2018年09月12日

大坂なおみの「I’m sorry」

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テニス・グランドスラムでのUSオープン、
セリーナウイリアムズの史上タイ記録となる24勝をかけた試合で、日本人の大坂なおみ(20)がストレート勝ちしました。

セリーナの3度にわたる審判への抗議や侮辱で会場の雰囲気は荒れていました。観客は、ブーイング。
「セリーナへの」
「審判への」
「大坂なおみへの」
いずれであるかは…不明です。
わたしは集団ヒステリーとも思うし、
あるいは、ああいう全体一致で盛り上がるのが好きな国民だったからとも思います。

いずれにせよ、ごうごうと鳴り止まぬ怒号の中表彰式が白けて始まり、司会者が第一声に
「ちょっと…僕たちの予想外の展開でしたが、ウイリアムズは絶対的に王者で、私たちの規範であり素晴らしい母です。」
と言いました。

  わたし、これには少なからず怒っております。スポーツマンシップの紛失。
  まず、大坂なおみへの祝福と労いがあってしかるべきです。特に英語は、そういう話の組み立てで話す言語です。まるで日本語(先にどうでもいいことを言って最後に言いたいことを言う言語)のようでした。

  そこで慌ててセリーナが「しんどいけどもうやめましょうよ。ナオミにお祝いを言いましょうよ」と言った。(ありがとうセリーナ。それでこそ女王)

  すると、すごく瞬時に、観客が「わぁ〜ハート️」っとなった。
  その短さにまた、わたしは怖さをかんじました。

  そんな中ナオミが口にした
「I am sorry」
なんかすいません、そりゃみんな、ウイリアムズに勝って欲しかったですもんね。わかります。
  でも試合にきてくださってありがとう、何しろわたしは憧れの女王と試合ができました、わたしは試合が終われば子供に戻ったような気持ちでセリーナといる。

  この論調、日本語が話せないのに、日本人らしい旗(祝日・日の丸)すごくいいセリフだと感動しています。なんかすいません、って、アメリカ人は絶対言えません。負けや非を認めるのは命に関わるくらい思ってる文化なので、絶対、自分が悪くないのに謝りません。

  そこで出てきたらすいません、は、日本人のコミュニケーションの仕方を世界に伝えた素晴らしい偉業だと感じています。
  自分が悪くなくても、みんなが気分の悪いのは残念だし、気の毒。みんなが残念がるなら、なんかごめんなさいね。みんなは大丈夫?という日本人の同調力が遺憾なく発揮されています。

  ありがとうナオミ大坂!
私も誇りを持って日本の態度で生きていこうと思います。
posted by Kuhcan at 09:07| 日記