
メーカーさんに申し上げたい。
「雨樋の金具にプラスチックを使わないで!」
ちゃんとステンレスを使って下さい。
せっかくアルミで長寿命の製品を作っているのに、なぜこんな簡単に割れてしまうアダプターを発売するんでしょうか?さっき「金具」と言いましたが、このアダプターはプラスチックだからもはや金具じゃないですもんね!
さらに別のお宅では
柱からぐにゃりと垂れたこの蛇腹の雨どい…。( 20年前の製品)
メーカーに問い合わせたところ
「ほとんどの物件がこうなっているので、今も蛇腹の雨どいパーツは販売しております! 」
…パーツがあってありがたいのですが、全部こうなんですね…みんなご不便しているわけですね…。と思ってしまいました。
新しい製品が出れば、時間が経った後の不具合が出る製品も中にはあるでしょう。
それでも、雨樋をプラスチックの金具で止めたばかりにこの風にやられた現場をこの2日で3軒も目の当たりにしますと、多少むくむくと苛立ちの気持ちが湧いてきます。
現代の「利益至上主義」というか、「カイゼン」というか、「見えないところに手をかけるのは馬鹿正直」と言うような、顧客を小馬鹿にした、耐久性へのせっかくの知識と技術を無駄にした製品作りが横行している気がします。
たかが金具、されど金具。この小さな金具で台風と一緒にお客様の心が無駄に揺さぶられたのが、わたしは非常に残念なんですよねぇ。
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