2020年05月07日

Beautiful only when it works properly

今日のカンブリア宮殿はAmazonのジェフ・ベソスと、2014年のダイソンへのインタビューの再放送。再放送の申し訳なさなのか、めっちゃ濃いかっこいいメンバー
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 アマゾンが天才的企業であることはもちろんなのですが、胸を打ったのは、ダイソンの本社に掲げられていたポスター(標語)でした。
「products are(←多分)  beautiful only when it works properly」
 〜 製品は 正しく機能して初めて美しい 〜


「商品はただデザインが良ければいいと言うものではありません。素材の強さ、機能の良さ、高い技術、その全てを兼ね備えている製品が美しいのです」
 と、うろ覚えですがそんなことを言っておられました。
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 最近、「映え」ブームですが、ぺらっぺらのデザインや、写真を撮った人の日ごろの行動範囲やセンスが映り込みすぎるこの風潮を、絵手紙同様 非常にいやらしいものとして受け取っています。
 (ちなみに私はかなり写真撮るのが下手!だから上手い人への嫉妬なのかもしれないですけど!)

 人に見せるためだけの「かっこよさ」は、とても居心地が悪くて、一体なぜ私は、それらの物事を「中身がない」と感じるんだろう?と思っていたら、ダイソンが教えてくださった。
「正しく機能して初めて美しい」



 映えてるスイーツが美味しいかどうか、プロならちゃんと吟味しろと言うことですよね。



 私の作っている住宅やレストランは、ちゃんと本当にその目的を達しているでしょうか。
 くつろげて、元気も出てきて、家族の仲も良くなって、お商売も儲かる。ようにちゃんと作れていますか。
 目的を達しながら二重にも三重にも意味を重ねられる設計ができる時があって、それをどのおうちの細部にも取り込めているかどうか、もう一度考え直さなければいけないなと、ちょうど今日、お邪魔したおうちで思っていました。(それは、ちょうど2014年の自分の仕事にとても満足したから思ったことなんですけどね)。
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 「ダイソンにデザイナーは1人もいません。デザインをするよう教育されたプロのエンジニアがいるだけです」


「ものを作る人間は技術が先であり経営を前に出してはいけませんよ。そうすると社員が全部経営に気をとられて良いものを作れなくなります。」

 


吉田良子
posted by Kuhcan at 23:29| インテリア施工例