2019年03月12日

古民家再生 築72年@ 片付け


3月から改修を始める事になった築72年の古民家です。一軒丸ごとのリノベーションなので、家財や生活空間をその間どうするのか、 算段も兼ねて掃除と片付けに行きました。
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どうも写真の撮り方が悪くて、うまく撮れていませんが、
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半年ぶりの古民家改修に胸が踊ります。アンティークを(岐阜弁で)なぶらせていただけるのは、ただただ私の趣味として喜びです。

というより、改修する前の、木が痩せてスキマだらけの建具とか床板とかを、
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モノを片付けながら拭いたり掃いたりするのですが、
まるでサザエさんや朝ドラの時代を生きてるような、なんとも言えないノスタルジーに浸れるため、
私はいつもものすごく真剣にやります。

「建築屋とはいえ、人の家の片付けまでするのか?」と気の毒がられるのですが、片付けながらその家のお道具を眺めたり勲章の額を読んだりしていると、ほのかに香ってくるその家の歴史がステキで、これはむしろ役得なようなものです。モノと時間と私が、言葉なく会話しているので、むしろお施主さんからは、多少の違和感をとなえられるんじゃないかと心配しているほどです。

  ともあれ、このお片づけを通してとてもシャンとした覚悟が生まれます。「この家をがんばって工事しよう」という。
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  この家の神さま、私はきちんとやりますのでどうぞよろしくお導きください。

  と、普段は不信心な私ですが、床や壁に向かって祈ってしまいます。時間が経った木や人の空間には、何かが宿っている感じがいつもしてしまいます。
posted by Kuhcan at 22:41| 古民家再生協会