
10月22日、岐阜実践経営塾(旧盛和塾)で、経営体験発表を行ってきました。
当日は、岡山の幕末の為政者「山田方谷」6代目の野島先生のご講演がメインだったので、会場は満員。会社の経営者はもちろん、その会社の従業員さん達もたくさん参加しておられ、なんと140人。
この発表では、自社の財務と経営理念、実践の方法をつまびらかに述べ、それに対して6人の世話人さんが、質問やコメントの100本ノックを行うものです。会社の 危ないところはどこか、また、伸ばすべきところはどこか?それぞれの意見がそれぞれの角度から飛んできます。
いわゆるコンサルタントさんはおらず、実際に経営の舵取りをしている皆さんがそれを行うので、鋭い質問がどんどん飛んできます。また、岐阜塾は、情のある社長さんが多いため、忌憚ない意見がポンポン飛び出します。
発表する方は大体しどろもどろで、傷まわしになります。
入塾して5年半、恐れていたこの日がやってき、予想通り、私は翌日である今朝、体中が痛いです
質問されて体中が痛いなんてなかなかあるものではありませんが、それぐらいの負荷がかかります。

というのも、私が話した言葉の薄っぺらいところはすぐに見抜かれ、逆に、本当に思っている事は尊重してコメントが放たれます。多分人生で1番、的確に吊し上げられている瞬間。
私はプレゼンが長すぎ、「人の時間をどう思ってるんだ」と言う叱責から始まりました。さらに「長い割りにはよくわかんない」と続き、「そんな薄っぺらい○◯、なんなんだよ…逆にいらないよ。」と腹を立てられる始末。
発表会+二次会+三次会、足かけ6時間以上もそれは続くのですが、まぁ何しろ、あんなキレキレの社長さん達に突っ込まれ続けると言うのは未知の世界で、全く怖い会場です。
でもこんなにありがたい話はないと、私は受け答えに必死でした。
実際、暖かく理解あるお言葉たくさんいただきました。怒られているんだけれど、ここまで親身に考えて下さり、また教えて下さって…ほんとに独特な場所です。
会場にいた夫からも「俺は楽しかった。上手くなる100本ノックって気がする」と、爽やか。「取れるボールも取れんボールもある。でも全部うちらに向かって打たれているわけやから。」
御歴々の社長さん達からしたら赤子のような会社を、あんなに熱心に指導してくださったことにはとにかく感謝です。
今朝は、たっぷり寝た割に、頭も激痛だし体は本気で痛いし、足さえしびれている始末ですが、またここから、始めていきたいと思います。
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