頭・体力・努力・団結力・お金
全てがある人がいるんだ〜。
最近子供達が「若者」になってきて、
自分の知らないことやセンス、友人を連れてくるのですが、それだけでかなりいいモノです。
そこに、甲子園優勝を加えてくるなんて…。
聞けば、坊主頭である必要もなく、時間もそこそこ確保されて練習しているということ。
まぁ、私立大学なので、スカウト力の要素はあると思いますが、その議論は無しにして、ある程度のゆとりがある練習で優勝できた、ということが素晴らしい。
これから野球人が考えていかなければいけない課題だと思います。
と言うのも…
世の中が暑いからです。
そして野球部は一人の時間がなさすぎるからです。
この酷暑の中、なぜここまでと言うぐらい、プライベートの時間を奪うのが野球です。子供たちが自分で考える時間を奪い、人間に耐えられない暑さを経験させる、ちょっと危険なスポーツになりつつあると本当は思っています。
特に時間について、凡才が揃うならともかく、そこそこのトップ高3位くらいまでは、そこまでやらないとダメなのかなと思うことがしばしば。これは選手の問題ではなくてマネジメントの問題だと思っています。
私は、野球やる人が大好きで、この精神はかなり素晴らしいと思っています。それにそもそも夫は小学校ですが監督をやっています。
が、いかんせん、強豪校になればなるほど 野球以外を教えなさすぎるので、子供たちの進路について少し心配しています。
集中と選択とよく言いますが、子供たちに5歳から18歳まで野球しか教えずに育てる集中を見せてしまったら、さすがにまずくないのでしょうか。
だから、慶応の方針について、野球の理事会がざわつき、ちょっと取り入れてみようと思ってもらえないかなぁと思っています。うちの夫にも…。
かく言う私も慶応の方針をよく知っているわけでは無いんですけれども。(そして繰り返しますが、お金で良い子をとるアドバンテージも確かにあると思いますけれども。)
子供たちが、豊かな選択肢と安全の中、競争とチーム力を学ぶこと、そんな良質な教育ができる大人でありたいものです。
【日記の最新記事】