2022年01月08日

クーカンの空き家対策はふつうの不動産屋さんと何が違うか

 2040年 
@既存住宅の3件に1件が空き家となります。
A家族でなく単身者世帯が全世帯の4割を超えます。
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 これからファミレスは「ファミリーレストラン」の略でなく「ファミリーレス(ファミリー無し)レストラン」の略になっていくのだそうです。

 そんな中、昨年から取り組んでいる「空き家不動産」にまつわる仕事をクーカンの年賀状で紹介しました。
 すると大きく反響があり、空き家の売買や古民家再生の相談をたった3日でたくさんいただいています。

 前年より相談されていた方は今年ご来店になられ、「話ができて気が晴れた」と言ってくださいました。

 正直、身近で親身な存在として、「うちのあの土地や家をどう思う?」と気軽に訊いてほしいと願っています。なぜなら土地を1つ売るにも、様々な制約があり、びっくりするほどいろいろなことを乗り越える必要があるから、知識のない方には大層難しいだろうと思うからです。

 に加えて通常、不動産業界を担う資格者は「土地の性質」に精通することはあっても、「建物の良し悪し」を判断することはできません。
よって「家は壊して売ったほうが高く売れます」という視点を崩しません。
 土地の始末でも大変なのに、建物の始末まで関わっていたら業者として割が合わないからです。

 弊社は、建物の始末もよくわかって話ができるので、実は従来の不動産屋だけやっている人たちとは全く違う話になります。壊さずに販売することで、施主さんの実入りが多くなる可能性があります。

 【更地販売 3つのデメリット】
@解体費が高い
・更地にするための費用が高いので、所有者の実入が減る。300〜500万円が相場ですが、庭が大きいとか敷地が大きいと3000万円かかる方もあります。
・売れる前にその巨額の解体費用を負担できない/したくない人もあります。

A地球のゴミが増える。
・そもそも使える家なのに壊させられている可能性がある。
・リフォームして住んだ方が脱炭素だが、丁寧なリフォーム業者が少ないので、その現実を見越して親切心で不動産屋は壊せといいます。

B立地条件の悪い土地や売り急いでいる人は、結局安くしか売れない場合がある。

では、建物をつけたまま売るとどんなメリットがあるでしょうか。

【中古住宅のまま売るメリット】
@所有者にお金が渡る
 解体費用が出ないので、売買代金がそのまま収入になる。

A家や土地を売るための段取りに費用負担が少ないので、所有者は気楽。
 費用負担があったとしても
 ・既存住宅の調査
 ・売るのに支障が出る老朽箇所の修繕費
 くらい。

B家の解体ゴミが出ない(たとえリフォームをしたとしても解体より少ない)ので、地球の温暖化対策にひと役買うことができる。

C土地と新築建物を購入できない層が増えるので、買主としても、ハンディに一戸建てが手に入って良い。

D中古住宅を手に入れた買主は、自分の懐都合で順次リノベーションをすればいいため、買主の家計へのリスクも減る。
 
 ちょっと長々と書きましたが、クーカンは上記の5つの視点で、空き家不動産に取り組んでいます。
 まとめますと、

 「解体業者」と「新築建設業」にお金行くのが、更地にして販売する場合。

 「売主」と「(買主が雇う)リノベーション業者」にお金が渡るのが、中古のまま家を売る場合。

 私は、せっかくの資産を売却するには、後者の、「売主にお金が渡ったほうがいい」と考えています。それがめぐりめぐって買主のメリットCとDになるわけです。
 
 建築業者としての儲けの観点からは、直近の利益に直結せず損な方をお勧めしていますが、「建築界の良心」を目指す弊社としては、持続可能な未来のために、プロが自社の利益を超えて、地球規模でものを考えることがほんとに大切だと思います。

 売主の資産保全ができる不動産&建築業者を目指しています

posted by Kuhcan at 03:11| 空き家対策