コロナウイルスで、経済界の春が散々なようです。

このグラフでわかるとおり、本来 春は圧倒的に消費が喚起されるシーズンだそうで、そんな時期にすべてのものが手控えモードにならざるを得ず、倒産する会社が少なくないだろうとの見込み。
毎年行っている4月のミラノ家具見本市も中止になりましたが、そもそもイタリアの家具メーカーは、この10日間で1年の6割ほどの仕事を受注するのだそうです。イタリアも家庭内手工業のような会社が多いので、先行きが心配になります。
こんなグラフはコロナでない限り、はっきり見たことがなかったので、勉強のつもりでしっかり暗記しました。好景気とは言え、廃業する企業は意外と多いんですね。でも、普通の3月は、消費が多いせいで乗り切れる会社も多く、本来は倒産・廃業が少ないのだそうです。それが今年は一体どうなるんだろうと恐る恐る見守っています。
かく言う私は、個人的には家に2人の受験生がおり、忙しさのあまり放置していた割りに無事春を迎えることになり、引っ越しやその他手続きで忙殺される予定でした。
また会社的には折からの好景気で、仕事も県をまたいでの会議も多く、ダブルどころかトリプルブッキングで、自身の予定が多すぎて心配していました。
それがコロナショックで半分以上キャンセルになり、通常に近い日々を送っています。本音で言えばほっとしている部分もありますが、経験上、楽な時は必ず何かが起こるので(辛くても起こりますが)、いったいどんな出来事が待っているのか読めずハラハラしています。
じっと考えて、次に起こる世の中の流れを想像している時、先が見えない自分の無知を悲しく思い、思いつくことがあった場合はそんな自分に感謝し、いずれにせよ落ち着かない日々を送っています。
こんな時に辛うじてお会いできる方々とお話しし、へぇと言っている時が、一番の心安らぐ時間です。
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