2018年11月06日

好古園の雨落ち

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季節は秋なのに、夏に撮った写真を見ています。

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午後の庭園@姫路
「好古園」(すいこえん)。
(8月に2時間もじっくり行ったのに、名前がさっぱり出てこなくてネットで名前を検索しました45歳、しょうもなすぎです。プロとしてこれはヤバイ感じがします。)
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  この石は、どうしてこんなふうになってるんだと思いますか? 
  竹の樋は無粋だとされ、樋をつけずに屋根(軒先)の薄さをカッコいいとし強調した数寄屋建築。
  そんな時、雨だれが床に落ちてもドロドロにならないよう、または、水しぶきが跳ねないように砂利を敷いてあります。樋が無いので詰まらないのが良いのと、軒が高すぎると雨水が跳ねるので、軒が低い家限定で設けることができます。軒の低さは、数寄屋建築ではちょっとしたステータスですので。
  これにも名前があり(またここでネット検索)、「雨落ち」と言います。雨打ちとも言うそうです。
  庭全体のビューはさることながら、
いつもこうした足元や軒先を眺めて、設計者の意向を想像しながら観光をするのが好きです。
  名前が思い出せたら、それなりに知識のあるプロとして自慢できるのですが、忘れてしまってるので格好がつきませんね!
posted by Kuhcan at 19:55| インテリアレッスン