2022年11月05日

片付かない3つの理由

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娘の友人宅。
いつも汚くしている現役女子大生と女子高生の部屋です。とは裏腹に、住人は優しい人。娘も頑張り屋さんの良い子達で、もう20年の付き合いです。

 今日は、うちの娘が自転車で転んで、地面に顎を強打したせいで、薬の備蓄の多いこの家に、何らかの湿布薬をもらいに来ました。

 娘は、ここに足を踏み入れるのは小学校以来。
「久しぶりや〜」
と言いながら、2Fに上がっていきました。

 すると見えたのはこのありさま。娘は息を呑み、「ガチの汚部屋やん…。」と絶句。
(私は知ってて、止めたんですけどね。)
 隣のお姉ちゃんの部屋も全く同じで、狭い廊下や階段にもモノが溢れてどこを踏めばいいのかさっぱり分からない状態です。

 すると、湿布薬を貼ってもらいながら、「明日また来て、私、片付けるわ。」と娘が宣言。
 おお〜、さすが、インテリアコーディネーターの家の子やん。と私たちは喜び、ちょっと覗いてきました。

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 翌朝7時、友人から「朝ごはん出来たよ〜ハート️」と電話。メシにつられて私も覗いてきました。すると、娘、大張り切りで着手しております。

 横にただ座って見守る友達。

 娘曰く「捨ててもいいかを聞かなきゃいけないから、この子はただここに居てくれればいい」だそうです。


「このパンツいる?ダサイけど」
「この帽子まだ使う?合う服見つからないけど」
「この袋の中身は何?エ⁈ 8月から洗わなきゃいけない服がそのまま入ってる⁈ じゃあいらないね。捨てるよ」
「黒のTシャツが多すぎるから1枚にするね。これ、1番安そうだけど一番形が良いから残すわ」

 と、バッサリの斬りぐあい。痛快です。
見守る友人は、「あ、じゃあいらない」「あんたがそう思うなら捨てていい」「在庫が多すぎる?じゃぁニナ、それあげる。」とタジタジ。
 
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 30分であらかたきれいになり、掃除機をかけれるまでになりました。そこの娘たちは
「すごい…あっという間や…ハート️」
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1時間で、すっかりきれいに完成。

 私は10時までに出社したかったのですが、9時には終わったので安心して
「じゃぁニナ、お姉ちゃんの部屋もやってあげたら?」と促しました。

 するとお姉と娘は、「ええ…無理や…」。

お姉「ウチの部屋がきれいになった事はないよ?」
娘「この部屋、(乱れ方が)本物すぎてどこから始めていいかよくわかんない」
だそうです。

 そこでベッドや机の上から始めるように指示し、娘も渋々着手。
「あぁ…!! 難しい!!おかあさーん」
と1m先で思わず頼られながら、さらに1時間をかけてお姉ちゃんの部屋もきれいにしてきました。(ビフォアがあまりにも汚くて写真を撮るのを忘れました。)

 最後は大学の書類も全て娘が整頓し、「これから、あまり使わない本はここ、よく使う本はここね」と言って帰ってきたのだそうです。

 「湿布はよく効いたし、モーニング豪華やったし、化粧品いっぱいもらったし、医者に行く時間に断捨離できて,よっぽど良い休日だった。」
と娘。受験生とはいえ、この頃は勉強ばかりしているので、楽しかったそうです。

 自分のこと考えてる時間より、よその心配してたほうが、何かとうまくいくもんですよ。


 さてそこで、私の見つけた
「片付かない人の3つのポイント」を紹介します。

@見通しが立たない
 買う時点で、そのものを実際どう使うのかのイメージが湧いていない。どこで使うのか?いつ使うのか?家に置いたらどうなるのか?が全く想像できていないため、その場の衝動で買ってしまう。
 また、買った後も、どこにどう置けば使いやすいかが分からないので、しまいこんだり、逆に不必要なのに出しっぱなしにしたりするため、部屋が散らかる。

A審美眼が弱い
 自分が本当に好きなものがわからない。なんとなく人に合わせて、とか、安いからとりあえず、といい加減な理由で買うので、愛着がわかず、放置する羽目になる。

B優しい
 人にもらったもの、思い出のあるものが、寂しい気がして捨てられない。可愛い、と言うだけでも買ってしまうし捨てないので、増えすぎる。

 いかがでしょうか。
本当は年末より、秋の方が気候が良くて片付けがはかどりますので、皆さんも、お掃除楽しんでくださいね。







posted by Kuhcan at 04:08| インテリアレッスン