2022年10月28日

冬にエアコンは使いません

めっきり冷え込んできて、すっかり秋です。
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今朝ニュースを見ていたら、電力高騰で一般家庭の主婦はこまめに節電をしていると言う取材。
「炊飯ジャーで炊いたらすぐ電源を抜きます」
「寒くなりましたがエアコンもかけずにまだ我慢しています。」
とのこと。

 実は私はこの手のこまめな節約は反対派で、いくらも変わらんでしょ?辛気くさい話しだなぁ、と聞いていました。

…が、その主婦がこう続けました。

「(記者)エアコンの電源も、抜きっぱなしなんですね」
「(主婦) はい、そうです。冬はエアコン使わないんで。」
「(記者)使わないんですか?!」
「(主婦) はい、パパがあったかいんで」

 えー…そういうハナシなのきらきらきらきらきらきら
 
 2日ほど経ちましたが、寒いなと思うたびに、このコメントを思い出します。心があったかくなりますハート️ 幸せな人生だなぁ。 
 

posted by Kuhcan at 04:28| 日記

2022年10月23日

経営体験発表


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 10月22日、岐阜実践経営塾(旧盛和塾)で、経営体験発表を行ってきました。

 当日は、岡山の幕末の為政者「山田方谷」6代目の野島先生のご講演がメインだったので、会場は満員。会社の経営者はもちろん、その会社の従業員さん達もたくさん参加しておられ、なんと140人。

 この発表では、自社の財務と経営理念、実践の方法をつまびらかに述べ、それに対して6人の世話人さんが、質問やコメントの100本ノックを行うものです。会社の 危ないところはどこか、また、伸ばすべきところはどこか?それぞれの意見がそれぞれの角度から飛んできます。

 いわゆるコンサルタントさんはおらず、実際に経営の舵取りをしている皆さんがそれを行うので、鋭い質問がどんどん飛んできます。また、岐阜塾は、情のある社長さんが多いため、忌憚ない意見がポンポン飛び出します。
 発表する方は大体しどろもどろで、傷まわしになります。

 入塾して5年半、恐れていたこの日がやってき、予想通り、私は翌日である今朝、体中が痛いです勝ち誇り 質問されて体中が痛いなんてなかなかあるものではありませんが、それぐらいの負荷がかかります。

 というのも、私が話した言葉の薄っぺらいところはすぐに見抜かれ、逆に、本当に思っている事は尊重してコメントが放たれます。多分人生で1番、的確に吊し上げられている瞬間。

 私はプレゼンが長すぎ、「人の時間をどう思ってるんだ」と言う叱責から始まりました。さらに「長い割りにはよくわかんない」と続き、「そんな薄っぺらい○◯、なんなんだよ…逆にいらないよ。」と腹を立てられる始末。

 発表会+二次会+三次会、足かけ6時間以上もそれは続くのですが、まぁ何しろ、あんなキレキレの社長さん達に突っ込まれ続けると言うのは未知の世界で、全く怖い会場です。

 でもこんなにありがたい話はないと、私は受け答えに必死でした。
 実際、暖かく理解あるお言葉たくさんいただきました。怒られているんだけれど、ここまで親身に考えて下さり、また教えて下さって…ほんとに独特な場所です。

 会場にいた夫からも「俺は楽しかった。上手くなる100本ノックって気がする」と、爽やか。「取れるボールも取れんボールもある。でも全部うちらに向かって打たれているわけやから。」


 御歴々の社長さん達からしたら赤子のような会社を、あんなに熱心に指導してくださったことにはとにかく感謝です。
 今朝は、たっぷり寝た割に、頭も激痛だし体は本気で痛いし、足さえしびれている始末ですが、またここから、始めていきたいと思います。
posted by Kuhcan at 07:56| 日記

2022年10月16日

ネットワークビジネスは悪だ!と言える理由

 悪徳商法と言う言葉がぴったりの、ネットワークビジネス(マルチ講)。
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 今週末も、インフレになってしまった建築業界の見積もりを提出しながら、自分の価格が誠実かどうかを必死に胸に問いかけながら、提案を進めています。
 ネットワークビジネスがどう違うのか?しみじみ考えています。

 私の○ム◯エ◯との出会いは、22歳、初めて入社した会社の社員研修中でした。

 同僚が「研修が終わったら、博報堂に勤めている先輩に会うがどうか?」と言うので、思わず興味津々でついていった先で、販売員として勧誘されました。

 商売をやっている実家に育ったので、ネットワークビジネスの魅力を語られているそばから、理屈がおかしいとすぐ感じました。

・売り子を増やした人のランクが上がる。

・1つの商品のロット(最小発注単位)がどれも結局は20万円位と、高額。たくさんの種類を買ってもらえるほど、在庫を抱える羽目になる。

・たくさん商品を売った人よりも、たくさん売り子を見つけてきた人の方が、原価率が早く下がる。

・95%で始まる原価率が、最終的には30%まで下がり、全国大会で発表の権利やホテル無料宿泊の接待を受けられる。

 以上のことを考えると、正直なところ、売り子さんとはいえ、立派な商店規模の仕入れや売る心構えが必要になります。これを商売のシロウトに「契約しないと帰れない」まで平気でゴリ押ししている会社の恐ろしさを感じます。

 そもそも、副業で始める初期投資としては、高くつきます。もの売りの素人が200万円以上の在庫をすぐ抱える羽目になるシステムは、間違っていると思いました。

 それに、原価率が95%って何?そんなことで儲かるわけがありません。しかも、売り子ランキング表の△ピラミッドでは、売り子の7割が原価率95%止まりで止めていくのだそうです。
 5%の粗利益では、フライパン1つ、洗剤1つを売るためにコーヒーを奢ったり、客に会うために電車に乗ったりしたら、すぐ赤字になります。

 かといって買う側としても、「その製品ランクなら1〜4万円出せば売っているだろう」製品が10万円の定価です。(だから最後は30%にできる)。

 皆さんが商売のあれこれ、本当に良いフライパンのあれこれを勉強しておられれば、そんな悪い条件で商品を購入することも、在庫を抱えて売りに行かされることもない。

 だから私は断固としてネットワークビジネス反対派です。儲かるのは本部だけだからです。

 私はその後も、販売力があると思われたのか、○セラー○化粧品など5社ほど誘いを受けまして、つまり無駄にネットワークビジネスのシステムを聞かされまして、高い薬を買わされたり、リフォーム工事を人質に契約を迫られたり、あの手この手で時間と気力を使わされました。ますます嫌いになりました。

 ネットワークビジネスは、売る前線の人間と、買う人を騙しがちです。皆さんくれぐれも、適正な価格でものを購入できるよう、「賢い消費者」になっていただければと思います。

 
posted by Kuhcan at 18:33| 日記

2022年08月24日

道が空いている朝

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今朝は、平日(水曜日)の朝なのに、えらく道が空いてるなぁ。

 コロナが始まっても、岐阜県は、日本人の雇い止めは少ないのです。
それでも、こんなに出社している人が少ないのを見ると、大丈夫なのかな…と心配になります。

 渋滞の頃は、「こんなにみんなであくせく働いて悲しいなぁ」と思った日もあるし、こうして少なければ少ないで、「大丈夫かなぁ」と心配になり。いつも何かしら問題はあるものですね。

 それに最近は、道端の看板がガラガラで、「広告募集中」の張り紙をよく見ます。広告も出せないほど、世の中は逼迫しているのだと実感します。

 日立キャピタル元社長の花房正義さんに、「世界を、時系列の数字でよく見なさい。そうすると見えてくるものがある。」と言われているので、こんな風景を見ながら、大垣市の世帯年収や、高齢者率、就労人口の割合等をググッています。

 グラフを見れば見るほど、世の中の問題が浮かんできて、なるほど、これか。という思いです。
 
 ちなみに大垣市の世帯年収の平均は521万円で、全国平均の503万円より18万円高く、就労人口割合も全国平均よりずいぶん上回る57%です。女性の就労も48%で、全国815自治体内で222位です。

 こう見るとなかなか調子の良い街なのに、先程の、朝のガラガラの道の状態。
 というのもグラフは2015年の調査の結果だから。この大きく変わった7年の間に、どうなったのか、気をつけて見ていこうと思います。

 今朝はまた、こんなこともありました。
 コロナの濃厚接触になり、会社に来れなかったスタッフがようやく出勤してきたのですが、「夫婦で10日も仕事に行けないモノだから、収入がどうなるんだとかなりドキドキだったよ…」と言っていました。

 この不透明な世の中、コロナで体の具合が悪くなり、外出を禁止され、お金が足りない、と心配するのは心身ともの健康に悪いですね。いわゆ悪いスパイラルです。

  不幸中の幸いでその人は、一家でコロナに感染したものの、みんな無事だったし、有給が余っていたためそれを充当することができました。

 健康で働いてこられたので余っていた有給です。過去の自分が今の自分を助ける。
 
 コロナに感染しても、「人生のちょっとした出来事」で終わるように生きたいし、会社もそのようにサポートしたいものです。(コロナが始まった頃、家族の感染に責任を感じて自殺した遺族があると聞きましたが、本当に胸の痛い話です。)

 こんな変な世の中だからこそ、 
 今日もがんばって汗かいて働こう!


 
posted by Kuhcan at 09:17| 日記

2022年08月19日

ガラスの天井ではない、建築界のコンクリート天井を打ち破るのは誰か

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アメリカBloombergの記事で、
「建築業界の女性進出が青天井で進んでいる」
と言う記事がありました。


弊社も全く以てそうで、社内の女性率は85%。
「ガラスの天井」どころか「コンクリート製の分厚い天井」であった建築業において、逆に、要職になぜ女性がいなかったの???と不思議に思うほどの活躍をして頂いています。
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アメリカでは2022年に14%越え。

 私はなんとなくですが、2080年くらいになると、いわゆる「本社」「シンクタンク」「コンサル」といういわゆる頭脳的な場所で、女性割合が6割を占めるようになるんじゃないか?と予測しています。

 予測のつかないVUCAな世界では、女性のセンシティブな勘や不正を忖度しない世界観は、有用です。

 大きなゼネコンのビル現場で、腰袋(10kg)をつけて工事に挑んでいる華奢な若い女性なんかを見ていると、良いなぁ〜と感じます。現場でたくさんいろんなことを学んで、いつか幹部になっていただきたいものです。

 私がこの会社を始めた頃は、下請けの会社さんが平気で女性スタッフのお尻を触ったり、朝からエロトーク三昧だったりと、女に全員キャバ嬢の寛容さを求めてる人がチラホラいてびっくりしました。 (夫婦仲の良い職人さんだけにしぼったので、今はたいへん健全な男性ばかりですよ。)

 はたまた取締役の私となると、自分のアイデアなのに銀行さんから、「あなたは女性ですし子供もいるから、(将来的に長く続くかわからないので、)ご主人にしか融資はしません」と全く信用されず、戦略上、主人の収入だけ上がっていくと言う現状もありました。私が給料を決めているにもかかわらず、です。


 女性で子どもを産む機能がある人は、仕事も出産も選べるので、元来、自由でタフなはずです。
 
 ただ私も3人を育てて、その「選択の自由のホンネ」…実は一つも自由などない。には驚愕しましたが、それでも、子育て(人の育成)、母という肩書き(社会からの信用のなさ)、という1種の苦行を通して、人生が変わるほど学び、強く大きくなりました。

 そんな経験豊富な女性たちが、新しい「建築業界の価値観」を切り開いていくことは必然でしょう、明るく朗らかで穏やかなモノになっていくと思います。

 これからは、働くお父さんではなく、働くお母さんが、労働意欲の高い子供を育て、同時に生産性のある職場を作ると思っています。

 世の中で、労働しないことが理想であるかのような表現が出回っていますが、本当に悲しいことです。

 「人は、遊んでいる時よりも働いている時の方が幸せである。そんな『労働の尊厳』を日本人はもっている」と言ったのは稲盛和夫さんですが、この言葉、ちゃんとはやらせていきたいと思います。
 
 デジタルを崇めすぎてリモートワークで加速する、室内で楽していても命が続くなどと幻想を抱かせるシステム、人の動物的なカンを失わせる国の政策が、これ以上増えないことを、心から願います。
posted by Kuhcan at 07:10| 日記

2022年07月14日

スリランカの破産

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スリランカの破産、
安倍元総理の銃撃、
うちの次男の手首骨折、
それが7月7日から9日に起こった出来事です。

 ちなみにうちの次男の骨折は、時間外なのに近所の先生がすぐに見てくださり、歪んだ部分を直してギブスをはめてくださったせいで、小康状態となりました。誕生日だった息子はそのまま東京に遊びに行き、二日間堪能して帰って参りました。
 
 そんな事はともかく、
国が破産すると、初めて聞いたのはスペインやブラジルの事です。数年経ちましたが下の国は大丈夫で、突然スリランカが破産しました。
 政治の政策がうまくいっていなかったとありますが、妙に茶葉を無農薬で育てロハスにしようとしすぎたり、過剰な設備投資で中国からの借金を増やしすぎたりしたのだそうです。

 正直なところ、いくら政策がまずくても、国が破産すると言うのはものすごいことで、やはり、暑すぎる寒すぎるなど気候が悪いのか、それとも1部の権力者が富を独占してしまったのか、そういったところもあるような気がしています。

 地球のどの位置に国があるか、で国の豊かさはずいぶん変わってしまいます。
  日本のように、資源は無いものの海に囲まれたせいで敵を防げる立地、山林が3分の2以上を占めるせいで水が十分にあること、先祖が濃厚民族だったせいで温暖な性格であること、
こういった、自分ではどうしようもないものに守られていたりします。

 そう思うと、スリランカとはどんな地の利があって、どんな性格の人が住んで、どんな人が政治を司っていたんだろうと不思議に思います。周りにスリランカ通がいないので、1週間経ちましたがいまだに真相が謎のままです。

 国の気候や国土の豊かさで大きな理由があるなら別ですが、もしそんな条件の悪い中で、人間(為政者)が国民に富を分け与えず破産してしまったのだとしたら、大変残念な話です。

 なぜこんな話をするかと言うと、最近、空き家の相談が増えたのですが、あまりにも、不動産業者さんに知識がないなと思うことが多いです。
 お客さんにとって危ない土地取引を平気で進めようとするので、こういう人が増えると世の中良くないなと憤っています。

 スリランカの政治家がろくに勉強もせず、国をつかさどっていたのだとしたら本当に腹立たしい話です。「秩序を回復せよ」と大統領代理が軍に命令を出したと言うニュースを見て、「生命とは、秩序を自己形成する力」と言う生物学者の言葉を思い出します。
 
 一朝一夕にはできない「秩序」。
日本ももう少し,他者に想いを致す生命力を取り戻したいと思います。


posted by Kuhcan at 18:48| 日記

2022年06月30日

ネガティブな気持ちに名前をつけるよりポジティブな気持ちに名前をつけてほしい。


 インポスター症候群,というのがあるそうです。最近スペインのドラマを見ていて知りました。「自分の功績を、自分の努力や実力の賜物と認めずに、『私は運がいいだけ』『必要以上に人から評価されているだけで、人を騙している気がする』と感じてしまう心の状態」
 をいうのだそうです。

 私、なぜこの症状が日本で話題にならないのか、考えてみました。それは、
 日本が、そもそも、「運がいいだけで人から評価される」と感じるインポスター状態を「謙虚さ」と言う言葉で褒めているからではないかと思います。

 海外ではまるで病気みたいですが、インポスター症候群の感じ方は、日本では普通に、「謙虚な努力家の真面目な感じ方」として、むしろ、他人からは好感を持たれる状態だと思います。

 日本では、ほとんどの成功者が「自分の力は微力で、人や出来事の巡り合わせのおかげです」と公言しています。
 でも外国だと、ありがたいな、と感じるならもっとスタッフに金を払えよとか、そんなにギャラを取るなよとか、なにがしかの横槍が入るのでしょうね。
 本来の真理である「他人のおかげ」が表立って言えない環境がダメなんじゃないでしょうか。

 だから達成しても、そこを狙うハイエナから身を守るように、一生懸命バリケードを張るので、結局は1人になって疲れてしまうのではないでしょうか。

 つまり、外国は、もともと狩猟民族でもあったし攻撃的なので、他人に気を許すベーシックな流れがあまりないのだろうなと感じます。感謝なんかしててもいつ裏切られるのかわからない環境から来た症状なのだろうと思います。

 それに比べて日本は、トップ企業の経営者も世界的な低賃金で有名なほどなので、成功がそこまで金銭的なものを伴わないし、おこぼれを狙う人も少ないから、光が弱い代わりに闇も薄い。(根が農耕民族だから、欲も穏やかなんだろう。)
 だからインポスターと言う言葉がはやらないのだろうと思います。

 また、全く別の視点でも考えてみました。

 「負け犬(古い?)」とか、「マウント」とか、「インポスター」とか、昔だったら生きてく上で普通に認められてきたこと、つまり、人より秀でていることや、何かを達成することが、悪いことかのように言葉になっていきます。

 「達成してない人」に配慮しすぎて、心の弱さへの同調圧力をひしひしと感じます。
 これは言い換えれば、それだけ勝てないと「感じて諦めたくなる」人が多いのでしょうか。慰める言葉ばかり増えたような気がします。

 私はまだまだ発展途上ですし、勝てない人や至らない世界など山ほどありますが、いつか「自分が良いと思う何かを」達成したいと言うむやみな希望を持って生きています。
 それは自分から湧いてくることなので、いつまでたっても満足しないと思います。
 逆に、達成したところで人から見たら大したことがないのだろうとも思います。

 でも、だからのんきで面白いのです。

 そういうポジティブな心理をもっと名前にしてほしいですね。ネガティブなものに名前をつけることばかり、世間が上手くなるのもどうなのかなと感じています。

 
 
posted by Kuhcan at 01:45| 日記

2022年06月20日

石川産の鯛

なんでこんな鯛が398円なんだろう。蛍の光が鳴ってるスーパーで、目も黒々としているのに3匹売れ残っていた。食べないと申し訳ないような気がして思わず買い占め。
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 塩焼きにして食べたら脂がのって最高。
 鱗をとってないのかなと思ったらそれも取ってある。内臓まで処理してある。

 熊本のトマトはパックで198円。

 何でもない日に尾頭付きの鯛を食べてしまった。インフレ真っ最中の日本国にて。

 すごい罪悪感と緊張感。

 でもおいしかった。

 それでも…

 これでいいのかなといろいろな思いさざめく、石川県の鯛なのでした。
posted by Kuhcan at 21:23| 日記

2022年03月29日

春にハッとする

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 春です。
雨上がりの堤防に、とつぜん桜や菜の花が芽吹き、伊吹山はまだ残雪。

 この1週間、全集中の呼吸で仕事をしたら、6日目にヨロヨロになりました。12時間接客耐久レースで憔悴しきったのですが、一晩寝たらちゃんと元に戻って、7日目も無事終了です。
 こんなに目一杯 手を広げちゃって、私もよくやるよ。と、疲れ果てたもう1人の私が呆れています。
 さて、耐久レース中の4時間目、移動中の堤防で見たこの風景。
 昨日までなんでもなかった堤防が、急に春になっていました。
 命の芽吹きって、ほんとにこんなに急に、起こります。まさに花が開くように、花が開くんです。
 この堤防に上がった途端、あまりの命の息遣いに、ただただ無意味にハッとしました。
 
 その時 思いました。
 自分の命は、生まれただけでは足りなくて、こういう山や草木や人の声など、形のないもののからも与えられていて、それを吸収して、大きくなっているんだろうなと。
 そういう考えが、急に自分に浮かびました。
 だから、どれだけ疲れ果てても、私はまだ何かに希望を持って、青春できるんだろうなと。
 この堤防は、羽島市小熊町の境川の南側の堤防です。大人になって初めて知った場所ですが、この堤防の景色が変わるたびに、なぜか、幸せな悟りような思いが、四季折々で閃きます。
 相性の良い堤防です。
posted by Kuhcan at 03:45| 日記

2022年03月05日

ペンと金槌をもて

津田梅子 いよいよお札になりますね。

「男を立て従うことが女の道じゃない。そんな結婚ムリ!」

「自分の頭で考えてないから女はダメなんだよ。
それに自分1人じゃ稼げないから男から自立できないんだよ。
 だから私、学校作ります。」

 100年前に仰ってたこと、テレビを見ながら何回も「これまだ私も言ってる!」と叫ぶ羽目になりました。
 そして、言ってて、100年後なのにまだ若干、まわりから浮きます。女の人からも浮きます。なぜかその言葉で傷つく人までいます。(今の自分の暗たんたる状況に気づきたくないため。)

でもずいぶん良くなりました。
 特に大阪なんかでは、こういう女は喜ばれるので、ほんとにあとちょっとなんじゃないかと思っています。残念ながら住んでいるのが岐阜なので、アホみたいに古い人たくさんまだいますが、私の場合は、夫や父が、女性の優秀さも好きな人なので、家に帰ってリセットできるので良いのですが。

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 梅子先生。
あの時代に始めてくださってありがとうございます。先生があれだけ嫌悪した隷属的な結婚ではなく、こうしてパートナーシップのある結婚ができる時代になりました。
 女が賢くても生きる道がたくさんある時代になりました。

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 これからの世の中は、子供を産む人と経済を回す人が、うまいこと共存できるかにかかってます。産めよ増やせよですが、どうしたって子供を産むと仕事は本当に支障が出ます。そして人口の半数である男性は出産できない問題があります。
 ここ、育児さえもある程度ワークシェアできると本当にいいんですけど。幼少者を教育できるプロの養成をわたしはずっと望んでいます。

 あと、これはうめ子先生からは少し外れますが、ワーカーとインテリも、まだ分断気味なので早く融合するといいなと思ってます。

 手を動かしてくれる人は国の力。
 頭を動かしてくれる人は国の心。

でも天才でない庶民の私たちは、力あり心もある必要があると思っています。みんながもっとベタな仕事とクリエイティブな仕事、2つとも喜んでやるようになればいいなと思います。
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 理想社会まで道のりが遠いですが、この年になり、何が理想かがわかるようになっただけでも進歩です。ありがたいと思ってます。

 余談ですがTVでは…古民家の縁側の柱が杉なのがどうも引っかかりました。ちょっとそこ残念。
 100年後の日本に向けてわたしは、古民家再生やってます。
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posted by Kuhcan at 23:53| 日記

2022年02月14日

経営者は、日曜日休まんといてほしいんですね…合法だから。

 私の大好きな高井法博(税理士)先生は、いつも上記タイトルの通りを、真顔でおっしゃってて、私を笑わせます。
 「会社の経営状態が悪いんです、と言いながら休んでいる人がいるんですよね。ちょっと信じられませんよね…。
 あのォ〜、赤字の会社の皆さんは、休まないでいただきたいんですよね。
 というのも、従業員には労働時間の制限がありますがね、経営者にはないんですね。
 つまり全く合法的に、365日24時間働けるわけですね。
 それなのに休んでいる人がいるんですね。
 私にはわかりませんね理由が。」

 三重の古民家再生協会の支部長が、私にこのセリフを聞いてから、働くのがすごく楽になったと教えてくださいました。「だってオレ、働くの好きなんだよ。本当は。」

 みんな働き者ですね。ウチの大工さんを始め、だんだんこんな人ばっかりで私の周りは固められていきます。類は友を呼ぶ。

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 ところでその先生が、
面白い絵(額)を貰われました。

 明治生まれの小説家、武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)の直筆の額です。

 それだけで十分、驚愕(ちょっと韻を踏みました。)なんですが、高井先生は、そんなことで面白がってちゃいけない、裏の、武者小路直筆のこの手紙を読んでくれ、と言うわけです。

 詳しくは忘れましたがこうです。

「〇〇くん、僕は、旅行に行きますので20,000円ほど送ってください。10,000円ならすぐでしょうから、すぐ送ってください。あっ、でも続きのお金もすぐくださいよ。
 と言うのも、原稿料が入ると思ったらちっとももらえないし、君が貸してくれると思うので旅行に出かけるんですから、なければ困るんです。だから早くね。
 妻は病気で心労もかけたくないので、つまりは君が頼りなのですから、僕が旅行に行くためには、君が必ずお金を送ってくださいよ」

 とこんな調子の、お金を無心する手紙なのです。
 一体どういう関係の人にここまで図々しくお願いできるのかよく分かりませんが、あまりに自分勝手なので、横で読んでいた設計士の八神先生が「俺の昔のボスにそっくりだなぁ…このノリ。」と苦笑いしておられました。

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 時期的に、おそらく戦前だろうと言う話になったんですが、80年位前の借金話のやり取りが、たった今行われているかのように感じられました。
 古民家や何百年も経った建築を見ていると、歴史が歴史じゃなくなる時があるのですが、言葉こそ、本当に不思議ですね。昔の人がすぐそばにいるような気になるんですから。
 確かに、渋沢栄一の理論がいまだに素敵だったり、1000年前の吉田兼好の描く人間の性質はいまだにそんなもんだなと思ったりしますもんね。

 48年間生きてきた感じと、こんな体験がたくさん入り混じって、私最近、歴史を歴史と感じない感覚がわかってきました。遠い世界なのではなく、現代のちょっと前なだけなんです。

 松下幸之助が500年先を構想した理由、ガウディがサグラダファミリアを500年で完成させようとした感覚、ドラえもんがどこでもドアを持ってるセンス、
 昔はとんでもないことだと思っていましたが、今なんだか身近です。

 48歳って、年取って惨めと言われがちですけど、歳をとらないとこんな不思議な感じもわからない。これからもっと耄碌して、100歳になる頃には現実とあの世の境がなくなり、そして安らかにこの世からフェードアウトできるんだなぁと、なんだかわかってきました。ふわっとするのは幸せです。

 だからせめて85歳までは、矍鑠と地面を踏みしめて、世の中の役に立っていたいなぁ。そのためにはやっぱり、日曜日も、休まずに居れる青春人生、送ろう。と思うのでした。

 
posted by Kuhcan at 23:14| 日記

2022年01月22日

小3の算数の図形

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「算数の授業で作った」三角柱、円柱、四角柱があったそうで、当時小3だった長男が
「先生がずっとちゅーちゅー言っとったで」作ったネズミ。

 ネズミはできたけど多分「ちゅー」が「柱」の意味とは知らずに授業を終えてます。

 漢字が読めるのが賢いのか、瞬時にこのプロポーションを決めれるのが賢いのか?

 私は後者の方が面白いと思ったので、彼の社会性(の足りなさ)をスルーして育てました。結果、小4から高3まで、宿題や書類を出さないので、先生に嫌われて軽蔑されて大きくなりました。

 学校ってそんなところがありますよね。
試験の数値と、集団への姿勢で、評価に至ります。このネズミが作れる価値は低い。中には運動会でMVPでも体育で3をつけられる子もいます。

 だから、現代の複合的なアルゴリズムが成立してない学校に、私は抵抗感があります。
 夜、狭い家に近所の子どもを集めて伝えるのは、「学校から評価される事に自分のモチベーションをおくな」という事。生命力や感性を学校は評価できてないとおもいます。逆にただ記憶力が良いだけで賞賛される子供にも、警告を鳴らしています。妄想力や「やってみたい」がなければだめだと。

 そして、学校に媚びなかった長男は、高3のオープンキャンパスで模型を作っただけで合格をもらってきました。「芸大を受験するなんて、なに様のつもりか!?親不孝者」とまで担任に言われていましたが、そこでへこたれなかった彼はアイデンティティがしっかりしています。

 芸大の案内本を読んだら、先生たちが多種多様な価値基準で若い世代を育てる気概を感じ、彼はようやくここに辿り着けたなと感じました。

 だからそれまで12年間、不提出の王様だった息子は、「提出物」で優をとれる子に瞬時に変わりました。
 1月1日から先輩の作品の手伝いに行き、おばあちゃん家の一戸建てに友達を招き入れて夜昼なく自分の作品も作っています。
 寝れないとお婆ちゃんに嘆かれたので彼女と部屋も借り、1日一食しか食べないし契約書も書けないし電気も点けっぱなしなのに、独身で終わらぬよう早めに結婚するそうです。

 小四くらいで一旦は消えていった彼のクリエイティビティーが、こうして10年後に復活し、評価されているのを見るのは感慨深いものがあります。
 そして、これだけ親に放っておかれ先生にバカにされても、ちゃんと人を手伝い、甲斐性をみせ(ようとし)ていることにも。
 
 私はここに稲盛和夫氏の言う「宇宙の法則」を感じます。万物は(元素や素粒子に至るまで)、そもそも成長発展するように宿命づけられているという物理の哲学です。

 私は、自ら燃えるタイプの人達と会社を運営しています。最近、「自分はそうでもない。どこからそういうのが湧くんだ?」と訊かれました。

 その人は、湧かないんじゃなく、気づいてないだけです。
 湧いているのに、力を誰かに逸らされたり、押さえつけられたりして、自分の力を発揮できていないだけ。発揮できる喜びを、親や周囲から教えてもらえなかっただけです。ぜひ早く自分(の善良な部分)を見つけてほしいと思います。

 しかし人間は誰でも「私が私であることを邪魔してくる横槍」には遭遇します。そこをどうかわし、逃げるのかを、夜な夜な子供達に教えています。

 その一方、横槍のなくなった世界で、自分の力をどう正しく使い育てるのか?も見ています。
 自分の快楽のためだけに使わないように気をつけて育てます。

 なぜなら脳科学者が言っていました。
 自分のためだけに使う力は弱くなり、
 人のために使うとそれは強くなると。
(フランス人の高僧マシューリカールを研究して得られたデータ。自分の幸せを願っている時より他人の幸せを習っている時の方が脳は500倍も多く活動した。)

 みんながそれぞれ持つ力の、美しい発出。
 
 これが人生で1番の慶びで幸せだと私は感じています。私や私の会社が 誰かのそんな場所になれば良いと願っています。

 



posted by Kuhcan at 10:15| 日記

2022年01月01日

あけましておめでとうございます


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 新年あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 毎年恒例の、夫の実家近くの住吉大社の初詣。
その帰りに、安藤忠雄さんの建築賞デビュー「住吉の長屋」に出くわしました。
 毎年、詣でているのに、28年目の今年に初めて、出くわしました。

 長男と建築談義をしながら歩いていたものですから、全員「おおっ️」となりました。
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 それに今年は、家族5人が水入らずで、15年ぶりに記念すべき2枚目の写真が撮れました。(我が家の草太郎はクセがありすぎて、ウチは家族写真が記録的にない家庭です。)

 2022年1月1日、この記念すべき日に安藤忠雄さんの衝撃作に出会え、家族写真も撮れ、子育ての苦労が、苦労でなく、ただ、「人生」だったことを知ります。
 
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 こうして写真に撮ると、もう子供じゃなくなっていくうちの子たち。好きな子の話やおしゃれの話、お金や勉強の話をしながら歩きました。
 出江寛の平野区庁舎も見せながら帰りました。

 「人間」になってきた3人をみて。念願の
『「子育て一段落」キター!!!』

 年越し早々、ウキウキと経営計画書を作っている今年の正月です。
 
 


posted by Kuhcan at 17:44| 日記

2021年12月19日

忖度

 森友問題、日大の不正、鹿島の営業部長の不正…。テレビドラマだとドクターXの蛭間院長。
 私腹を肥やすことに執心した人、「忖度」をしたり求めたりしますね。
 昨日、森友問題、大きな忖度により強制終了とのことです。

 私も先日求められました。忖度。
 誰しもふだんから多少の融通はだれかにしているものですが、霞ヶ関がらみの方が「あなたの立場を考えなさい。忖度という言葉がありますよね。」と言った時、怖いのと腹立たしいのとで、激しいショックを受けました。
 こういう時に使う言葉なのか…。

 つまり、大きなお金(利益)をだれかが私的に着服するときに必要な言葉。「そのお金はどうしてそんなにいるんですか?」とのフツーの質問に対して、最後に帰ってきた返答が「忖度しなさい」では、罪の存在を明らかにしているようなものです。

 普段から金銭にはクリーンにやっているので、この事件はショックで、今もかなり後を引いています。

 世の中は補助金・助成金で、財政支出は赤字の一途をたどっています。そんな時に、ほんの数人の懐を潤すために、補助金という公金を使おうとしている人たちがいます。忖度、するの私は肯ぜない。ただただ不快です。

 その後、数人の人(地元企業)がそこから手を引いたと聞くと、地元の判断に安堵し、東京の風はときに汚いなと思います。
 これぐらいのことができなければ.会社として大きくならないよというなら、大きくしなくてもいい。あんなところでお金を稼ぐしかなくなったら人として終わりです。

 それを「日立の青い鳥」花房正義先生に言ったら、「そうだね、義憤はわかる。これからも自社のバランスシート(損益計算書)をよく見て考えなさい。」と暖かい禅問答のような答えをいただきました。告発しても、残念ながらあなたにできる事は少ないだろうネ。
 
 そういえば、あのチームは、全然お金にしっかりしてなかったなぁ…。いい言葉を並べ立てて、儲からない仕事だけど頑張ろう、とだけいっていたなぁ…。他人をこき使って平気でいたなぁ…。人も全然定着しないし…。

 同じ補助金を受けるのでも、ちゃんとした社長さん達は、こんな大きなあたらしい仕事が自分に務まるだろうかと、皆さん自問自答し、入念な経営計画を立て、恐る恐る実行していかれているものです。それを見てきているから違いが明らかです。

 まだそのチームにいる人と先日話をしたら、ウキウキしていました。大きな話がいっぱいありました。国を上げた変化が訪れているような、ビックムーブメントに乗っている高揚感に満たされていました。補助金が終わる3年後の経営を聞かれて、「知らない。何とかなるんじゃない。」

 (ヒトラーは、こういう無邪気な人を上手に取り込んで、エゴのため殺人の駒に使いました。)

 今はただ、自分がそのチームから離れてる立場を、ありがたく感じるのみです。「感受性がないという悪」で知らぬ間に罪を犯さないように気をつけます。悪い人と善い人の見極めはしっかりやっていきたいと思います。

 
posted by Kuhcan at 09:48| 日記

2021年12月15日

娘とそのともだち

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 娘17歳。明るく朗らかな子です。
今日は、私の帰りが遅くなるので夕飯を頼んだら、こんな写真が届きました。
…独特のケチャップセンス。

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またある日は、女子高生が自転車でフラーッと寄ってきて、「良子ちゃ〜ん」と呼ぶのでよく見ると、娘の1つ下のバレー部のゆいちゃんでした。

 ゆいちゃんは、スタイルが良く姉妹でバレーもうまいのですが、そーゆー見た目に全く頓着せず暮らしていて、面白い子です。
 学校の勉強は嫌いなんですが、妙に頭の切れる方で、小さい頃からオリジナリティーがあって私と仲が良いです。将来2人でアフリカに旅行して、ダイヤモンドを見つける船に乗りたいねと言っています。これは彼女が5年生の時からの約束なのですが、いまだに本気で行くつもりだそうです。
(今や私は大人として、現地ガイドにぼったくられないようにするにはどうしたらいいかを真剣に考え始めました。)

 思えば、娘や息子の友達たちには、大変お世話になりました。子育てとは、自分の時間を何もできない子にひたすら差し上げる、ある種の修行期間だと感じていましたが、こうして見事に育った人たちを見ていると、あの粒ぞろいの宝石のような子供たちという素材を、毎日ジャラジャラ触っていた贅沢な時間だったと気づきます。

 修行で山に登って、気づいたら山頂に立っていた時のような、幸せな爽快感があります。

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 また、夫が先週、墨俣少年野球部の監督に就任したそうです。後から聞いてえっとびっくり。仕事は大丈夫なの。会社の代表と並立で、かなり心配です。
 ただ一方で、夫はまた、小さな宝石を磨いていくありがたい立場を任されたのだなぁと感じています。みんなを明るく楽しい子に、頼むね、吉田くん。

 子供たちと過ごすのは、ここまでくればただただ、クリエイティブな希望の時間です。



posted by Kuhcan at 03:06| 日記

2021年11月18日

圧倒的な当事者意識


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この言葉を誰が言ったのか?
ずっと心に残っています。
「圧倒的な当事者意識」を持つ。
私がつねづね社員に言って聞かせている言葉です。

 いま読んでいるこの本は、それに近い論説だなと思いました。

 この本では 残虐にユダヤ人を殺したナチスドイツの収容所看守たちに
「なぜ良心が機能しなかったのか」を探ってます。

そして
「良心を発動した人は、少しだが、いた。
 貧富の差も、知性のあるなしも、信心深いかどうかも関係ない。ただその人たちは、
「ただ闇雲に囚人を殺す。そんな残虐な事は私にはできない。そんなことをしたら私の生きる意味は無くなってしまう」と、何の葛藤もなくいうことができた。」
 と語っています。

 逆に、上からの命令だからとユダヤ人虐殺にすんなり加担した人たちのことを、こういいます。
「悪の凡庸さ。
 毎日何万人をも、涼しい顔をしてガス室送りにした看守たちは、もともとサディストだったわけでも、悪魔のようなかんがえがあったわけでもありませんでした。ただ、不思議なほど『思考すること』ができないのでした。
 ですからある看守は、囚人を壁に打ちつけて殺した後、世界の幸せを神に祈ることができました。囚人たちの生死は、彼らの気まぐれな寛容さと残虐さの間で揺れ続けていました。

 悪の実行者たちの共通点は、
『驚くほど浅い人間だった』と言う事だけだったのです。」


 会社で私はよく、1つの現象を取り上げ、その原因や原理、ひいてはお互いがどうあるべきだったかを話します。
 どうでも良い話が始まったなと、この時間をうとう人も多いのですが、そんな人さえ片耳で聞いてくれているようで、次の事件で、その人が本質をズバリと言えるようになっていたりします。
 
 最近ティックトックなどが流行っていますが、うちの娘たちは、あんなにオチのない、浅い出来上がり作品を何時間も見れるのだといいます。
 考えが浅くなっていかないかと心配になります。

 世の中、事なかれ主義に甘んじて、「思考」しないと危ないんですよと、もっと広めていきたいなと思います。

 あと、
家づくりを任される人間は、思考が大きな仕事です。
・お客様の家をお客様以上に考える。
・そしてそれを高い技術で立体にする。
 これができてようやくプロの入り口です。

 人間はいちど覚えれば、もう充分だと思い勉強しなくなるものですが、この「良心」や「圧倒的な当事者意識」の発動は、いつでも意識して訓練しておくべき事だと思っています。

posted by Kuhcan at 15:54| 日記

2021年11月17日

もっちゃん

 わたしには地元に「もっちゃん」という友人がいます。

 このたび、少年野球がクランクアップし、
おじさん(お父さん)達が
「お母さんだけで交流を図っていらっしゃい」と、打ち上げを企画してくれました。(やさしい!)

 食事会とは言えど お酒が出るかなぁと思ったので、飲まない近所のもっちゃんに、私を送っていってとお願いしました。

 こんな感じで返事が返ってきました。
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 どうせみんなに頼まれているだろうから、せめてもっちゃん家までは歩いて行こうと思っていたのですが、こんな返事でした。

「迎えにいかないと意味ねー」
「チャリ?アホか」
「転ぶからやめとけ」
「おとなしく待っとけ」

いやー…。この人もう40半ばを過ぎてるんですけど、何ていうか、ほんとに味ががあるんですよね。

 もっちゃんは、
 何も考えない、何もかも私に聞くな、
とふだんは言っておきながら、
 仁義に厚いし、
 家の中はきれいに掃除がしてあるし、
 口は悪いし、
 遅刻しないし、
 態度も悪いんです。
 基本的に人見知りです。

 ギャップ甚だしいタイプで、
野球終わっちゃって、ちっとも会えないのが改めて寂しいなぁと感じました。

 野球部のお母さん達は、ここまでの個性でないしても、昭和な制度をあえて受け止めている人ばかり。
 真面目で素直な努力家が多いので、私は、すごくすごく好きな集団です。

 子供たちの教わった野球以上に、本当に楽しい10年間を送りました。

 3人産んだ時は、失敗したな、私にそんな甲斐性なかったのに、と後悔する日々でしたが、人生を新たに開かれた、ほど楽しかった。

 10年も楽しんだので、ここから数年は多少味気ないのだとは思いますが、仕事の引退まで精一杯また頑張りたいと思います。


 
posted by Kuhcan at 21:43| 日記

2021年11月09日

オレは今Onepieceを生きてる、と思っとった

 野球の子供たちが、あまりに成績が悪いのに良い子達なので、せめて高校に入れるようにと、夜9時から勉強を教えるようになって3年経ちました。

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 塾をやっているの?ときかれますが、お金をもらうほどのスキルはありません。
 ただただ、「努力する」ことを楽しいと思ってほし、と願ってやっています。

 11月になり、少子化だからか、指定校とか推薦とか特待生とか、受験をせずに前打ち合わせで半分合格するような、そういう決定が出るようになりました。

 私は、人間、幸せに生きれるためにはある程度の総合力が必要だと思うので、勉強せなあかん時期なら、せっせと勉強せよ。と思うわけです。大人の采配で楽をさせてはいかん。
 まだ中学校のうちから、野球だけの能力で凌ぐとか、逆に勉強だけの能力で評価されるとか、そういうことを覚えて欲しくないなと思っています。

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 うちの「すのまた野球部」の子には、小学校で先生と喧嘩ばかりしていた子が中学校で生徒会をやったり、野球部なのにサッカー部とばかりと遊んだり、おとなしい子がボケまくるとか、優しい子がツッコミまくるとか、成長につれてキャラの振れ幅が大きくて、のびのび育っています。


 昨晩、キャプテンのあっちゃんが、こう言いました。「俺…小六の頃、全国優勝目指して野球やっていた頃、ワンピースの船に乗ってさぁ、みんなでやってるような、子供も大人も一緒になってさ、毎日そんな感じがしとった。」

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あの頃、打てば響くような快感を親子80人で感じながら、毎日興奮していたのですが、まさかワンピースに例えてもらえるとは思っていなくて、ビックリしました。
 人生に1度でもワンピースを生きれるっていいと思います。

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「次ワンピースをできるのはいつだと思う?」ときいたら、「俺が働き始めた時やろ。」と言われました。

 部活じゃないんや…。仕事なんや…。
 あっちゃんなら高校でも大学でもできると思ったけど、黙っておきました。

 正直、中学校の野球部は、いまひとつこのキャプテンをうまいこと使いこなしてくれなくて、せっかく良い子ばかり集まっていたのに、子供たちをまとめれなかったなと言う、大人としては、反省があります。

 あっちゃんも同じことを思っているのですが、「でも、こんなこともあるんやなっていい経験になったよ。メンバーの性格が良くても、成功しない時があるんやってわかった」と言いました。

 15の子と、こんな渋い話できるか〜。さすがキャプテン。

 気が付いたら夜中の1時でした。

 「また、明日も来るわ」とあっちゃんは帰っていきました。うん、またあした。頑張ろ。

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posted by Kuhcan at 10:09| 日記

2021年10月20日

「女性活躍」の講演をしてきました

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 昨日、おそれながらも、私と夫で講演をさせていただくことがありました。
 「おがくずと一億円
〜 女性活躍を促しながら収益性を高める小規模事業者」というのがテーマです。
 聴き手は、中小企業の経営者の皆さんや銀行さんなどです。

 夫が20分、私が70分の持ち時間。
 話したいことがありすぎて、練習では50分も予定オーバー。しかし私はトークのベテラン(のはず)ですので、本番は、カン良く65分で終り、ほっと一息です。

 さて、今回この講演依頼をいただいて、改めて、自分の女性感や、少子化の問題等含めて、これからの若者の働き方について考えました。考えがまとまって、とても良い勉強になりました。

 「よう覚えといてくださいよ、
6歳以下の子供がいる女性の家事労働時間は7時間30分。それに比べて男性のそれは1時間50分。
 この上で、『女は働かない』とか、『たいしたことができない』『会社に忠誠心がない』とか、皆さん、絶対に言ったらあきませんよ」

 配分の是非はどうあれ、事実として、子育て中の女性の苦しみ、また逆に、子育てをしていない女性の苦しみを思うと、男性の時間割で行われていくビジネスに、異議を唱えたいことがたくさんあります。

 女性は「産む機能」と「産む本能」がありますが、この色とりどりの選択肢ができる世界で、その「機能」「本能」を使うか使わないか…これが選べるようになって来ています。
 しかし、どちらを選択しても、つまり産んで苦しみ、生まなくても苦しんでいるのは、一体なぜなのか。この講演レジメを作ることによってずいぶん私の中で整理整頓ができました。

 私は出産して20年経ちましたが、わずか6年前までの、子育てで仕事がままならなかった自分のことを思い出しました。子供を生まなかった人、そもそも結婚を選ばなかった人もたくさんいます。
 そんな中で、3人も生んだのに自分を表現したかった女が私です。それ故の苦しみを、語っただけで時間オーバーになってしまいました。

 あと50分あれば、その上で、これからの女性や若者に伝えられる建設的な意見が言えたかなぁ。
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 最近LINEの漫画などで、「自分のまま、楽に生きる」「もう頑張らない」若者や中年モノがよく散見されます。

 しかし私は、楽に生きる等は幻想で、ここまで貨幣経済が発達し、高等な社会インフラの上に成り立っている日本で、個人でそんな手抜きが跋扈したらえらいことだと思っています。楽に生きるのは、ずっとではなく、たまにで良いと思っています。

 先日野田聖子さんも、「今の日本は、人間が1億人以上いないと成立しないインフラ経済センスで動いている」と言っておられました。

 その感覚(金額)の是非は、私は専門外なので問いませんが、事実として今そうである。

 ならば、通常の気力と体力を持って生まれた人間は、苦しくても「がんばって」生きていく甲斐性が必要だと思っています。(身体や精神の状態が悪くて働けない人の代わりに!)

 その感覚を伝えるには70分の持ち時間は短すぎました。

 女だから許されることも、女だから許されないこともなくて、いくら私たちが、「女の能力はなんとなく男に劣る気がする」と言う偏見を受けてきた性種だとしても、そこは歯を食いしばって、そうじゃないんだよ、と自分が深く納得できるレベルまでやっていく部分があると思います。

 公演が終わって、男性から少し羨ましがられました「結構、女性に厳しい意見もありましたね。あれを僕たち男が言ったらアウトですよ」

 私は、なぜその厳しい意見を言ったかと言うと、馬鹿にしているからではなくて、ほんとに女性のその後を思って言いました。日本のこれからも思っていました。

 それを単なる差別発言と受け取られることもあります。

 男性に、産む機能付き人間の苦悩を伝えていく努力って必要なんだなと改めて思いました。たかが1時間半ではたいして変わりませんが、大きく変わっていく一歩にしたいと思います。
 
posted by Kuhcan at 09:03| 日記

2021年10月05日

弱い日のコーディネート

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 誰しも、「弱体化する」とか、「そもそも弱い」と言う部分を持っていると思いますが、最近前者を体験することが増えました。

 私が一番自分のことを弱いと思っていたのは、子供の頃、酔った親に手慰みに殴られたりした時ですが、それ以降、なんだか悔しいのでひたすら強くなろうと努力してきました。

 しかし、どう努力しても弱いなと思ったのが、「妊娠して体がうまく動かなくなった時」です。

 妊娠すると、体をリラックスさせるために、頭も回らなくなるし、筋肉も解けていくようにできています。その時は、そんなことを知らなかったので、バカになっていく自分、動くのが億劫になっていく自分に恐れおののきました。
 急に積み上げてきた自分のスタイルを奪われてびっくりしたものです。

 そして先日、それぶりに「弱体化」を感じたのが「コロナワクチン接種2回目」の副反応。

 打った後は元気で、午後は接客までして、楽しく1日過ごしていたのです。

 それが夜になって、猛烈な悪寒で起き、お風呂に入ってもまだダメで2回も入り、ようやく体が温まり発熱し、次の日は体が痛くて頭が痛くて動けない。

 なんだか久しぶりに、こんなに全身をもがれたような痛みで、1日中苦しみました。一種のインフルエンザになったような感じです。これを1億2000万人分の70%が、さして文句も言わずに経験しているのかと思うとすごいモノです。

 同じく副反応に苦しむ娘にうどんを作ってもらい、元気な夫に体をほぐしてもらい、ようやく1日半で回復しました。

 ただ毎回思うのですが、弱くなる事は嫌ですが、ときには必要ですね。強い自分のルールが通用しない「肌感覚」は、得がたい経験です。

「慢性的な病気の方はしょっちゅうこんな思いをしているのか」「お年寄りで具合の悪い方って毎日こんな感じか」と、しみじみと体感できるので、思いやりが自然に発生します。

 (1番辛い時間帯に『池江りかこ選手って、これを乗り越えてオリンピックに出るなんて、ほんとにすごいね』と娘が言ったので、いい感覚に育っているなと思いました。)

 こういう日もあるので、身体が辛いときの気持ちも考えて、コーディネートしましょうと、お客様に言っています。

 今日も、真っ赤なゴッホの絵をモチーフにしたクロスを採用するかどうかでお客様が悩まれました。
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「1週間でも二十日間でも悩んで、いいと思ったら採用してください」と伝えました。

 お客様は、「いいえ、せっかくですから今日決めたいですし、私はそんなに普段迷わないんですよ。」とおっしゃいました。

 けれど、色の好みは日によっても気温によっても変わりますから、そんなに早く決めていただく必要は無いんですよ。

 1週間ぐらい悩んで決めていただいた方が、確実な気がしますし、迷っていただくのは、後悔がありませんので、大いに結構です。

 私でも決めたことに、「あれで良かっただろうか、体調の悪い日は不便では無いだろうか」と夜中にふと目覚めることがありますから、一般の方もそれで良いのだと思います。

 100点のコーディネートって、そういう意味ではない気がしていて、どこまで自分の気分、将来の自分の好みに近づけるか、あてのないものに立ち向かっていることです。

 そういう意味では、答えのないトライって、すごく自由で哲学的で楽しいものです。
 私がコーディネーターに入ることによって、少しでもおしゃれで個性的なインテリアができるといいと思っていますが、表面的になぞるオシャレとは一線を画したいところです。
posted by Kuhcan at 18:27| 日記