2018年06月18日

古民家再生協会の中部地区大会

今日は久しぶりに力つきました。
午前中、会社休みまして16時間寝ました。
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そうは言いつつ、昨日も古民家再生協会で半田市まで遠征です。

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風情ある建物で
古民家を店舗やスタジオとしての貸し出す実例とその運営の生々しさを語って頂きました。
非常に勉強になりました。
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この床の間の角の収まりやその材質など、個別で三重県の宮大工伊藤さんに教えて頂きました。

茶色が濃い廻し縁、ナナメで留めず、あえて四角で組み合わせているのは、数寄屋造りを意識しての納まり。
また素材は、丸太の端っこを扇型に切って使ってあるそうで、それもまた草の造りで侘び寂びを出すそうです。

廻り縁一つとっても、こだわっている建物。
良いフィールドワークになりました。
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美しいこの陰影と佇まい。
訊かなければ知らないままのことがたくさんあります。建物が持つ隠れた言葉を知るのは、楽しい作業です。

江戸より続くこの建物を、半田市が取り壊そうとする中、奔走されお残しになったNPO法人には本当に畏れ入り、また感謝の想いです。
posted by Kuhcan at 21:34| 古民家再生協会