2018年11月01日

大工検定をスタッフが受けてきました

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「平成の大工棟梁検定」に、空間建築工房の大工が参加してきました。

立川棟梁(44)
岡田大工(26)
勝野大工(24)

  全国古民家再生協会 岐阜第二支部の支部長として、主催側なんですが、検定員はそうそうたるメンバー。

  山形(!)、福井、奈良、三重、滋賀、下呂市、高山市… 。全て支部長です。

  全国古民家再生協会の素敵なところは、みんなが手弁当でこうして遠方より駆けつけ、未来の人材育成に力を注いでいるところです。

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福井の支部長、コメントしながら見守っています。

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大阪から参加の松原さんは女性。
三重から参加の大工さんも、まだ入社8ヶ月と言う本当の若手。
(はるばる岐阜の揖斐川町までやってこられた効果か、午後の光がかっこよく2人を照らしています。) 

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クーカンの本命、立川くんは、ベテランすぎて立派な道具を全て若手に貸してしまい、自分はホームセンターで買ってきたような道具でコツコツやっておられました。(それをすぐ見抜く三重支部長の伊藤宮大工!)テスト的にはアレですが、その心意気が、まさに棟梁です。

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  古民家再生協会名物・滋賀県長浜市の大森大工さん。休憩の合間に思わず技術指導が始まりました。
 
・きれいに製材された角材の墨出しの方法(材木の中心を墨で線を引くこと)。
・ノコギリの挽き方
・ホゾ穴とコミセンの穴、どちらを先にあけるべきか?
・楔(くさび)は垂直に打つのか?斜めに打つのか?
果ては
・金槌の適正な重さと振り下ろし方
まで!

  たった10分の講義でしたが、こういうことを、今さら言葉できちんと教えてもらえるって素晴らしいなと思いました。

   9人の参加者のうち、8人が仕上げることができました。ただ、この検定は仕上げれば良いと言うものではなく、作業中の姿勢・清掃の仕方・道具の整え方など心構えの部分から、作業順序・完成度・スピードなど、作品の精度まで、結構ハイレベルなものを要求され、かつシビアな判定がなされます。
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はてさて、結果はどうでしょうね!
朗報を楽しみに待っていたいと思います。



  ところで。うちの息子がもし大工になりたいと言ったら古民家再生協会のどなたかの元に修行に出したいです。というか、出したい先の支部長さんが多すぎて選べないほどです。なりたいって言わないかな〜!大工になるほどの根性が欲しい!将来を強制する親ではないんですけど、こんなにいい先生がいっぱいいたらほんと親のわがままな希望が出ますね。


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受験生の皆様、検定委員の皆様、今日もすばらしい1日をありがとうございました。
posted by Kuhcan at 21:45| 古民家再生協会

2018年10月02日

自然からの因果応報

  世のため人のために、
という事を考えていると、古民家再生に行き着いている私です。

  コンクリート、ガルバリウム、グラスウール、ビニールクロス…
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  ざっと思い浮かべただけでも、海に流れてイルカが食べたらイルカ一生お腹に残る素材で、私たちは家を建てています。要するに土に戻らない素材です。

  酸性雨で溶ける銅板、濡れれば落ちる土壁、燃やせば灰になる木の板。そんなもので古民家はできています。

 ( 谷崎潤一郎は100年前に、ガラスや電球でさえも、情緒のないいやらしい人工物と言っていますが。)

  ただそんな人口のものに頼ってなお、「あそこの傷が、シミが、汚れが。」と、飽くなき清潔感と、飽くなき永続性を求めて、我が建築事務所は、「風化しない」素材で建物を建てようとしています。

  家を守るために。家族の経済を護るために。人の命を護るために。
  そうすれば会社を護れるからです。

  そうこうしているうちに、ゴミを捨てる場所がなくなり、原発が爆発し、異常気象で猛暑や竜巻現象が起きています。
 
  命を守るため自然でない生き方ができてしまった人間への、因果がじわじわと巡ってきているんだと私は思っています。
  正直、私の代までは地球があるだろうとタカを括っていますが、住む土地があるだけマシだと思うと、それだけで幸せを感じるくらい、建築から出るゴミの量や質が、私は気になっています。
  
posted by Kuhcan at 17:17| 古民家再生協会

2018年07月05日

大工棟梁検定への期待


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平成の大工棟梁検定。
全国古民家再生協会が手がけている検定試験です。

大工には、
「一級(二級)建築大工技能士」
という厚生労働省認可の検定はあるのですが、

この資格は「棟梁」つまり大工のトップを目指す人のための検定試験です。

うちの大工さん達に声をかけたところ
「受けたい」
「そんな資格を探していた」
「一級技能士のある人はやるまでもないと思うけど」
「そんなことに1日使うなら、現場で仕事したた方が良いのではないか?」
など、反応は様々。

  これから伸びるのはもちろん
「自分の力を試したいから受けさせてください」といったリーダーやその弟子たちですよね。
  とはいえ大工という人達は、資格というチャラい評価に頼らない人が多いです。
  というのも技術とともに精神力や体力が必要になる上、下手にやったら家が整合しないという究極の試験を毎日受け続けているからだと思います。体力も判断力も器用さも必要とされる、ハイスペックな職業。人の評価よりも彼らはいつも自分や自然と戦っています。

   最近は定期的に子供たちがなりたい職業ランキングの上位に入っているものの、あくまでそれは幼稚園の子たちの話。実際には、息子さんに「親父みたいな仕事にだけはつきたくない」と言われてしまう、ストイックな職業です。
  つい先日も、大工を養成するアカデミーの先生がオープンキャンパスで「大工になるくらいなら、金型を作る旋盤工になりなさい、給料が良いから。」と言ったという。ハイスペックなのに割の悪い待遇を受けがちな職業でもあります。

  日本人の努力感や労働感が「楽して稼ぐ」くらいのレベルなら、生活のために必死に働く後進国の外国人の方が、成長や可能性があるのじゃないかと思うこともしばしば。日本人の大工さんは絶滅危惧種とも言えるかもしれません。

  ただ少なくともうちだけはと職人さんに適正な待遇をしようと努力しているクーカンですが、それ以上に大工みんなの考えが人間的で健全なので、本当にありがたいと感じています。

   この大工棟梁検定で、大工にますます誇りを持てる、待遇を良くしてくれる会社が増えてほしいと心から願っています。

  
posted by Kuhcan at 21:24| 古民家再生協会

2018年06月18日

古民家再生協会の中部地区大会

今日は久しぶりに力つきました。
午前中、会社休みまして16時間寝ました。
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そうは言いつつ、昨日も古民家再生協会で半田市まで遠征です。

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風情ある建物で
古民家を店舗やスタジオとしての貸し出す実例とその運営の生々しさを語って頂きました。
非常に勉強になりました。
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この床の間の角の収まりやその材質など、個別で三重県の宮大工伊藤さんに教えて頂きました。

茶色が濃い廻し縁、ナナメで留めず、あえて四角で組み合わせているのは、数寄屋造りを意識しての納まり。
また素材は、丸太の端っこを扇型に切って使ってあるそうで、それもまた草の造りで侘び寂びを出すそうです。

廻り縁一つとっても、こだわっている建物。
良いフィールドワークになりました。
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美しいこの陰影と佇まい。
訊かなければ知らないままのことがたくさんあります。建物が持つ隠れた言葉を知るのは、楽しい作業です。

江戸より続くこの建物を、半田市が取り壊そうとする中、奔走されお残しになったNPO法人には本当に畏れ入り、また感謝の想いです。
posted by Kuhcan at 21:34| 古民家再生協会

2018年05月19日

古民家再生岐阜第二支部として

518日、

一般社団法人全国古民家再生協会

岐阜第二支部

として、支部設立総会を行いました。


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自分の会社設立時でさえ行ったことがない「設立総会」。

試験の看板は用意したのに、設立総会の看板は作り忘れてしまい、代表理事・吉田自らの手書きタイトルです()。シロウト感丸出しで恐縮です。


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そんな中、国会議員 棚橋泰文先生の秘書である和波さまが、ご列席くださり棚橋議員のお手紙を読んでくださいました。

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また、岐阜第一支部の大下竜一さま()、前支部長の井上理崇さま

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三重第一支部の堤さま()

滋賀第一支部の大森大工さま

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全国古民家再生協会:

アステティックスジャパンの河野公宏さま(左)、

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その他  岐阜第一支部の会員の皆さま、新聞記者さま

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総勢17人の方に祝っていただくことができました。ここに改めて御礼申し上げます。



古民家を守ることは人を守ること。

古民家に価値と安全を。


これからも頑張って法整備はじめ鑑定・建築、様々な角度から古民家を守ります。よろしくお願いいたします。



posted by Kuhcan at 19:24| 古民家再生協会

2018年04月02日

ナンパされる

 本日の伝統耐震診断に先立ち、
東京の大御所 耐震診断士・杉本龍一さんと食事をしていたところ

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  横で食事をされていたご夫婦に「うちの門が朽ちかけだから見に来てもらえないか」と声をかけていただきました。

その時見せられた写真がこれ。

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 ...みんなの目がハートにってしまって。だって素敵すぎませんか。この写真。

  吉田くんは、各地(庭)で声をかけられまくり、その土地のエピソードをもらいまくって帰って来る男ですが、屋内なら私もなかなかですよね。
  若い頃ケビンという友人を頼ってハワイ行きの飛行機に乗ったのですが、隣で仲良くなった外人が、ケビンの友達だった、というのが大体始まりです。

  あとはもう、初対面の人とは大体どこかで重なってると思って生きています。

  本当に縁のなかった初対面の人とは、なぜか決意を語り合う仲間になったりして!
  何しろ、知らない方と話すのが大好きです。
  
posted by Kuhcan at 17:43| Comment(0) | 古民家再生協会

2018年03月29日

墨俣(すのまた)のさくら堤防

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 墨俣町がほこる、さくら堤防花見(さくら)

  ここを車で通り抜けて出勤するのが楽しいんですよね。

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  「自然」がこんなに珍重される時代が来るとは思っていなかった時代に、きれいで立派な木だからと 桜をあたりまえに大事にし続けた墨俣町。

ありがとう!とエールを送ります。

posted by Kuhcan at 10:48| Comment(0) | 古民家再生協会

2018年03月11日

全国古民家再生協会の全国大会はすごかった

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第8回 全国古民家再生協会 全国大会が
2018年3月8日より3日間にわたり開かれました。
  今回の大会の大きなポイントは、
  今まで、建築基準法では「既存不適格」と確定されていた古民家(築50年以上かつコンクリート基礎がない木造建築物)について、
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「藁葺きや茅葺きの古民家は、我が国固有の素晴らしい建築物であります。政府としては、このような古民家を活用して2020年までに全国200か所で「古民家等の歴史的資源を活用した観光まちづくり」の取組が着手されるよう、これからも地域のニーズをくみ取りつつ、人材育成、情報発信、規制見直し等を進めていくこととしております。」と述べました。
「各市町村の条例にて、適切な基準を作り、そのガイドラインに則って改築や耐震を行えば、政府は認める」
旨のガイドラインを発令すると発表。
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(写真:国交省の渋谷さんと古民家再生協会岐阜支部メンバー)
  なお、全国大会の冒頭では、元国土交通省大臣 をはじめ、国土交通省の政務官がご列席なさいました。
(北側一雄議員:2014年〜、太田昭宏議員:2012年〜)
(簗 和夫 国交省政務官)
  どのかたも、壇上にて古民家の保存・再生に非常に意欲的なコメントをなさいました。
  
A  
自民・公明両党より衆参議員が多数列席。



政府としての関心の高さをうかがえる結果となりました。


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(写真:東京青山の自民党会館にて。
(左:望月義夫議員、右:塩崎恭久議員)
B
 JTB 、ヤフートラベル、ホームアウェイなど、民間の旅行会社や旅行ポータルサイト運営会社各社が、当団体に対し協力体制に。
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(写真:サスティナブルな観光地域の促進を語る、上田圭一郎氏(スイス在住)。)
  以上、普段の建築基準法に則った建築業界からは少し飛び出した、「日本の財産である古民家」を印象づけた素晴らしい大会でした。
   国という大きな山が動いてくださる以上は、大いなる希望と努力を持って、古民家を安全でより美しく修復していきたいと思います。
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posted by Kuhcan at 04:33| Comment(0) | 古民家再生協会

2018年03月09日

古民家再生に国土交通省が

全国古民家再生協会の全国大会に来ています。
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 今まで建築基準法で「既存不適格」と言われていた、築50年以上の伝統木造住宅が、
  3月15日から作られ始める自治体のガイドラインによっては「適合建物」になる可能性が出てまいりました。



  建築基準法を司るのは国土交通省(旧建設省)なのですが、きのうは旧大臣が二人もご列席されたり、現職の6人の皆さまも、前向きな大会参加で協会は大感激でした。

  「古い建物をそのままにして、(地震用に直せば)使っていいよ」というだけのことです。

  これがいかに、持ち主の皆様の経済に寄与するか!
  既存不適格で危ないからダメだと言われれば解体に150万円もかかる、さらには家を新築するコストを乗せれば持ち主の現金資産がそれだけ目減りします。

 逆に、「古き良きもの」と言われれば、それは以前として資産で、現金資産もそのまま留保できます。

  このたび、古民家再生協会の西濃支部を任されるにあたり、私が一番大切にしているのは、お客様の資産をむやみに減らさないことです。
私は草の根活動家ですから、目の前の問題で自分が出来ることは1つ1つ向き合います。
 
  古民家を未来へつなぐのが理念ですが、その前に、みなさまに豊かになっていただくのがいいと考えています。

  古民家への憧憬はもちろんですが、皆様の資産を守るために設計事務所でしか出来ないことをやります。
  どうぞご賛同頂き、お悩みをお寄せいただけたらと存じます。

  
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posted by Kuhcan at 05:44| Comment(0) | 古民家再生協会

2018年02月23日

タイルのお風呂のリノベ計画

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このお風呂、作られてから60年。

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風景画があって、情緒たっぷり。

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木の扉が、昔の銭湯のようにガラガラと音を立てて開きます。

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床のタイルもこんなにしっかりした焼き上がりです。
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そして、敷居の立ち上がりには本当の石が使ってあります。

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脱衣室から見ても美しい上り框(かまち)。
 
 かわいい、仕事がきれい、目地もキレイで、タイルの1枚さえ剥がれ落ちていない。これはもはや骨董です。

  このお風呂を「寒いから」と言ってリフォームしたいお客さん。断り続けて早10年。

  しかしいよいよこの冬の寒さで、「いい加減やろう」と言う話になってしまいました。(お風呂場の事故は交通事故の2.5倍ですからね…)

  でも、私は全然壊したくないのです。広いおうちなので、もういっこ風呂を作ってはダメか?と提案して、「えー、またぁ、良子ちゃん…。うち普通の家なのに、なんでお風呂2つもいるのよ」とお客さんに呆れられています。

  でも、この風呂をリフォームしたいと言われた瞬間、土岐市のタイルミュージアムに電話をかけて、どうやって保存するんですか?所蔵品は要りませんか?と電話をかけてしまう位このお風呂が好きな私。
(ちなみにタイルミュージアムは、話に乗ってくれました)

  しかし、やはり保存するよりこの完全な部屋をそのまま残したいと言う気持ちが収まらず、今日、なじみのお客さんのところに行った時、つい愚痴りました。

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  こんなスケッチ図まで書いて…。
すると、「おいりょうちゃん、そんならな、こうすればいいやんか。俺ならこの部屋をアーティスティックな脱衣場として残すな!」
  と、お父さんが2つも3つもアイデアを出してくださいました。

  もう、私は目がキラキラですよ。ちょうど明後日打ち合わせなので、喜んで提案したいと思います。

  他人の風呂に親身になってくれる私のお客さんに大感謝。最近、お客さん同士で(見ず知らずの他人)、「おい、あんたはどんな家を建てるんだ、俺にも加わらせて」という謎の展開になることがしばしばあるのですが、個人情報のこの時代に、昭和だな〜クーカン。
 
posted by Kuhcan at 06:55| Comment(0) | 古民家再生協会

2018年01月26日

古民家再生の井上さん

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  今日はマイナス2度。そんな中、
  愛媛から、古民家再生協会の井上幸一さんが来てくださいました。
  養老の堀建築士(この方は、古民家で耐震診断を行う「古民家再築士」協会の岐阜支部代表です)さんと、終日有意義なお話を聞かせていただき、贅沢な1日でした。
  1日一緒にいてわかったこと…
世の中には、やらねばならぬ手付かずの問題ばかりで、井上さんはそれに真正面から(といっても拳骨が傷つかないやり方で)向かっていくすごいお人だなァ!!という事。
  自分の頭が井上さんのように良ければ解決できてお役に立てるのになぁと願うばかりでした。
  頭が良くなりたいので、座禅を組んでみようと思います。
  (座禅と有酸素運動で、脳才能を作るホルモンが出るそうです。)
  あとは馬車馬のように働くことを心がけたいと思います。
  
posted by Kuhcan at 21:41| Comment(0) | 古民家再生協会

2018年01月16日

古民家再生とは

  古民家再生の活動を始めます、と言ったら、それはどんなことをするのか?と皆さんに質問を受けました。
  そこで簡単に説明します。

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(↑Fで建った新築)

【古民家再生とはどんなことをするのか?】

@古民家を、清潔に改装する。

A古民家に耐震性を持たせ、安全な建物に改修する。

B古民家を改造して、現代風の間取りにし使いやすくリノベーションする。

C古民家に住みたい(又は店舗などとして使いたい)他の人に売る。

D古民家を別の土地へ移築する。

E古民家を壊す時、木材鑑定により使える材木を残し(買い取り)、別の家に(売って)再利用する。

F各地の古民家の材木を把握し、新しいユーザーに斡旋、販売し、使ってもらう。その際には設計指導を行う。

  皆さんからの質問では、Dの移築ばかりを想像しておられますが、そのケースは稀です。

  ですから、@やBやE、ついでAやEやF、が多いのではないかと想像します。
posted by Kuhcan at 08:19| Comment(0) | 古民家再生協会

2018年01月14日

古民家再生協会の会員になりました

2018年1月10日、
「内閣府認定・古民家再生協会」の一員となりました。

  古民家とは、この協会が独自で定義している日本家屋のことで、
@築50年以上の住居
A建築基準法以前からの伝統工法による構造を持った建物。

のことです。

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例えばこんな小屋組を持つ建物です。


  戦後GHQ(米軍)によって制定された建築基準法は、劣悪なバラック小屋を建てられなくし、住まいの安全を確保するするまでは良かったですが、逆説的に、日本古来の伝統建築も「ダメな建築」として位置付けてしまいました。

  アメリカでは築年数が上がれば不動産価値が上がるそうで、現に私の友人は、築70年以上の家を 7,000 万円で購入しましたが、売るときは8,000万円が目標だそうです。

  古い家には歴史とノスタルジーがあり、非常に価値のあるものだ、という考えからです。

  日本は地震国ですから、そこまでの価格にはできないにしても、せめて、ただ「古いから」「危ないから」と言って壊されてしまうことのないようにしたい、というのがこの協会の発足理由です。少しでもいいから、今ある家の価値を残したいと切望しています。

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 この写真は道後温泉ですが、ここも160年経っているそうです。
  この地震大国において、もし本当に建築基準法に則っていない方法が全てダメなら、すべて壊れているはずではないのか?本当は伝統工法は建築基準法に勝るとも劣らない素晴らしい工法によって作られているのではないのか? 


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と言う、材木や日本の建築技法への熱いプライドを胸に、この団体は発足したそうです。
  この協会の名前を聞いた途端、「私も一緒に活動したい!!」と思いました。


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  奈良女子大学ではこういった古い民家を先生方が研究し残していく活動されておられましたが、それはあくまで後に重要文化財となるような町並み全体への活動であり、1軒1軒の家まではとうてい手が回りません。

  その点、私は自称「草の根活動家」を自負しているので、一つ一つの家を丁寧に見守ることができると思います。この協会の力を借りて、1つでも多くの古民家を再生させ、文化の一端を担うことができたらなと熱く思っています。

タグ:古民家
posted by Kuhcan at 06:29| Comment(0) | 古民家再生協会