2018年11月29日

清水の家 壁の通気とは

「外壁通気工法」
と言うと、何やら凄いことをやっているように聞こえますが、いたってシンプルなことです。

DF3AFCFF-4F0E-4780-B66B-9AE6B04E08D8.jpeg
@外壁の透湿防水シートの上に、まばら(455mm間隔)に桟木を打ち、

A軒裏天井と壁のコーナー部分には、通気見切り(穴だらけのアルミスペーサー)を取り付けます。

Bその後、サイディングやモルタル下地といったいわゆる「外壁の板」を施行していきます。

891986DC-CD8A-470D-BFBC-FBF02AA6EC6F.jpeg
この見切りは横から見るとこうなっていて、上から雨が侵入しても、この穴を通して落ちるような仕組み。
さらには、床下から上がってくる湿気を、この木と木の1.5cmの隙間で上げてきて、見切りの穴から放出する。

  こうして壁の中に湿気がこもらないようになっています。

  すなわち外壁通気工法とは、
「外壁の裏側に空気のスキマがある」
「壁の上と下の端には、水や空気の通り道がある」
  と言う仕組みです。

  雨男100%シャットアウトするのではなく、「雨はどこからでも入ってくるから入ったら乾かそう。」と自然に逆らわない考え方です。

  私は非常にこれは理にかなっていると思っていて、共存の精神がすばらしいと思っています。
posted by Kuhcan at 16:36| インテリア施工例