2022年02月20日

インスペクション(住宅状況調査)を実施しました

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 今日は築49年の鉄筋コンクリート造のお屋敷の、「既存住宅状況調査」をしてきました。

 この調査は、建物の売買や改修工事の前に、家のひび割れや雨漏りの形跡をチェックするために行うもので、日本建築士会連合会の認可で、一級建築士等が行える調査です。

 国土交通省の意向としては、中古住宅売買のトラブル防止のために制定したような制度ですが、ふだん敷居の高い(と思われがちな)建築士と、お客様をつなぐいいモノだと思っています。
 住んでいる家がどんな状況なのか、たまに見るのは必要ですよね。人間ドックと同じで。
 
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地下室に降りたり

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屋上に上がったり

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排水管の状況をチェックしたり
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壁のクラックを図ったり。
盛りだくさんな調査をしてきました。
 ちなみにこのクラックは、内側の仕上げモルタルが破れているだけで外壁は問題がなく、心配がないものだとわかりました。

 家の人間ドック、既存住宅状況調査。
正しいメンテナンスをして長くお住みになりたい方にも、家を高く売りたい方にも、お勧めです。
posted by Kuhcan at 00:12| 古民家鑑定