令和4年4月10日、
大垣市景観遺産であるすのまた宿脇本陣にて、
再生プロジェクト第二弾が開催されました。
(第1弾の辺店古民家再生総合調査が4月4日に終了しています。)
本日は
「古民家建築体験イベント 第一回
古民家をこわしてみよう!」
「空き家対策セミナー 第一回
もし屋根の瓦が飛んでしまったら?自分でできる応急処置」
本日は、1日を通して17名の体験者や見学者があり、
午前中は建物を壊しながら、古民家の面白さをご体験いただきました。
色気のない板壁を壊しているのですが、1枚剥がせばこんな土壁が出てきます。
そもそもこの急な階段を上るだけで、皆さん「うへぇ〜」「明日は腿が筋肉痛かも」だったのですが、

女性も「バリバリ」こわして行きます。
天井に登って、天井の上の太い梁(130年モノ)も見ていただきます。
お昼は車座になって、八千草のお弁当。

満天星(どうだん)ツツジの咲く縁側での一服は格別なものがあります。
昼からは、防災セミナー
「屋根瓦が飛んでしまったら?
〜自分でできる応急処置〜」を開催。
いつも「一人ぼっちで作業していて、全然人と喋ってない」瓦葺職人の出口くん。その割には…すばらしいレクチャーでわかりやすく、みんな自分でできる防災について学びました。
お昼の休憩時間には、1789年(寛政元年)の覚書や、文政2年のお酒の出納帳など、
貴重な書物をみんなで読み回し。
最後は近所の野球部が「間に合わなかった!」と現れて、解散です。
本日は、関西や愛知の方にお庭も見ていただけて、非常に盛りだくさんな1日となりました。
次回令和4年5月7日土曜日は、床下や塗り壁についての体験会です。
皆様どうぞお気軽にご見学下さいませ。
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