
tout ca pour ca
全てのアレはこれのせいで
2015年のシャルリーエブド襲撃事件。
自由な風刺で人気のシャルエブド新聞が、
偶像崇拝(神を絵に描くことさえ)が禁止されているイスラム教の預言者マホメットをイラストに描き、
イスラム教徒の怒りを買い、
襲撃され殺された事件です。
このたび、初公判が始まるにあたり、この新聞社は再度、件のイラストを投稿しました。冒頭の、恨みがましい嫌味を込めたタイトルとともに。
…私は、なぜそこまでして、フランスが表現の自由を貫こうとするのかが分かりません。イスラム教徒への礼節といたわりがなさすぎやしませんか。
もしそれがカソリックとイスラムと言う宗教の対立であるとするなら、何のために宗教を信じているのか分かりません。どの宗教も同じくいいます。
他(人)を愛し大切にせよと。
自分の意見を主張し続けて最後は組み伏せようという、いわゆる、狩猟民族の悪いところが出ていると思います。自分が地雷を踏んだなら、二度とそこを訪れないようにすればいい。あえてそこに爆弾を投げつけるのは、馬鹿のやる解決だと思っています。
日本ならここまでしないと思うのは私だけでしょうか。
孔子の教えで、「馬に絶対にけられない秘訣、それは馬の後を通らない事だ」
というのがあります。
フランスもそこそこ歴史が深い国のはず…。そういった自然の摂理に基づいた文明を築いていってほしいものだと思います。
掲載した自分たちに、相手の侮りや驕りがあったと、認めるべきかと思います。
もちろんそれで被害にあった方への罪は、イスラム側としても消えないとは思いますが…。
こんな調子ではいつまでたっても世の中から戦争がなくならないなぁと思って眺めています。
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