンクリートに直接すえると、濡れて腐って将来グスグスになってしまうので、弊社は、このようにステンレスの脚をよく使います。
  
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軒(白っぽく写っている横架材)にホゾ穴を穿ち、いよいよはめていきます。
  このホゾとほぞ穴は、少しきつめがポイントです。特に今は冬で木が乾燥して体積が小さくなっているので余計にです。
  
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きつめなので、ホゾがあっさり入ることもなく、
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下から木を当てて上方に持ち上げます。
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バールで持ち上げつつ、ジリジリと入れるんですよ。上に向かって叩けるほどの隙間がないためです。

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ぴったり納まった姿。
この後、右に見えるつっかい棒的スチール柱をようやく外し、削って白木がむき出た軒の木を塗装していきます。

  じつは、柱を入れる姿を実際に見たのは初めてでした。ブログに書こうと思って取材したからやり方がわかっただけで、私もまだまだ不勉強です。反省!
posted by Kuhcan at 21:25| インテリア施工例

2019年03月09日

「おとこなら、ここまでできたら最後までやれ!」

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と、タイトルの通り大工さん(45)にカツを入れられていたのはもう一人の大工さん(40)。
  アーチをスッキリ作ったのは良いが、片面全域にタイル張るために、切り跡のアラ隠しにしぶしぶ見切り材を入れるハメに陥っています。
  写真手前に見えるシナの見切り材、
あと一歩でキレイに曲がりきらないそうで、「樹脂の見切りをつけてはダメですか?」という40歳の問い。
  そこに45歳が
「熱で たわませたりギリギリまで薄く削いだりしたんやろ?白い樹脂に黒の塗装など剥がれたらみっともないではないか!ここまでやったのなら その木で収めるなあかんやろ!」
「それがオトコってもんや!」
  私「わー、カッコいいー!パチパチ拍手拍手

  ちょっとしたことでも、作る者には、決意が必要です。現場は、なにがベストかという決断の連続です。これで良いのかという正しい畏れと最善を探り当てる知識とセンスが問われます。
  でも悩み過ぎて迷宮入りしたら、こう言って支持してもらえるのはありがたいと感じました。

 
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posted by Kuhcan at 23:45| インテリア施工例

「おとこなら、ここまでできたら最後までやれ!」

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と、タイトルの通り大工さん(45)にカツを入れられていたのはもう一人の大工さん(40)。

  アーチをスッキリ作ったのは良いが、片面全域にタイル張るために、切り跡のアラ隠しにしぶしぶ見切り材を入れるハメに陥っています。

  写真手前に見えるシナの見切り材、
あと一歩でキレイに曲がりきらないそうで、「樹脂の見切りをつけてはダメですか?」という40歳の問い。

  そこに45歳が
「熱で たわませたりギリギリまで薄く削いだりしたんやろ?白い樹脂に黒の塗装など剥がれたらみっともないではないか!ここまでやったのなら その木で収めるなあかんやろ!」

「それがオトコってもんや!」

  私「わー、カッコいいー!パチパチ拍手拍手

  ちょっとしたことでも、作る者には、決意が必要ですね。
  私も45歳になり、そんな決意を見せて生きたい。
 と思えども、やっぱりいつまでも予算がなくて妥協とか、お客さんと趣味が合わずに妥協とか、縁起が悪いので妥協とか、そんなことばっかりです。せめて承った仕事に関しては、選択肢の中では最善を尽くしたいなと思っています。

  自分がいいと思ったことを、少々難しくてもやり抜けというシンプルないいエール「それがオトコ(漢)ってもんや。」

  しばらく口癖になりそう。

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posted by Kuhcan at 23:45| インテリア施工例

2019年03月08日

森のオフィス

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森のオフィス 8人掛けテーブルです。
パーティションが布製、と言うところがポイントです。

本当は、今年の流行色である、サーモンピンクと白が勝ったえんじ色の明るい組み合わせがいいと思ったのですが、男性の意見が勝ち残念ながら緑色になりました。

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お客様テーブルから事務所を見た感じ。

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お客様テーブルの右に見えているカラスのスクリーンは、石川県の繊維入りガラス。工場ができる最大の大きさ1メートル× 2メートル。
 100キロのガラスが、160キロの箱に入ってやってきました。

  仕上がりはもちろんシュッとしていますが、私が結局何が好きかと言うと、そういった100キロとか260キロとか言うものをうまいこと収める時が1番 燃えるのであって、仕上がりとかまぁ本当は、あくまで結果な時があります。

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いざ御開帳して、どうやったらうまく運べるのだろうかとみんなで算段している時。

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木箱を開けるのにさえ電動ドライバーを使って大工が必要です。

そこを、平塚家具のメンバーが静かにサポートしています。

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さぁ持つぞ、持つけど、落とすなよ、落とすなよという瞬間。

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そして電気を仕込む時も、
深夜まで終わらない電気屋さんを気の毒に思いクロス屋さんと大工さんがやっています。

  こういう時、「みんなと生きてるなぁ」と感じます。デザインとみんな。それが1番楽しいことです。

posted by Kuhcan at 19:16| インテリア施工例

2019年03月07日

森のオフィス(1)

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あるオフィスが完成しました。
コンセプトは「森のオフィス」。

  繊維の会社でしたので、スチールなどの金属を使う部分をなるべく少なくしました。

  木立の中で仕事してるような感じを出したかったので、パーティションに紙管を使いました。 紙管は、先日書いた建築家・坂茂のいわば専売特許のような素材です。 いつかは使ってみたいと思っていたので、社長に頼んで採用させていただきました。

  円柱は木ですと通常は1本30,000円位で、今回は50本使いましたから、材料費だけで150万円になるところが、 紙でしたので、 283,000円で済みました。

  その浮いた予算を、イタリアのオフィス家具に回しました。(本当は浮いていなどなく、安くすればもちろん喜ばれるのでしょうが、そのオフィスはもともとさほど劣悪な環境でもなく、いかにも機能していたので、それをわざわざ改装するには何かもっと強烈な美術的なインパクトが必要でした。)

 シネチカと言うそのオフィス家具は、
イタリアの家族経営のメーカーを束ねてアッセンブルしている会社です。

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イタリアのオフィスの考え方って、いまどきはこんな感じ。働き方改革って感じです。
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  冒頭に、森のオフィスと申しましたが、見ての通り、まんまこの写真に引っ張られてます(笑)。
  こんなところで働けたらほんとにいいなぁと思って採用しました。

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圧倒的に広さはイタリアが考えてるよりも狭いですが、そこはもともと建物の枠やスタッフの数、来客導線の確保などの諸事情により狭くなっています。

  今回は、空間だけでなく、改善コンサルタントの先生や、デザイナーさんの意向のもとに行った工事であり、ある程度のことが決まってからこちらがその中で選んだ部分が多く、その意味では、この狭さに関することを解決できなかったのは本当に残念だと思っています。分業の落とし穴。

続く



posted by Kuhcan at 06:51| インテリア施工例

2019年02月19日

SECOMでなにを見張るか

   あるショップの防犯カメラをどこにつけるか?という打ち合わせをしてきました。
  SECOMの担当さんは良い人で、
・美観を保ちつつ
・レジに不正がなく
・顧客の盗難もチェックでき
・夜間の侵入に安心
な位置を考えてきてくださいました。2択か3択でいいような状態でした。

  ただ、なんとなくしっくり来なくて、ちょっと考えて気づいたんです。
「この会社の社長さんははたして、自分のお客さんと社員を疑うために防犯カメラをつけるだろうか?」って。

  その社長さんは、建築に関することは大らかに任せて下さるのですが、ご自分の考えている普段のことは、こまめにお話をされます。いろいろな媒体で私たちにお伝え下さるのですが、そんな中で知ったのは「この社長さんは人の痛みがわかる、人徳と技術の両方がの高い方だ」と言うことです。

  ですのでセコムさんが迷っていらっしゃる防犯カメラの位置に関しては、「お客様に失礼にならない位置と、夜の泥棒対策だけで考えれば良いのではないでしょうか?」と答えました。
 
  社員さんがレジの数字をごまかしたら、おそらく社長さんは、セコムではなく、ご自分の人間力で解決なさる気がします。
  同じくお客様が黙って商品をお持ち帰りになることに関しては、私たち建築側の人間が、死角を作らないことや高尚な雰囲気を作ることによってある程度解決できると思います。
  私たちが心配するのは、夜わざわざ泥棒に来るような人だけであって、社員やお客様の不正は、悪いときには悪くなるし良いときには良いと言うもので、監視では何ともならないと思います。

  それは決して景気が良いからとか、世間知らずだからと言うわけではなく、私も自分の実家で泥棒のようなことをする人に何人も会ってきました。ものを盗まないまでも、給料だけもらってひたすらサボっているという人も沢山知っています。

   それでも、自分も含めてこの会社の社長さんは人を信じていらっしゃるし、それはある一つの力で、人を善良に変えていくものだと思います。

   平和が70年以上行き届いて、だめな人と良い人がいても、いずれはよくなりたいと思っている人が多数だと感じる昨今、悪い人は本当に悪い人だけになるので、(だからこそセコムが必要になると思います。)このまま平和が続いて欲しいなぁと本当に思います。

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posted by Kuhcan at 20:27| インテリア施工例

SECOMでなにを見張るか

   あるショップの防犯カメラをどこにつけるか?という打ち合わせをしてきました。
  SECOMの担当さんは良い人で、
・美観を保ちつつ
・レジに不正がなく
・顧客の盗難もチェックでき
・夜間の侵入に安心
な位置を考えてきてくださいました。2択か3択でいいような状態でした。

  ただ、なんとなくしっくり来なくて、ちょっと考えて気づいたんです。
「この会社の社長さんははたして、自分のお客さんと社員を疑うために防犯カメラをつけるだろうか?」って。

  その社長さんは、建築に関することは大らかに任せて下さるのですが、ご自分の考えている普段のことは、こまめにお話をされます。いろいろな媒体で私たちにお伝え下さるのですが、そんな中で知ったのは「この社長さんは人の痛みがわかる、人徳と技術の両方がの高い方だ」と言うことです。

  ですのでセコムさんが迷っていらっしゃる防犯カメラの位置に関しては、「お客様に失礼にならない位置と、夜の泥棒対策だけで考えれば良いのではないでしょうか?」と答えました。
 
  社員さんがレジの数字をごまかしたら、おそらく社長さんは、セコムではなく、ご自分の人間力で解決なさる気がします。
  同じくお客様が黙って商品をお持ち帰りになることに関しては、私たち建築側の人間が、死角を作らないことや高尚な雰囲気を作ることによってある程度解決できると思います。
  私たちが心配するのは、夜わざわざ泥棒に来るような人だけであって、社員やお客様の不正は、悪いときには悪くなるし良いときには良いと言うもので、監視では何ともならないと思います。

  それは決して景気が良いからとか、世間知らずだからと言うわけではなく、私も自分の実家で泥棒のようなことをする人に何人も会ってきました。ものを盗まないまでも、給料だけもらってひたすらサボっているという人も沢山知っています。

   それでも、自分も含めてこの会社の社長さんは人を信じていらっしゃるし、それはある一つの力で、人を善良に変えていくものだと思います。

   平和が70年以上行き届いて、だめな人と良い人がいても、いずれはよくなりたいと思っている人が多数だと感じる昨今、悪い人は本当に悪い人だけになるので、(だからこそセコムが必要になると思います。)このまま平和が続いて欲しいなぁと本当に思います。


posted by Kuhcan at 20:22| インテリア施工例

2019年02月12日

今あるままで幸せ

人は、「いまある存在のままで幸せ」といえる状態が本来の姿である。

という哲学があるそうです。


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 これを知った時は、
なんか…ハードル高い。

って思いましたが皆さんどうでしょうか。

  私は若い頃は、成績トップになりたくて仕方なかったし、学生の頃はオシャレなパーティに呼ばれたくて仕方なかったし、卒業後は社長になりたかったし、今は、成功した人マニアみたいになってますし、将来はフランスで暮らしたいと思っています。という、まぁまぁ鼻っ柱の強い生臭いような欲があります。

  でも、「今この存在でしあわせ」って言葉、今、すごくわかる。

  というのもそういう人が現実に居るからです。

  その家は、お父さんは3kの仕事、お母さんはパート。3人の子持ちで末っ子の野球部を続けるにはタバコや旅行を諦めないといけないくらい。もちろんモノもそんなに知らないし、海外なんていったことも行く気もない。

  それでも、その人たち、幸せなんです。家はいつもきれいにしてあるし、いつ遊びに行ってもあがれあがれと招いてくれるし、私や息子のこともいつも本気で怒ってくれたり心配してくれたりします。たった1つのものをコンビニで買うのに2人3脚で出かけたり、他所の子の夜遊び(釣り)をそこのお父さんが付き合ってくれたり、そのお父さんにご飯を作ってもらったこともあります。「お前は自分の欲ばかりで、ちゃんと大丈夫か?! 」としょっちゅう心配されます(笑)。

  人生に私のような高望みを全然していないのに、明らかに善良に楽しく生きていらっしゃいます。

  正直、私はそれまで、「上昇志向のない人なんて、犬と同じだ」位に思っていたのですがその家族と会って考えが変わりました。むしろ私って何なの? すごくイヤミで嫌な奴。と感じるようになりました。

  今あるままで幸せというのが本当。

  それを実践している家族を目の当たりにして本当に自由になった気がします。欲はあってもいいけど、自分を軽くしてくれる「意欲」だけ選ぶようになりました。余計好きなものが増えてさらに欲は深くなったのですけどね!

  本当にその家族には感謝しています。
posted by Kuhcan at 19:44| インテリア施工例

2019年02月07日

紙の柱

坂茂(ばんしげる)さんをご存知ですか?

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「建築家は、災害の地に姿を現すことがない。なぜなら、必死にお金持ちのために働いているからだ」
 と言って、段ボール紙でできた仮設住宅や、津波で流された跡地の心のよりどころになる教会を建設したりしている素晴らしい建築家です。
  フランスで、炭鉱跡地の町おこしのための若者誘致施設「ポンピドゥーセンター・メス」、大分市で市立美術館OPAMも手がけています。

  このたび、弊社では「浅野撚糸」さんと言う、科学技術賞(文部科学省)をとられた会社のオフィスを工事することになりました。

  
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ガイアの夜明けなどにも登場された社長さんは、能力が高くていらっしゃるため、とても心のひろい優しい方でしたので、坂茂さんを思い出しました。

 そこで、オフィスに紙管を使っています。

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  天井いっぱいに立ち上げるため、天井にこうして穴を開けて(右)、紙管に通しておいたリング状の板を貼って隙間をなくします。

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  坂茂さんはこの紙管を構造材として使われるすごい方なので、ある意味私たちのやり方は単なる飾り物の域は出ませんが、オフィスと言う流動的な場所なので、解体した時ゴミが極力出ないやり方を考えました。
  「建築家は、未来永劫自分の建物を残そうと頭を使う。でも私は、建物を壊す時ゴミも出ずちゃんと何もなくなるかを考えて建てている」というのが坂茂さんのテーマです。


  浅野撚糸の社長様にはとても喜ばれました。イタリアの家具が届かなくて、完成を先延ばしにしなければいけませんでしたが、何とか今月中に完成しそうです。
posted by Kuhcan at 13:50| インテリア施工例

2018年12月21日

5cmの坂があるキッチン

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賃貸住宅のキッチンを取り替えました。
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以前はこんな感じでした。

 1番変わったところは何かと言うと… 
「キッチンの上には坂がなくしてある」
ことです。

この現場、大家さんが大変良い方なので、前の賃貸人さんがごちゃごちゃにした部屋をきれいに直して次の方にお貸しになるのですが、私たちに工事を依頼される頃にはもう納期がなく、工期が20日しかありませんでした。

16畳のリビングダイニングの床をリフォームたかったのですが、そこまで解体して工事する時間がないので、このたびは床を直さず、キッチンだけを入れ替えました。

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結果…
キッチンだけは水平に取り付けたのですが、床は下がったまま。

窓のサッシがキッチンにのめり込むように下がっていく様子、お分かりでしょうか。
(家の地盤が下がって家全体が左側に落ちていっているので、窓は四角いまま傾いてます。よってなぜか開閉がスムーズです笑)。

  お施主様の住む家なら、説得してでも引っ越しを伸ばしてもらうのですが、賃貸だと納期を守るしかなく、今回はキッチンの床の下だけを真っ直ぐな上げてあるんですよ。
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お分かりでしょうか?左に向かって1番下の黒い部分が背が高くなっていく様子が…。
左のエンドパネルが床までついていないのは、床がそれだけ下がってしまっている証拠です。

このサイズのキッチン(幅3m)ごときで、3.5センチも下がっている。
  家全体だと5センチ下がっていて歩くとなんだか坂になっています。

  大家さんも大変気にされておられますので、機会があったらまっすぐに治しましょうねと言う話になっています。

  まぁ、何かと言えば、年末やクリスマスに引っ越しをしたいと言う賃借人さんのご意向だそうで。

  こういう仕事をしていると、何かちょっとした浮かれ気分の1日に物事を合わせるっていうのがどんどん嫌いになっていきます。

  クリスマスに新しい家に入ることより、今後何年もまっすぐの床の上で生活したほうが絶対に体に良いと思うからです。
posted by Kuhcan at 14:47| インテリア施工例

2018年12月20日

蓄電池導入は損か得か?

12月5日のブログで、蓄電池導入は現在のところ金額的には損です、という話をしました。

ところが今日の記事で、またまた意識がかわりました。


九州では、太陽光で発電ができすぎて、受け入れキャパをオーバーしてしまった日があるそうなんです。

となると、せっかく作った太陽光が買ってもらえません。
長い目で見ても、太陽光発電の供給過多を補うためのインフラが電力会社にはノルマとなり、
そのインフラ設備コスト捻出のために売電はますます安くなる可能性があります。

そんな中、蓄電池は、停電の時はもちろん、そんなリスクにも対応できる製品ということになります。

さらに、2019年度の売電価格改正(いわゆる新FIT法の継続停止。)で、売電は10円前後にしかならない結果が出ていますから、
蓄電池をつける人が多くなり、蓄電池の価格は普及により安く手に入るようになるともいわれています。
(一応政府は、1Kw蓄電あたり機械を10万円を下回るようにメーカーに指示を出しています。)

ですので、太陽光発電中の方、また、暖かい地方の方、太陽光だけではなく、蓄電池を併せてご検討くださいね。

ちなみにこの記事では政府が、第五次エネルギーとして、水素エネルギーを想定しているとのこと。
太陽光の次は、水素ですよ。水素(H)っていうと難しいですが 水(H2O)からできるんですから
多分さほど難しいことではありません。(難しい部分を開発者任せにしてれば・・・ですけど( ´∀` ))

科学の進化ってすごいですよね。
そんな化学が家庭に持ち込まれていて、ほんとにすごい文明社会だなって感心しています。
これも、陰ひなたでエンジニアの方々が良い頭を使って考えてくださっているおかげです。尊敬します。

うちの子、一人くらいはエンジニアにならないかなーって思っているんですよ。

posted by Kuhcan at 09:10| インテリア施工例

2018年12月14日

床下のリフォーム

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↑ 築40年ほど前の家では、床板を1枚剥がすと、こんな風に地面の土がむき出しになっている場合があります。

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@
土から上がってくる湿気を止める必要があり、写真のように防湿ポリエチレンフィルムをかぶせます。

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A
根太という木を仕組み、床に強度を持たせます。

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B
根太の間に断熱材を充填していきます。@の防湿フイルムがしていないと、この断熱材に床下からの湿気がびっしょりと溜まってしまい、根太や土台の木が腐ってしまう原因になります。

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C
構造用ご飯12ミリをかぶせ、床の振動が少なくなるようにします。

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D
床板を貼って完成です。

この現場は、ささら階段と言って、階段が床に斜めに刺さっている仕上げ。ささら廻りを切り欠くので、それなりに器用さが必要です。

 
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家って、丈夫なものなんでしょうけれど、戦後〜昭和時代の建て方だと、意外とペンペラペンだったりするんですよね…。

  リフォームをすると、こうやって家も丈夫になるし暖かくもなるので、お金を使う甲斐はとてもあると思いますよ。
  あと最近は格安リフォーム店のようなものも大変人気ですが、私どもは値段の安さがウリの、表面だけがきれいになる仕事はせず、そもそも現代的に家をなおしたいと思っているので、断熱を入れたり壁をめくったりとちゃんと直します。

  せっかくのお金がもったいないので、上っ面だけ直すリフォームは嫌いです。
posted by Kuhcan at 23:28| インテリア施工例

2018年11月29日

清水の家 壁の通気とは

「外壁通気工法」
と言うと、何やら凄いことをやっているように聞こえますが、いたってシンプルなことです。

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@外壁の透湿防水シートの上に、まばら(455mm間隔)に桟木を打ち、

A軒裏天井と壁のコーナー部分には、通気見切り(穴だらけのアルミスペーサー)を取り付けます。

Bその後、サイディングやモルタル下地といったいわゆる「外壁の板」を施行していきます。

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この見切りは横から見るとこうなっていて、上から雨が侵入しても、この穴を通して落ちるような仕組み。
さらには、床下から上がってくる湿気を、この木と木の1.5cmの隙間で上げてきて、見切りの穴から放出する。

  こうして壁の中に湿気がこもらないようになっています。

  すなわち外壁通気工法とは、
「外壁の裏側に空気のスキマがある」
「壁の上と下の端には、水や空気の通り道がある」
  と言う仕組みです。

  雨男100%シャットアウトするのではなく、「雨はどこからでも入ってくるから入ったら乾かそう。」と自然に逆らわない考え方です。

  私は非常にこれは理にかなっていると思っていて、共存の精神がすばらしいと思っています。
posted by Kuhcan at 16:36| インテリア施工例

2018年11月25日

清水の家 発砲ウレタン断熱

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断熱工事が終わりました。

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このように、ぴっちりと
・屋根裏
・外壁
を、発砲ウレタンで包みます。

  電気配線も埋めるのが良いとされているのですが、意外とその後の配線の計画が変わるので、断熱材に電線を埋めるのはやめています。
  
  今日は朝から暖かかったので、外より中の方が一度ほど涼しい状況でした。
  
  お施主様と、テレビコンセントの位置や、和室の照明計画などを変更して帰ってきました。

  図面の計画では思っていなかった位置にものを置きたくなる事はあるので、こうして実際に見回りながら、照明プランを変更します。

  一般の会社的には、ある意味ロスタイムとされがちなのですが、クーカンでは大事な打ち合わせだと思っていつも行っています。
 
  
posted by Kuhcan at 21:35| インテリア施工例

2018年11月08日

ピンクのソファマリリン

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クーカンの事務所にステキな女の子がやってきましたよ。

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キタニジャパンが誇る、「マリリン」。2016年G7の伊勢志摩サミットの迎賓ホールに置かれ、ドイツのメルケル首相やオバマ大統領、フランスのオランド大統領にイギリスのキャメロン首相…日本ではもちろん安倍晋三首相!名だたる各国首脳をお迎えしたソファです。

PRICE:
Sofa.     ...\339,000-(2tone fablic)
Ottoman...\123,000-(2tone fablic)
                       スパーク2(キラリマーク)︎ without tax

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ウオルナット色を弱めるため、白をかけて塗ってもらったアームです。
( たまにはちょっとインテリアコーディネーターらしい、細かいことに配慮してみました。)

  皆さん座りに来てください。
posted by Kuhcan at 18:48| インテリア施工例

2018年11月07日

清水の家 断熱工事:屋根裏

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天井や壁ができる前の姿です。

屋根裏をよく見ると、
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こんな風にダンボールが詰まっています。
これはどうなっているかというと、
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このように折ってあり、屋根裏合板と発泡ウレタン断熱素材との隙間を確保しています。
 垂木と垂木の間に充填していっています。

  ダンボールがないと外気に繋がってるのがわかる写真↓
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 こんな風に木とダンボールがぴっちり充填できるわけですが、木はプレカットといって工場で、組み立てる溝や位置がうまくカットされてきています。ロボットの精密さがあるからできることです。改めて、現代の工業ってすごいなと感じます。

  このアクアスペーサーでできた隙間を、外側からどう蓋をするか?は次の工程となります。
  
posted by Kuhcan at 08:38| インテリア施工例

2018年10月19日

紙製のキャリーケース 爆再生

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紙製のキャリーケースを6年以上愛用しています。その名前は、グローブトロッターではなく、
「Time Voyger タイム ボイジャー」。
新潟県の安達紙器という会社の製品です。

この度、縦の真鍮色の金具がとうとう壊れたので、修理に出しました。

  
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この鞄、ニューヨークに始まり、パリ、ミラノ、ドバイと、いろんな所に連れて行きました。横浜で金具がご臨終となったのですが、愛着は増すばかり。
  というのも正直、まず壊れるのはキャスターだろうと思っていたんです。海外の凸凹道、田舎のアスファルト、敦賀の砂浜にさえ登場したこのキャリーケース。
  幾多のハードな体験を超えてまだなんともないキャスター(キャリー)!!
  人間ではないけど、この子すごい!根性があって好き!と思っていました。
  
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  また、この角のレザー部分も丈夫です。国際線だと機内に持ち込めますが、国内線では、たびたび預ける羽目に。それでも全然角がイッてないです。紙も革も自然のものなのに、すごい!

  さらに感動したのは、メンテナンスの対応!!!
  「送料込みで、4320円」(星1︎行きは私の負担)
 で、まさかまさか!表面が、キレイになって帰ってきました!
  電話口で親切そうな男性が「発売当初より使ってくれてありがとう」と言ってた割に、表面が汚いことになんのリアクションもなかったので、まさか…と期待はしていたのですが。

  何をどうしたのか?グレーに擦れまくっていた正面下部の傷が、新品みたいになっていました。
  ありがとうございます安達紙器さん!!

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上のとこだけぱかっと開くので、本当に出張に便利です。

あまりに嬉しかったので、これからモレラにあるライムズ カラーパレット店にて、販売をスタートする運びです。

 お気になった方は、お求めください。後悔させません。


posted by Kuhcan at 09:05| インテリア施工例