2019年07月23日

古民家なんて嫌だよ、手離れが悪いもの

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「古民家なんて嫌だよ、手離れ悪いもん」と、まぁまぁな数の設計士さんや大工さんに言われてきました。
  
  確かに、泥壁が出て、粉塵とかび臭に包まれて仕事をしないといけないし、この写真のように、雨漏りで腐りきった梁をやり直す、めんどくさいことに遭遇してしまいます。

  しかし、しかし

  新品のこういう古民家、作れる大工さんがもう、そう沢山いないんですよね。東京都のある区では、「工務店」が5社ぐらいしかなくなってしまったと聞きました。「今の職人は大工(大九)ではなく大六」などと言う揶揄も聞きます。
  
  もう作れないのに、捨てるんですかね。もったいなくないですか。めんどくさい程度で治るのなら治したいなと思ってしまうんですよね。
 
  まぁ、オールドカー狂が古いアメリカ車を大事に乗る感じなんでしょう。
正直これも、人の趣味によりけりです。

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この3本の梁の 下二本が腐っているので撤去します。

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この隅柱も、ボロボロになっているので交換します。

  正直、この写真に写っている方の建物は大した作りではないので、壊せるものなら壊してしまいたいのですが、いかんせん、この建物にくっついていくはずのもともとのお屋敷が立派にできています。
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この風情残したいなぁって、どうしても思ってしまいます。
posted by Kuhcan at 21:18| 工事写真