2019年12月19日

築72年の古民家再生A 建具

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「あなたの会社の建具が良くって」
と褒められながら新築やリノベーションを受注することがある空間建築工房です。

今回も、本来だったら捨ててもいい建具をありったけ再利用しました。

まず、この写真右に写っている家具。
「まぁ、これは捨ててもいいんだけど…」施主さんがおっしゃるので、ダメですダメですと弊社倉庫に取っておき、このタンスに合うサイズで廊下をつくりました。

だからダイニング側から見ると壁が凸凹です。
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(写真中央から左寄りの四角い壁)
この部分に先程のタンスが収められています。

 手前には柱が2本。
構造上どうしても抜けないため、壁から15cmという微妙な隙間でにょきっと建っています。
 …この辺は、賛否両論あろうかと思います。柱を壁に埋めてしまった方がスッキリしたはずです。ただ、そうするとタンスが廊下から奥まって収まることになってしまうか、タンスと後ろの壁に隙間ができて永遠に埃が溜まります。
 それでは逆に見栄えが悪いだろうと、壁の位置をタンスの背中に合わせました。
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いかがでしょうか。こちらのほうがきれいだと思います。


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また、各所に見られるこの色のちぐはぐな建具…。
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これは、
・自動で閉まるソフトクローズをつけた
・違う場所に使ってあったので、高さが合わなかった
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 さらにこれは、家の地震の歪みに合わせて削られすぎた建具が、それ自体が斜めになっていたので、接ぎ木で正方形に整形し直しました。
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 古民家はどうしても地震や風に合わせて歪んでいくので、70年目ですから、建て起こし(家のフレームを水平垂直に戻すこと)をしたら、建具の高さが足りなくなることがたまにあります。今回もそんな感じです。
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折れていた桟を直したりもしました。
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道閉めた感じがどんなふうに見えるかはまた次回。




 

posted by Kuhcan at 08:07| インテリア施工例