2022年08月24日

道が空いている朝

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今朝は、平日(水曜日)の朝なのに、えらく道が空いてるなぁ。

 コロナが始まっても、岐阜県は、日本人の雇い止めは少ないのです。
それでも、こんなに出社している人が少ないのを見ると、大丈夫なのかな…と心配になります。

 渋滞の頃は、「こんなにみんなであくせく働いて悲しいなぁ」と思った日もあるし、こうして少なければ少ないで、「大丈夫かなぁ」と心配になり。いつも何かしら問題はあるものですね。

 それに最近は、道端の看板がガラガラで、「広告募集中」の張り紙をよく見ます。広告も出せないほど、世の中は逼迫しているのだと実感します。

 日立キャピタル元社長の花房正義さんに、「世界を、時系列の数字でよく見なさい。そうすると見えてくるものがある。」と言われているので、こんな風景を見ながら、大垣市の世帯年収や、高齢者率、就労人口の割合等をググッています。

 グラフを見れば見るほど、世の中の問題が浮かんできて、なるほど、これか。という思いです。
 
 ちなみに大垣市の世帯年収の平均は521万円で、全国平均の503万円より18万円高く、就労人口割合も全国平均よりずいぶん上回る57%です。女性の就労も48%で、全国815自治体内で222位です。

 こう見るとなかなか調子の良い街なのに、先程の、朝のガラガラの道の状態。
 というのもグラフは2015年の調査の結果だから。この大きく変わった7年の間に、どうなったのか、気をつけて見ていこうと思います。

 今朝はまた、こんなこともありました。
 コロナの濃厚接触になり、会社に来れなかったスタッフがようやく出勤してきたのですが、「夫婦で10日も仕事に行けないモノだから、収入がどうなるんだとかなりドキドキだったよ…」と言っていました。

 この不透明な世の中、コロナで体の具合が悪くなり、外出を禁止され、お金が足りない、と心配するのは心身ともの健康に悪いですね。いわゆ悪いスパイラルです。

  不幸中の幸いでその人は、一家でコロナに感染したものの、みんな無事だったし、有給が余っていたためそれを充当することができました。

 健康で働いてこられたので余っていた有給です。過去の自分が今の自分を助ける。
 
 コロナに感染しても、「人生のちょっとした出来事」で終わるように生きたいし、会社もそのようにサポートしたいものです。(コロナが始まった頃、家族の感染に責任を感じて自殺した遺族があると聞きましたが、本当に胸の痛い話です。)

 こんな変な世の中だからこそ、 
 今日もがんばって汗かいて働こう!


 
posted by Kuhcan at 09:17| 日記

2022年08月19日

ガラスの天井ではない、建築界のコンクリート天井を打ち破るのは誰か

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アメリカBloombergの記事で、
「建築業界の女性進出が青天井で進んでいる」
と言う記事がありました。


弊社も全く以てそうで、社内の女性率は85%。
「ガラスの天井」どころか「コンクリート製の分厚い天井」であった建築業において、逆に、要職になぜ女性がいなかったの???と不思議に思うほどの活躍をして頂いています。
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アメリカでは2022年に14%越え。

 私はなんとなくですが、2080年くらいになると、いわゆる「本社」「シンクタンク」「コンサル」といういわゆる頭脳的な場所で、女性割合が6割を占めるようになるんじゃないか?と予測しています。

 予測のつかないVUCAな世界では、女性のセンシティブな勘や不正を忖度しない世界観は、有用です。

 大きなゼネコンのビル現場で、腰袋(10kg)をつけて工事に挑んでいる華奢な若い女性なんかを見ていると、良いなぁ〜と感じます。現場でたくさんいろんなことを学んで、いつか幹部になっていただきたいものです。

 私がこの会社を始めた頃は、下請けの会社さんが平気で女性スタッフのお尻を触ったり、朝からエロトーク三昧だったりと、女に全員キャバ嬢の寛容さを求めてる人がチラホラいてびっくりしました。 (夫婦仲の良い職人さんだけにしぼったので、今はたいへん健全な男性ばかりですよ。)

 はたまた取締役の私となると、自分のアイデアなのに銀行さんから、「あなたは女性ですし子供もいるから、(将来的に長く続くかわからないので、)ご主人にしか融資はしません」と全く信用されず、戦略上、主人の収入だけ上がっていくと言う現状もありました。私が給料を決めているにもかかわらず、です。


 女性で子どもを産む機能がある人は、仕事も出産も選べるので、元来、自由でタフなはずです。
 
 ただ私も3人を育てて、その「選択の自由のホンネ」…実は一つも自由などない。には驚愕しましたが、それでも、子育て(人の育成)、母という肩書き(社会からの信用のなさ)、という1種の苦行を通して、人生が変わるほど学び、強く大きくなりました。

 そんな経験豊富な女性たちが、新しい「建築業界の価値観」を切り開いていくことは必然でしょう、明るく朗らかで穏やかなモノになっていくと思います。

 これからは、働くお父さんではなく、働くお母さんが、労働意欲の高い子供を育て、同時に生産性のある職場を作ると思っています。

 世の中で、労働しないことが理想であるかのような表現が出回っていますが、本当に悲しいことです。

 「人は、遊んでいる時よりも働いている時の方が幸せである。そんな『労働の尊厳』を日本人はもっている」と言ったのは稲盛和夫さんですが、この言葉、ちゃんとはやらせていきたいと思います。
 
 デジタルを崇めすぎてリモートワークで加速する、室内で楽していても命が続くなどと幻想を抱かせるシステム、人の動物的なカンを失わせる国の政策が、これ以上増えないことを、心から願います。
posted by Kuhcan at 07:10| 日記

2022年08月17日

空き家解体の前夜〜「子育てに質のよいつながり」

いきなりですが、あなたに質問です。

あなたは、お母さんが子育てに関する最強の情報やスキルを持っているのと、質のよいつながりを持っているのとでは、どちらが幸せに大きく影響すると思いますか?

これは、プレジデントという経済雑誌の質問です。

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 今日は、クーカン総出で空き家の解体のための片付けを行っていました。近所の8人家族のお家で、解体するのはおばあちゃんが最近閉じた、美容院の建物です。
 何十年もやってきた美容室です。
 すのまたの花街の芸妓さんのための髪結ところでした。
 この夏で、こういった美容院2軒を壊しています。個人的には、懐かしの美容院がなくなるのは少し寂しい。


 そう思っていたら、ここの孫たちが近所の子と隣の空き地で野球して遊んでいたので、猫の手も借りたいついでに、全員に召集をかけ、みんなしてワイワイやっているところです。


 お盆真っ最中で暑いので、みんなが適当にそこんちのトイレに行ったり冷蔵庫からお茶を飲んだりしていました。うちの会社の人はむしろ遠慮しながら使っていましたが、この家はそもそもおおらかに人を受け入れる、様子の良い家です。


 なんとなくこれを見ていると、冒頭の質問を思い出しました。
 答えはもちろん「良質なつながり」です。
 
 親の能力が高いとか、将来性の高い学校に入るための様々な情報、良い習い事ができるとかいうことより、親同士、子供同士、近所に安心できるつながりがあることが、子供の心の成長や能力の発展に大きく寄与するのだそうです。


 最初子供たちは、埃だらけの段ボールや雑誌、よくわからないガラクタを触るのにドン引きしていて、ピッチャーのうち1人は全く手が出せませんでした。が、友達が一生懸命やっている上、私が(一人ひとりの様子を見ながらしつこく)焚き付けるので、そのうちやるようになりました。
 この家ではいつも野球のみんながお世話になっているんだから、恩返ししなさい。というのが私の主張です。他所の子にしてみればただのとばっちりですが、何十年に一度の事なので、よく見ておけばいいと思っています。


 子供たちはそのうち「なんでこんなにゴミがあるん?」「このコップ新品なのにもう捨てるん?」と言い始めました。
 かっこいいツボなのに捨ててもったいないとか、こんなにゴミになるなら俺いらんモンはもう買わんとこ、とか、図らずして断捨離の真髄に達し、さすが子供はカンが良い。


 最後ゴミを捨てに行っている間に大方片付いて、戻ってきたときにはみんな家に帰ってい、お礼を言えずに今日が終わりましたが、また明日どうせここらで野球をやっているので、大いにねぎらって褒めようと思っています。


 今日はたった1日でしたが、こうして大人が働いている(たとえ片付けでも)姿を子供が共有するのってほんとにいいですね。


 というのも、自分が幼少の頃、親が商売をやりながら大きな家具を配達しているのを見て「よくやるよ…」とドン引きしていたのは私も同じです。ほんとにあくせく働いていました。
 しかしそれを毎日毎日見ていることで、しまいにはその姿が当たり前になり、労働が全くと言っていいほど苦痛ではなく、自分の強みになっています。うちは4人兄弟みんな働き者ですが、その配偶者も皆働き者です、類は友を呼ぶ。
 働くのが嫌だとか辛いとか、そういった余分な悩みをせずに生きているのは、よほど幸せな感覚です。

 子供から見て親は、家に帰ればビールを飲んだりソファーで寝転んだりしているだけ。あくせく働く姿、もっと目に焼き付けることができれば、昨今の労働回避(何なら、アンチ労働)のよくわからない世論に巻き込まれずに済むと思っています。


 他所の子はともかく、私の大事な近所の子供たちは、働き者であれと願っています。今日は、この家の普段のコミニュケーションのおかげで、また1つ、勉強しました。
 おばあちゃんから低学年まで、暑いのに楽しい1日でした。
posted by Kuhcan at 01:04| 空き家対策