



令和4年4月10日、
大垣市景観遺産であるすのまた宿脇本陣にて、
再生プロジェクト第二弾が開催されました。
(第1弾の辺店古民家再生総合調査が4月4日に終了しています。)
本日は
「古民家建築体験イベント 第一回
古民家をこわしてみよう!」
「空き家対策セミナー 第一回
もし屋根の瓦が飛んでしまったら?自分でできる応急処置」
本日は、1日を通して17名の体験者や見学者があり、
午前中は建物を壊しながら、古民家の面白さをご体験いただきました。
色気のない板壁を壊しているのですが、1枚剥がせばこんな土壁が出てきます。
そもそもこの急な階段を上るだけで、皆さん「うへぇ〜」「明日は腿が筋肉痛かも」だったのですが、
2003年1月1日より適用された土地評価に関する方針に関する方針をご存じでしょうか?土地の鑑定時に「土壌汚染」や「埋設物」の有無をチェックし、もし発見されれば、土墳汚染の浄化費用や埋設物の撤去費用を差し引いて算定されるというものです。今では大型物件を中心に適用が開始されています。
セメントを使った地盤改良だと、人の健康や自然環境に悪影響を及ぼす非常に危険な発ガン性物質「六価クロム」が発生する可能性があります。2003年2月15日に土壌汚染対策法が施行されました。この法律によると、もし汚染物質「六価クロム」が発生してしまったら、土地の所有者である皆様は、その汚染物質の浄化義務を負うことになります。
昔から日本では、怖い物の代名詞に「地震、雷、火事、親父」などと言われていますが、本当は親父ではなくて「地盤」ではないでしょうか。お父さん(親父)は心優しい一家を支える大黒柱です。怖いはずがありません。ここでいう地盤とは家を支える「地盤」の事です。近年、急激に増加した欠陥住宅。その原因の中には、軟弱地盤に建てられたことによるものだという実例が数多くあります。日本の国上は他国に比べ、軟弱地盤が多いと言われており、宅地として利用できる上地は決して多くありません。ところが、住宅事情の変化にともない、軟弱地盤にも人工的に手を加え、宅地として利用するようになってきたのが地盤事故の原因と思われます。
まして地震大国日本。このような軟弱地盤の上に家を建てるのは、不安の上に家を建てるようなものではないでしょうか。近年発生した地震による地盤事故や家の破損事故、このような事故の中には、適切な地盤補強や改良を施していれば防げていた事故も数多くあったと思われます。
液状化は、地下水位が高く、ゆるく堆積した砂質地盤で起こりやすいと考えられています。地震が起こると、地盤内の土粒子の隙間がつまりはじめ、水を押し出そうとします。水は圧力を持って上方へ移動し、建物下近くの地盤と混ざりあうことで液状化が起こります。
地盤が均等に沈下(地盤沈下)せず、建物下の地盤の一部だけが沈下し、建物が傾斜している状態のことを不同沈下といいます。建物が傾くと、戸の開閉の不具合やめまい、吐き気などの健康被害が生じることがあります。また、不同沈下等によって地盤の不具合が発生してしまうケースも数多くあります。住宅火災は5,000軒に1軒ほどの割合で発生するのに対して、新築戸建住宅の「基礎のひび割れ」や「沈下」に関する地盤の不具合相談は、1,000軒に8軒以上も発生しています。日頃の注意では避けにくい地盤の不具合は火事より怖い存在かもしれません。
※地盤の不具合相談の数値参考
住宅リフォーム・紛争処理センター「住宅相談と紛争処理の状況 CHORD REPORT 2016」
国土交通省「建築着工統計調査報告」
大雨による地盤の緩みや土砂崩れ、雨の多い時期になるとよくニュースでよく耳にしますが、これも他人事ではありません。 新しい住宅造成地や高い盛り土をしている場所。また、傾斜状の宅地などでは、その水量により地盤の緩みや沈下などを起こす割合が多くなります。場所と環境によっては地震より注意が必要かもしれません。
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