2020年07月13日

雨が漏らない屋根を作ればノーベル賞

 吉田が今朝珍しく、思い出話をはじめました。
(夜はお互い疲れたり、近所の子供に勉強を教えたり、会話がない。)

 25年前、通っていた京都工芸繊維大学(当時の学長はノーベル賞受賞者)の前川教授に言われたことを思い出しています。
「おい吉田よ、オレたちが研究してるFRPで屋根をひと繋ぎでゴボッと覆えれば、雨漏りはない屋根ができる。
 わかっていても今それができない。残念だ。
 雨が漏らない屋根を考え出せれば、ノーベル賞がもらえるぞ」

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「古民家再生協会で茅葺き屋根研修があるというが、俺と安村さん(弊社の女性現場監督)と大工で参加するー。やっぱり屋根が大事やからー。」

 と言っています。

「ベランダの笠置(かさぎ・天端を覆うカバー板金のこと。)のことも、せっかく日経建築雑誌が、従来のやり方では雨が漏る、と特集記事にしてくれたのに、職人もメーカーも誰も信じようとしなかった。
既製品がこれなんだからこれが正解だと言って譲らなかった。現場の人間は頭が遅い。知識が永遠に正解なわけじゃないのに。

これは永遠の戦いないなんや、
人間と天候と時間の…。
ずっと考えていくべきことやー。」

 コーヒーをすすりながらだとこういうしんみりした意見が聞けるので結構朝はモーニングに行きます。
posted by Kuhcan at 09:48| インテリア施工例