
全国古民家再生協会から、
杉本龍一診断士(一級建築士)をお招きしての耐震診断。
協会の方針で、「よりベテランの診断士が行う」というのがあり、さらに診断機がより高性能になったため、岐阜支部・滋賀支部の取り扱い勉強も兼ねて行いました。
滋賀支部の田邉さんは、もう何件もやってるベテランですが、「杉本さんのを見たい」との事で参加。熱心で覇気のある素晴らしい社長です。
【伝統耐震診断の流れと、計測のしかた】
@家の中に1箇所(2Fの梁上)と家の外の地面(コンクリート上など固いところ)に計測器を設置。
Aこの計測器で、建物と 外部地面の固有振動を測る。
B5分間を 計 5回。
C建物に変な揺れがないか?
をその場でチェック。
D伝統的な免震構造なのか
在来工法の剛構造なのか?を判定。
E伝統耐震協会・本部にてデータを解析
F耐震診断書の発行。

お施主様を含めてみんなで計測グラフを覗き込んでいます。
この診断、
費用は12万円+消費税。
(診断士の交通費は別途)
一級建築士が4人集まって、400万円の機械を使ってこの値段です。
お値打ちですね。見学者が多いほどオピニオン(意見)が増えますし、目視で行う市の推薦診断法より、精密です。(機械測定なので当たり前ですが。)
空き家対策にぜひご活用ください。
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