2022年06月30日

ネガティブな気持ちに名前をつけるよりポジティブな気持ちに名前をつけてほしい。


 インポスター症候群,というのがあるそうです。最近スペインのドラマを見ていて知りました。「自分の功績を、自分の努力や実力の賜物と認めずに、『私は運がいいだけ』『必要以上に人から評価されているだけで、人を騙している気がする』と感じてしまう心の状態」
 をいうのだそうです。

 私、なぜこの症状が日本で話題にならないのか、考えてみました。それは、
 日本が、そもそも、「運がいいだけで人から評価される」と感じるインポスター状態を「謙虚さ」と言う言葉で褒めているからではないかと思います。

 海外ではまるで病気みたいですが、インポスター症候群の感じ方は、日本では普通に、「謙虚な努力家の真面目な感じ方」として、むしろ、他人からは好感を持たれる状態だと思います。

 日本では、ほとんどの成功者が「自分の力は微力で、人や出来事の巡り合わせのおかげです」と公言しています。
 でも外国だと、ありがたいな、と感じるならもっとスタッフに金を払えよとか、そんなにギャラを取るなよとか、なにがしかの横槍が入るのでしょうね。
 本来の真理である「他人のおかげ」が表立って言えない環境がダメなんじゃないでしょうか。

 だから達成しても、そこを狙うハイエナから身を守るように、一生懸命バリケードを張るので、結局は1人になって疲れてしまうのではないでしょうか。

 つまり、外国は、もともと狩猟民族でもあったし攻撃的なので、他人に気を許すベーシックな流れがあまりないのだろうなと感じます。感謝なんかしててもいつ裏切られるのかわからない環境から来た症状なのだろうと思います。

 それに比べて日本は、トップ企業の経営者も世界的な低賃金で有名なほどなので、成功がそこまで金銭的なものを伴わないし、おこぼれを狙う人も少ないから、光が弱い代わりに闇も薄い。(根が農耕民族だから、欲も穏やかなんだろう。)
 だからインポスターと言う言葉がはやらないのだろうと思います。

 また、全く別の視点でも考えてみました。

 「負け犬(古い?)」とか、「マウント」とか、「インポスター」とか、昔だったら生きてく上で普通に認められてきたこと、つまり、人より秀でていることや、何かを達成することが、悪いことかのように言葉になっていきます。

 「達成してない人」に配慮しすぎて、心の弱さへの同調圧力をひしひしと感じます。
 これは言い換えれば、それだけ勝てないと「感じて諦めたくなる」人が多いのでしょうか。慰める言葉ばかり増えたような気がします。

 私はまだまだ発展途上ですし、勝てない人や至らない世界など山ほどありますが、いつか「自分が良いと思う何かを」達成したいと言うむやみな希望を持って生きています。
 それは自分から湧いてくることなので、いつまでたっても満足しないと思います。
 逆に、達成したところで人から見たら大したことがないのだろうとも思います。

 でも、だからのんきで面白いのです。

 そういうポジティブな心理をもっと名前にしてほしいですね。ネガティブなものに名前をつけることばかり、世間が上手くなるのもどうなのかなと感じています。

 
 
posted by Kuhcan at 01:45| 日記

2022年06月28日

不動産投資詐欺にご注意!!

 今日、「ヒトの功徳心を悪用した」っぽいビジネス話があるのだがどう思うか?と相談がありました。
「詐欺かもと疑って下さい」と伝えたら,相手の方は涙ぐみ、
「ありがとう。実は乗せられて不安で夜も眠れなかった」とお答えになりました。

 正直者がバカを見る,という言葉がありますが、そうならないように精一杯アドバイスさせていただきます。

 世の中からお金が消えている昨今、手練手管を使った詐欺が横行する予感がします。

 この件は、いつかお客様が許してくださったら、皆さんにもお知らせします。


 ポイントは「初めに儲かるのは誰か」です。お金を使わされて、自分は時間をかけて最後に回収する、と言う不動産話は、基本的に、経営経験のない方などには危ないので、気をつけてください。ご自分の違和感を大切にしてください。
posted by Kuhcan at 21:26| インテリアレッスン

カッコいい家の落とし穴

 最近インスタをやっていて、シュッとしたかっこいい家、たくさんありますね。外から見てかっこいい家。
 ただ、実際、35年の間ではどうなのかなぁとちょっと冷めた目で眺めています。

 なぜなら、外観がかっこいい家には、5つの弱点があるからです。

@  小さい(狭い)
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外から見て形が良いのは、プロポーションが良いからなのですが、家に入ってそれが必ずしも広くて使いやすいかというとそうでもありません。
 とくに形が複雑な場合は、大きい家でない限り、1部屋1部屋が4畳半とか6畳とかとても小さく作られていて、好きではありません。

A  窓が少ない
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 特に、日中家にいることが多い人は、室内が暗いと後悔されます。
 せっかくのリビングは太陽がサンサンと注いでいてほしいと思うのですが、案外、設計士は、暗い場所を好む人が多いのです。
 セカンドオピニオンを求められて、「この部屋は暗いですけどいいですか」言ったのに、「僕たちにはよくわからない」とそのまま建った家がありました。奥さんが1年後の今もくよくよされておられます。


B  大きくて窓が多いと予算が高い
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 当たり前の話ですが、かっこいい家は普通予算がかかります。そこそこの値段でかっこいい家を作ろうとすると、先述した@かAになります。
 それよりはインテリアにお金を使った方が何倍も良いものができます。誰かわからない人に自慢な家より、自分の満足をぜひ追求してみてください。

C  10年たったら汚れが1.2〜1.5倍
 
 庇がない家、RCの家、外壁板張りの家は、窯業系サイディングよりは早く汚れます。とは言え、外壁は雨風にさらされますので、仕方がないこととは思います。すべての方が、10年ごとのメンテナンス予算を残しておくことをおすすめします。
 

D  雨漏り

 先述のCと同じ条件だと、雨漏りが多いです。特にRC構造の雨漏りにはほとほと手を焼いています。1年かかって原因を追求してもわからないことがあり、かといって雨は降るたびにポタポタと漏り続けるので、お客様も私たちも困り果てています。
 正直、コンクリートの家は作りたくありません。

 とりあえずこれらの理由で、私は、家はそんなにカッコいい外観、つまり、
・庇がない形状
・特殊な外壁材
・奇抜なかたち
・RC造
でなくて良いのじゃないかと思っています。

 といって、ダサイのも困るし…
ほんとにいつも悩んでいるのが現状です。

見栄えを重視するなら
ノンクレームでお願いしますといっても、
問題が出ればすぐに
最初の約束は忘れてしまわれて

「さすがに汚いんだけど」
「雨漏りがするんだけど」と言われるのが
辛いなぁと思っています。
 
 正直、自分が作った家でもないのに、雨漏りを最近怒られるようになりました。それだけ私たちにかけていただく期待が大きいのですが、「私だったら最初はこんなふうに作らない…」「異常気象が…」と言い訳がましく思うこともしばしば。

 皆さんは、そんな家にならないようお気をつけくださいね。ぜひ、40年前の誰かが作った家に困り果てている私たちのアドバイスを、聞いていただけたらと思います。
posted by Kuhcan at 15:02| インテリアレッスン

2022年06月20日

石川産の鯛

なんでこんな鯛が398円なんだろう。蛍の光が鳴ってるスーパーで、目も黒々としているのに3匹売れ残っていた。食べないと申し訳ないような気がして思わず買い占め。
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 塩焼きにして食べたら脂がのって最高。
 鱗をとってないのかなと思ったらそれも取ってある。内臓まで処理してある。

 熊本のトマトはパックで198円。

 何でもない日に尾頭付きの鯛を食べてしまった。インフレ真っ最中の日本国にて。

 すごい罪悪感と緊張感。

 でもおいしかった。

 それでも…

 これでいいのかなといろいろな思いさざめく、石川県の鯛なのでした。
posted by Kuhcan at 21:23| 日記

2022年06月17日

インスタで何を伝えたいか

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https://www.instagram.com/reel/Cd84-KmAPnF/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

クーカンのインスタのテーマは
・インテリアが出来上がっていく感じ
・工事のビフォアアフター
・できた家のバーチャル体験
をやっています。


 はじめはオシャレ画像ばかり載せていて、それはそれで良いのですが、クーカンはカッコつけない質なので、だんだん、きどった綺麗な写真ばかり載せてるのに疲れてきました。

 それよりも、「どうやって建物が建つのか」の過程で、地味に少しづつしか出来ていかない現実をアーカイブ(記録)しようと思ってやっています。

 今、半導体や木材、キッチンもトイレも品不足な世の中ですが、そもそも、建築界では人手不足で、家の数はたくさん作れません。
 「安く」「早く」作る建設業者は、大工さんのレベルを長い間かけて下げ、顧客を単なる消費者に変えてきました。
 丁寧に取り組む姿勢や情よりも、効率とコスパを追求してきたわけです。

 その結果、頭が良く体力があるはずの大工は尊敬を失い作業員レベルになり、なり手が減りました。
 
 今日 出ていた古民家再生協会では、古き良き大工さんが「こだわりすぎて仕事がない」「2世が育たず廃業」の憂き目に遭っていたそうです。

 クーカンのインスタでは、そんな職人さんたちにスポットを当てています。出来上がった美しさが、それ以上の誠意と手で出来上がっていく様を見ていただきたいです。
 インテリアなどただの思いつきでできるので、それを産み出す力を持つ会社でいられるか?ということに重きを置いて家を建てています。

posted by Kuhcan at 18:35| インテリア施工例

2022年06月16日

Instagram 始めました

今日 古民家人気ブロガーのクロニカさんから、「ちょっと…ブログ止まってますよね?」と叱られました。
実は5月から、インスタグラムを始めまして…。
まったく手探りで、情報発信のみでのスタートですから、ブログを書く余裕がありませんでした。

 私はyoutube 動画やインスタより、本当はブログを書く方が好きです。ただ、「バーチャル見学会」ができるSNSは確かに伝えやすい!!

 そんなわけで、
・詳しい話はブログ
・仕上がり感はインスタやYouTube
でご確認ください。
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posted by Kuhcan at 11:30| インテリア施工例