2021年11月17日

もっちゃん

 わたしには地元に「もっちゃん」という友人がいます。

 このたび、少年野球がクランクアップし、
おじさん(お父さん)達が
「お母さんだけで交流を図っていらっしゃい」と、打ち上げを企画してくれました。(やさしい!)

 食事会とは言えど お酒が出るかなぁと思ったので、飲まない近所のもっちゃんに、私を送っていってとお願いしました。

 こんな感じで返事が返ってきました。
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 どうせみんなに頼まれているだろうから、せめてもっちゃん家までは歩いて行こうと思っていたのですが、こんな返事でした。

「迎えにいかないと意味ねー」
「チャリ?アホか」
「転ぶからやめとけ」
「おとなしく待っとけ」

いやー…。この人もう40半ばを過ぎてるんですけど、何ていうか、ほんとに味ががあるんですよね。

 もっちゃんは、
 何も考えない、何もかも私に聞くな、
とふだんは言っておきながら、
 仁義に厚いし、
 家の中はきれいに掃除がしてあるし、
 口は悪いし、
 遅刻しないし、
 態度も悪いんです。
 基本的に人見知りです。

 ギャップ甚だしいタイプで、
野球終わっちゃって、ちっとも会えないのが改めて寂しいなぁと感じました。

 野球部のお母さん達は、ここまでの個性でないしても、昭和な制度をあえて受け止めている人ばかり。
 真面目で素直な努力家が多いので、私は、すごくすごく好きな集団です。

 子供たちの教わった野球以上に、本当に楽しい10年間を送りました。

 3人産んだ時は、失敗したな、私にそんな甲斐性なかったのに、と後悔する日々でしたが、人生を新たに開かれた、ほど楽しかった。

 10年も楽しんだので、ここから数年は多少味気ないのだとは思いますが、仕事の引退まで精一杯また頑張りたいと思います。


 
posted by Kuhcan at 21:43| 日記