
4月11日にオープンセレモニーが予定されている古民家改修工事。
お庭に竹も入り、庭もそれらしくなって参りました。
中に入るとこんな感じで、一斉にたくさんの人が働いています。
(設計士かつ作業員の吉田くんは、働きすぎであばら骨が浮いてきました。良い夫なので、死なないようにと願ってはおりますが、高校時代から、熱中すると栄養失調になるほど夢中になるタイプなので、青春だなぁ、と、そっとしてあります。)

今回は「伝統工法の家を伝統工法で直す」試みをしております。岐阜で初施工の、全国古民家再生協会オリジナル耐震パネル。三重県の宮大工職人さんに手作りで格子を組んでいただいた特製品です。
耐震ダンパー入り壁も、岐阜県では初施工。
完成後の耐震調査が楽しみです。
とは言え、2階も1階もまだまだこの状態で、ほとんどの人々に「どうせ終わらないよ」と言われております。が、やっている本人たちは、すっかり先が見えており、「絶対に間に合わせます」と頼もしい。
コロナ旋風が吹き荒れているとはいえ、電車で通勤する人もなく、田んぼの真ん中への車通勤の現場ではさほど体調心配すべき人もなく、平和なものです。それもこれも、日本の管理体制と自分の体調にかなり自信のある人ばかり集まっているおかげで、ここは、まぁ、職種の利といえます。
こうやって、平常運行していると言えないような風潮ですがあえて言ってみました。本当はこんな会社の方が多くないですか?皆さんそんなに大企業ばっかりで働いているわけじゃないでしょう?
現場のみんながひたすら頑張っているので、事務所に缶詰の私たちもむちゃくちゃ頑張っております。弊社は今ならこういう感じでいいと思っております。経験上、こういう不安な時でも平常以上に仕事をすることが、つまりできる限りお客様への約束を果たすことが、日本企業の美徳だと思っています。
吉田良子
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