2021年12月19日

忖度

 森友問題、日大の不正、鹿島の営業部長の不正…。テレビドラマだとドクターXの蛭間院長。
 私腹を肥やすことに執心した人、「忖度」をしたり求めたりしますね。
 昨日、森友問題、大きな忖度により強制終了とのことです。

 私も先日求められました。忖度。
 誰しもふだんから多少の融通はだれかにしているものですが、霞ヶ関がらみの方が「あなたの立場を考えなさい。忖度という言葉がありますよね。」と言った時、怖いのと腹立たしいのとで、激しいショックを受けました。
 こういう時に使う言葉なのか…。

 つまり、大きなお金(利益)をだれかが私的に着服するときに必要な言葉。「そのお金はどうしてそんなにいるんですか?」とのフツーの質問に対して、最後に帰ってきた返答が「忖度しなさい」では、罪の存在を明らかにしているようなものです。

 普段から金銭にはクリーンにやっているので、この事件はショックで、今もかなり後を引いています。

 世の中は補助金・助成金で、財政支出は赤字の一途をたどっています。そんな時に、ほんの数人の懐を潤すために、補助金という公金を使おうとしている人たちがいます。忖度、するの私は肯ぜない。ただただ不快です。

 その後、数人の人(地元企業)がそこから手を引いたと聞くと、地元の判断に安堵し、東京の風はときに汚いなと思います。
 これぐらいのことができなければ.会社として大きくならないよというなら、大きくしなくてもいい。あんなところでお金を稼ぐしかなくなったら人として終わりです。

 それを「日立の青い鳥」花房正義先生に言ったら、「そうだね、義憤はわかる。これからも自社のバランスシート(損益計算書)をよく見て考えなさい。」と暖かい禅問答のような答えをいただきました。告発しても、残念ながらあなたにできる事は少ないだろうネ。
 
 そういえば、あのチームは、全然お金にしっかりしてなかったなぁ…。いい言葉を並べ立てて、儲からない仕事だけど頑張ろう、とだけいっていたなぁ…。他人をこき使って平気でいたなぁ…。人も全然定着しないし…。

 同じ補助金を受けるのでも、ちゃんとした社長さん達は、こんな大きなあたらしい仕事が自分に務まるだろうかと、皆さん自問自答し、入念な経営計画を立て、恐る恐る実行していかれているものです。それを見てきているから違いが明らかです。

 まだそのチームにいる人と先日話をしたら、ウキウキしていました。大きな話がいっぱいありました。国を上げた変化が訪れているような、ビックムーブメントに乗っている高揚感に満たされていました。補助金が終わる3年後の経営を聞かれて、「知らない。何とかなるんじゃない。」

 (ヒトラーは、こういう無邪気な人を上手に取り込んで、エゴのため殺人の駒に使いました。)

 今はただ、自分がそのチームから離れてる立場を、ありがたく感じるのみです。「感受性がないという悪」で知らぬ間に罪を犯さないように気をつけます。悪い人と善い人の見極めはしっかりやっていきたいと思います。

 
posted by Kuhcan at 09:48| 日記