2022年01月22日

小3の算数の図形

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「算数の授業で作った」三角柱、円柱、四角柱があったそうで、当時小3だった長男が
「先生がずっとちゅーちゅー言っとったで」作ったネズミ。

 ネズミはできたけど多分「ちゅー」が「柱」の意味とは知らずに授業を終えてます。

 漢字が読めるのが賢いのか、瞬時にこのプロポーションを決めれるのが賢いのか?

 私は後者の方が面白いと思ったので、彼の社会性(の足りなさ)をスルーして育てました。結果、小4から高3まで、宿題や書類を出さないので、先生に嫌われて軽蔑されて大きくなりました。

 学校ってそんなところがありますよね。
試験の数値と、集団への姿勢で、評価に至ります。このネズミが作れる価値は低い。中には運動会でMVPでも体育で3をつけられる子もいます。

 だから、現代の複合的なアルゴリズムが成立してない学校に、私は抵抗感があります。
 夜、狭い家に近所の子どもを集めて伝えるのは、「学校から評価される事に自分のモチベーションをおくな」という事。生命力や感性を学校は評価できてないとおもいます。逆にただ記憶力が良いだけで賞賛される子供にも、警告を鳴らしています。妄想力や「やってみたい」がなければだめだと。

 そして、学校に媚びなかった長男は、高3のオープンキャンパスで模型を作っただけで合格をもらってきました。「芸大を受験するなんて、なに様のつもりか!?親不孝者」とまで担任に言われていましたが、そこでへこたれなかった彼はアイデンティティがしっかりしています。

 芸大の案内本を読んだら、先生たちが多種多様な価値基準で若い世代を育てる気概を感じ、彼はようやくここに辿り着けたなと感じました。

 だからそれまで12年間、不提出の王様だった息子は、「提出物」で優をとれる子に瞬時に変わりました。
 1月1日から先輩の作品の手伝いに行き、おばあちゃん家の一戸建てに友達を招き入れて夜昼なく自分の作品も作っています。
 寝れないとお婆ちゃんに嘆かれたので彼女と部屋も借り、1日一食しか食べないし契約書も書けないし電気も点けっぱなしなのに、独身で終わらぬよう早めに結婚するそうです。

 小四くらいで一旦は消えていった彼のクリエイティビティーが、こうして10年後に復活し、評価されているのを見るのは感慨深いものがあります。
 そして、これだけ親に放っておかれ先生にバカにされても、ちゃんと人を手伝い、甲斐性をみせ(ようとし)ていることにも。
 
 私はここに稲盛和夫氏の言う「宇宙の法則」を感じます。万物は(元素や素粒子に至るまで)、そもそも成長発展するように宿命づけられているという物理の哲学です。

 私は、自ら燃えるタイプの人達と会社を運営しています。最近、「自分はそうでもない。どこからそういうのが湧くんだ?」と訊かれました。

 その人は、湧かないんじゃなく、気づいてないだけです。
 湧いているのに、力を誰かに逸らされたり、押さえつけられたりして、自分の力を発揮できていないだけ。発揮できる喜びを、親や周囲から教えてもらえなかっただけです。ぜひ早く自分(の善良な部分)を見つけてほしいと思います。

 しかし人間は誰でも「私が私であることを邪魔してくる横槍」には遭遇します。そこをどうかわし、逃げるのかを、夜な夜な子供達に教えています。

 その一方、横槍のなくなった世界で、自分の力をどう正しく使い育てるのか?も見ています。
 自分の快楽のためだけに使わないように気をつけて育てます。

 なぜなら脳科学者が言っていました。
 自分のためだけに使う力は弱くなり、
 人のために使うとそれは強くなると。
(フランス人の高僧マシューリカールを研究して得られたデータ。自分の幸せを願っている時より他人の幸せを習っている時の方が脳は500倍も多く活動した。)

 みんながそれぞれ持つ力の、美しい発出。
 
 これが人生で1番の慶びで幸せだと私は感じています。私や私の会社が 誰かのそんな場所になれば良いと願っています。

 



posted by Kuhcan at 10:15| 日記