
今日は築49年の鉄筋コンクリート造のお屋敷の、「既存住宅状況調査」をしてきました。
この調査は、建物の売買や改修工事の前に、家のひび割れや雨漏りの形跡をチェックするために行うもので、日本建築士会連合会の認可で、一級建築士等が行える調査です。
国土交通省の意向としては、中古住宅売買のトラブル防止のために制定したような制度ですが、ふだん敷居の高い(と思われがちな)建築士と、お客様をつなぐいいモノだと思っています。
住んでいる家がどんな状況なのか、たまに見るのは必要ですよね。人間ドックと同じで。

地下室に降りたり

屋上に上がったり

排水管の状況をチェックしたり
壁のクラックを図ったり。
盛りだくさんな調査をしてきました。
ちなみにこのクラックは、内側の仕上げモルタルが破れているだけで外壁は問題がなく、心配がないものだとわかりました。
家の人間ドック、既存住宅状況調査。
正しいメンテナンスをして長くお住みになりたい方にも、家を高く売りたい方にも、お勧めです。