「経営者は1000%の想いで社員に訴えているか。私は毎日、社員に朝、同じ事を言い続けたな。話は毎日違うんや。でも本質では同じことを言う。あれが苦労したな。
社員は、初めは、へぇ、そうでっか、と言う位のもんやったけど、そのうち「大将、なに言うてまんねん。そんな生ぬるいこと言うてたらあきまへんで。」と言ってくれるようになった。」
と語っています。
12月20日、神戸町の耐震改修補助金をもらってリノベーションをした家の引き渡しをしてきました。
するともう12月22日、うちのスーパー事務員の岡さんが、町役場に報告書を提出してきてくれました。88ページに及ぶ大作です。
「大変やねぇ。年末やし忙しいからボチボチやってね」といたわったつもりが、「何言ってるんですか、私は絶対に今年中に出しますよ。」と岡さんは言い、有言実行でスピード提出です。
そもそも営業畑、いってもせいぜいインテリア畑の私としては、この「申請書」「報告書」の類が大の苦手です。
それを、毎日毎日、現場管理の安村さんが250枚以上撮影し、岡さんが綴り、大工さんが施工し…と、ルーティーンをきちんとこなしてもらえました。
これでお客様は、100万円近くの補助金を得ることができます。
昔はこういうことを全部 夫が一人ででやっていたので、気が遠くなるような、市役所には「報告書はまだですか」と怒られることまでありました。
うちの会社も、なかなか進化していってるなぁと、しみじみ冒頭の、幸之助さんの言葉を思いかえしている今日です。「大将、なに言うてまんねん。」、大将は一人でないんだとわかる、温かい良い言葉です。
【インテリア施工例の最新記事】