2019年12月31日

「自分がこんなにできるとは思いませんでした」

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 いよいよ、令和元年12月31日です。今年 最後の挨拶で
「今年はお世話になりました。
 自分がここまでできるとは、思いませんでした、
 ほんとうに…。」
としみじみと言ってくれたスタッフがいました。

 そのスタッフは、夏の終わりくらいに私と話し合って、働きかたを変えてみた人です。このゆるい働き方の時代に、がむしゃらに働き、4ヶ月で見違えるほど様々な仕事をこなせるようになられました。

 松下幸之助さんの「ダム経営をするには、まずダム経営をやろうと思うことですな」
 稲盛和夫さんの言葉では「誰にも負けない努力は自然の摂理」。

 その人は体の限界にも、自分の家庭の事情にも、今までの自分自身へのイメージもにも挑戦して、まるっきりの意識改革をなさいました。会社がびっくりするほど円滑に業務が進みました。

 なぜがんばるのか、なぜ頑張らせるのか、

 それは決して会社のお客さんや利益のためだけばかりではありません。人には、「好奇心」という、人間にしか与えられていない新しい能力が備わっています。たとえそこに苦労が伴うとも、それを追い求めることが人生の楽しさだと私は信じています。
 私はそれを「仕事をすることそのものに尊厳を見出している」状態だと言っています。

 「我 想う 故に 我あり」

 動物は爬虫類から進化して、自分を守るだけではなく、「愛情のなか安全に生きていきたい」という感情があるのだそうです。さらにそこを超えて、人間は「知らないことに挑戦してみたい」と言う探究心があるのだそうです。

 仕事人としてのプライドを持った集団を目指して来年も進みます。
 2020年もよろしくお願いします。
 
posted by Kuhcan at 17:28| インテリア施工例

2019年12月30日

ウチのおべんきょう部

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 12/27、女性スタッフは最後の出勤でしたので、大掃除をしました。
 しかし事務所には13:00に来客との事で、のんびり掃除ができません。
 そこで、ウチの秘蔵っ子達(=野球部)の「おべんきょう部」に頼んだところ、行く行く〜と気のいい3人が来てくれました。3人は、女性2人に指示されて事務所の窓拭きと床の雑巾がけをやってくれました。
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私ともう1人は、倉庫の掃除です。
例年は男性陣10人ぐらいとやってきましたが、今年は工事も目白押しで、男性陣には現場を任せ、女たった2人です。
 それでもずいぶんきれいになり満足していると、「まだやることありますか?」と言っておべんきょう部がやってきました。

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このお勉強部は、本当に真面目にやっているのでして、中3の娘に教えていたら、バレー部と野球部がやってくるようになった子達です。夜の9時から12時まで、中一なのにえらく真面目にやりに来ます。しかも毎日きます。来ないのは週に1回くらい。
 他にも塾に行っている中三バレー部は、受験生なのにろくに教えてもらえない日もある位、野球部が真面目に授業をされたがります。

 うちは、アパート2部屋借りているとはいえ、1つ1つの部屋は狭いのでぎゅうぎゅうです。ホワイトボードなんて、冷蔵庫です。
最近寒くなってきたのでこたつは取り合い。
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 野球で10キロ走って、平日は家の倉庫でバッティングをやって、夜ご飯を食べてからまたウチにくるって…もともと200点台の子たちなのに、ちょっと有り得ません。熱心さに圧倒されます。バレー部も含め、やっぱり体力のある子は違うなと思います。

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最後は、なぜか身長と体重を毎日測って帰ります。
2ミリずつでも大きくなっていて楽しいです。

今日も冬休みが始まった29日だと言うのに、キャプテンはやってきました。吉田くんは楽しそうに教えています。私は今日は床の雑巾がけをしながら教えました。
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 中学生の友達がいるってほんとに楽しいなぁと思います。この子達を尊敬してるので、自分を大きくしてもらっているような気さえします。
posted by Kuhcan at 00:16| 日記

2019年12月29日

晴れがましい年末


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今日はストレッチャーで病院から戻ったお父さんに、古民家再生現場を見ていただきました。
「ここはこうしてな、あそこはああしてな」と施主さんがお父さんに語りかけると、
「ここの柱はなぁ。一生懸命探してようやく買ってたんだ。1本100万円でな。23本買った。だから柱だけで2300万円だな。50年前でな。」とお父さん。
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「ここに滝を作るぞ、池にしてな。」
外まで見たいとおっしゃられ説明していたら
「池の水はどこへ行くんだ」
排水の心配をされました。
「ポンプで組み上げて、道につなぎます。」
と申し上げたら、
「この先には道はないよ」
とやはり心配をされました。
 御病状から正直、お言葉をいただけると思わずにいたので、かなり嬉しい会話でした。
 帰り際に、にこっと笑って手を振ってくださいました。
「オヤジ、元気だなぁ、さっき病院から着いた時は全然元気がなかったのに」と息子さんがしきりにおっしゃられました。本当は、お医者さんに外出を固く止められたのだそうです。でも楽しみにしていた普請だから最後にひと目見せてやりたいと、今日暖かい日を選んで実家にお連れになられました。
 人はパンのみに生きるにあらず。
お医者さんや看護婦さんにもこのお父さんの様子を見ていただけるといいのになと思った位でした。
 自分の意識こそが人生なんだなと、強くかんじました。
 そして天井を見上げて、「50年たっても、全然綺麗やなァ」
とお父さんが言われた途端、わたしはこっそり涙。
なんでかはわかりませんが。
 見ず知らずのお父さんからの時間と歴史を知らず知らずのうちにもらっていたんだなと思いました。おこがましいのかもしれませんが。
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 このお父さんは、16人兄弟の3番目。
貧乏だったから兄弟の6人は2歳のうちに死んでしまい、これでは寂しい俺は金持ちになるぞと決意し、事業を興されました。
 その後、下の妹さん達を嫁がせ、弟さん3人のおうちをお兄さん自身が建てて(!)から、ようやくこの自分の家をお造りになったのだそうです。
 その晴れがましさは、50年経った今も、材木を通してはっきりと伝わってきます。お医者さんの言葉でなく、お父さんの気持ちを汲んでお連れになった息子さんにもその力強さは伝わっています。人も木も生きている者同士だから、語りかけてくるものがあります。
 同じことをやればやるほど、畏れを抱くようになります。まだまだ初心者です。
posted by Kuhcan at 19:20| 工事写真

2019年12月27日

令和元年もお世話になりました

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 令和元年もお世話になり、ありがとうございました。このブログを読んでくださっている皆さまに感謝申し上げます。
昨日 空間建築工房&平塚家具ライムズの忘年会、
本日 事務所と倉庫の大掃除を行い、
29日 工事現場の仕事納めとさせていただきます。
お正月は5日から営業します。
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クーカンの忘年会は、2019年ミシュラングルメガイドに掲載された「a due passi パッシ」で行うのが恒例となっています。
始まる前に吉田雅一・良子が、今年の反省と来年の抱負を30分ほど語り、ヘンな空気になるのも恒例です。
パーティの締めは、大工の岡部くんとライムズの加藤 店長が、ぐだぐだな「ダブルぼけ漫談」を延々30分にわたって繰り返す、これも恒例になっています。この2人の嬉しそうなイチャイチャ感を見ていると今年も無事に終わるなぁと言う気持ちがします。
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2次会後は、お約束のように代行が予約できず、
3次会として妹の家になだれ込みます。
気がついたら、空間の人誰もいない勝ち誇り
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 今年は結局朝まで飲み明かしました。(みんな次の日仕事なのに。)
 2年に一度はこんな感じになります。
 クーカンとライムズって、隣の会社なのに忙しくて交わりがなさすぎ、この忘年会をチャンスとばかりに話し倒します。
(なぜか夜中に起きてきて、大人の飲みを見守る5歳の姪っ子。)
私は空間建築工房の経営者ではありますが、やっぱり実家の家業である平塚家具の事はいつでも心にかかっているので、こうして毎年、善良なスタッフの方々と話をすると心が落ち着き、とても幸せな気持ちになります。
 
 手前味噌かもしれませんが、最近のライムズのお店はとてもスタイリッシュでロマンチックです。みんなの愚痴を聞きながら、「あの美しいお店をそんな苦労や葛藤の果てに作り上げているのだ」と知るとしみじみと、奇跡のようにありがたく思います。
 平塚家具のスタッフのみなさん 本当にありがとうございます。悩みはどこにでもありますが、やっぱり皆さんの心根のキレイさは店に現れていると思います。私もつりあうように、がんばります。
posted by Kuhcan at 20:59| インテリア施工例

2019年12月21日

築72年の古民家再生B トイレ

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「この先30年間直さなくてもいいようにお願いしますね。」^_^
 つまり、住まい手がご高齢になり、生活スタイルが変わっても、耐震上安全であり、車いすなどにも対応できる使いやすいリノベーションをしてほしいというのが最初のリクエストでした。
 ではトイレをどうするか、ということから考えてどこの部屋で何をするかを考えてきました。
 
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この写真でわかるように、玄関からトイレまでは一直線の導線にしました。玄関からの段差は一直線でスロープで解消すれば、車椅子になっても色々と心配がありません。
 その上、トイレの長手を少し短くして、手前の廊下を広くつくりました。柱をずらすのは結構本当は大変だしやりたくないのですが、この10センチ15センチの差で、車椅子の使いやすさが全く変わってきます。そのかわりちょっと構造上無理をしたので、柱や梁が見える真壁にはできず、トイレの手前の壁だけは柱が見えない大壁になっています。
 
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トイレの壁は、床から1.1mまでは尿がはねるというデータもありましてクロスにしました。グリーンのクロスだったので、手洗いにはグリーンのオニキスモザイクガラスを貼って水ハネにも対応しています。手洗いのカウンターはめるくしパインで作って、手洗いボウルは陶器製です。(昨今の人工大理石カウンターは、将来的に劣化が早そうなので、あまり好きではないです。特にトイレや洗面のものはあまりいいものじゃないような手ごたえがしています。)
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窓はインプラスという二重窓を取り付け、断熱効果を高めました。床も、CFシートと言う塩ビ型のクッションフロアですので、尿の染み込みもなくやさしい踏み心地です。古民家とは言え、清潔感は大事なので、雰囲気を壊さない程度に新素材を使っていきます。
 闇雲に天然素材の家を売るのは私は本当に好きではなくて、せっかくなら新しい素材の良い所も取り入れ、だからといって時代の波には飲み込まれないと絶妙なところをいつも探しています。
posted by Kuhcan at 23:35| インテリア施工例

2019年12月19日

築72年の古民家再生A 建具

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「あなたの会社の建具が良くって」
と褒められながら新築やリノベーションを受注することがある空間建築工房です。

今回も、本来だったら捨ててもいい建具をありったけ再利用しました。

まず、この写真右に写っている家具。
「まぁ、これは捨ててもいいんだけど…」施主さんがおっしゃるので、ダメですダメですと弊社倉庫に取っておき、このタンスに合うサイズで廊下をつくりました。

だからダイニング側から見ると壁が凸凹です。
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(写真中央から左寄りの四角い壁)
この部分に先程のタンスが収められています。

 手前には柱が2本。
構造上どうしても抜けないため、壁から15cmという微妙な隙間でにょきっと建っています。
 …この辺は、賛否両論あろうかと思います。柱を壁に埋めてしまった方がスッキリしたはずです。ただ、そうするとタンスが廊下から奥まって収まることになってしまうか、タンスと後ろの壁に隙間ができて永遠に埃が溜まります。
 それでは逆に見栄えが悪いだろうと、壁の位置をタンスの背中に合わせました。
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いかがでしょうか。こちらのほうがきれいだと思います。


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また、各所に見られるこの色のちぐはぐな建具…。
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これは、
・自動で閉まるソフトクローズをつけた
・違う場所に使ってあったので、高さが合わなかった
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 さらにこれは、家の地震の歪みに合わせて削られすぎた建具が、それ自体が斜めになっていたので、接ぎ木で正方形に整形し直しました。
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 古民家はどうしても地震や風に合わせて歪んでいくので、70年目ですから、建て起こし(家のフレームを水平垂直に戻すこと)をしたら、建具の高さが足りなくなることがたまにあります。今回もそんな感じです。
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折れていた桟を直したりもしました。
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道閉めた感じがどんなふうに見えるかはまた次回。




 

posted by Kuhcan at 08:07| インテリア施工例

2019年12月17日

築72年の古民家再生@ 玄関

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令和元年12月の今日、
築72年のお家のリノベーションが完成しました。
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気をつけたのは「手を加えすぎない」こと。
例えばこの写真では、変わったのは
・玄関タイル
・1番低い床
・黄色く見えている部分の壁
・照明を追加
だけです。
・柱間や梁
・左の式台
・天井
・建具
・砂利の腰壁
は従前のまま。
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(伝統耐震診断で、建物の揺れ方を見ているところです。)
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After ↓↓↓
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どうでしょうか。写真の写り方としても見違えるように変わりました。
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ただ、玄関から奥に続く高さとしては、以前は何箇所にも分かれて、家の途中途中で段が上がっていました。22センチ、8センチ、12センチ、5センチ…。これは非常に煩雑で危ないので、以下の写真の通り、玄関から一気に階段で上る仕様にしました。
 その時の踏面も44cmセンチと奥行きを広くし、上りやすいゆったりした段差に変えました。
 これで、家のバリアフリーは完成です。
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将来
この階段にスロープを作っても急でないように、玄関から真っ正面に動線を通してあります。
posted by Kuhcan at 03:09| インテリア施工例

2019年12月16日

大工職人(見習い)募集

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築 55年の古民家を再生中です。
まるで公民館か何かのように広いこの2階。

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見上げても迫力ある…。

あと4ヶ月が締め切りですが、果たしてどう間に合わせるのか?頭の痛いところです。

 この物件に限らず、仕事がいつでもやり切れない弊社。手抜きのできないリフォーム現場は、尚更です。今までは職人さんたちのネットワークでやりくりしてきましたが、最近まったく追いつきません。

 我がクーカンも、いよいよスタッフをゼロから育てるべきだと腹を決めて、採用活動、始動します。
 
 かと言って、このように決めた経緯だけ語ったところで誰かが応募してくれる程、世を甘くみてはおりません。待ってたって来ない人口減・出生86万人(団塊世代は264万人)の日本です。

 ちょっとここは海をまたいで、まだこの日本のようには成熟していない、成長への意欲に燃える国の人を採用したいと思います。

 …私は、自分の世代の人と話していてすら、生活への危機感がないと感じます。あと知識への欲望とか…仕事への誇りとか。「仕事の尊厳」を持っていない人を物足りなく感じます。自分の会社では、当たり前のように持っている人ばかりですが、これからはグローバルな人材を入れた方が、より会社に良い緊張感が生まれる気がしています。
 

 
posted by Kuhcan at 02:58| お知らせ

2019年12月10日

経営計画書を作成中です。

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 いろいろあって、経営計画を作成しに5日間岐阜市に泊まり込んでいます。
 講師はお世話になっている会計事務所の会長様です。ご体調の悪い中、「命を削ってでも」と拳を握りしめ、イケボ(イケメンボイス)で講義をしてくださいます。
 10時間の講義後、毎日夜中まで 書く人がいるときき、私も試しに夜中の3時までやってみました。
 意識朦朧として廊下に出ると、いろんな方からの差し入れがどんどん増えて行き、そんなことに感激して、無事にこなせました。
 あと3日あります。1日30時間考えてるのに体力が余ってる感じです。
 というのもホテルに缶詰なので、ご飯は出るは、子どもの世話が要らないは、仕事の判断は要らないはで、楽で仕方がありません!
 正直、「一つのことに集中できる贅沢」
を味わっています。いかせてくれた会社の皆さんありがとうございます。
 
posted by Kuhcan at 03:15| 日記

2019年12月06日

空き家対策で養老町と連携協定@ 伝統耐震診断

 吉田が代表理事をしている古民家再生協会は、空き家対策で、岐阜県養老郡養老町と連携協定を結びました。
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「日本の古民家文化を守りたい」
と思って岐阜の西濃地区で支部長を始めた、全く手弁当の協会です。

会員企業さんたちの主な性格は
「愚直」
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一言で言えば「動物愛護団体」の理屈で、
「この建物が捨てられたり朽ちるのはかわいそうだ」という一心で活動されている会員が殆どです

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協会は、2008年より前団体としての活動を始め、2018年には国土交通省の「リフォーム推奨団体」として認定されました。

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しかし、「古民家」を世間に認めていただくのは案外ホネが折れました。

まず「地震に弱い」というイメージが根強いからです。

「本当に地震に弱いのか?」
という検証のために、「伝統耐震診断」を開発しました。目視ではなく、機械で計る診断方法です。「第4号建築」と言って、新築の時でさえ耐震計画が必要ない木造住宅には格別な診断です。
 住宅一軒ためにコストのかかるやり方ですが、伝統工法が現行の建築基準法に建て方が適合していない以上、検証が必要です。今もこの伝統診断についてさらなる改良を続け、古民家の安全性を客観的に判断する努力をしています。
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posted by Kuhcan at 09:24| 空き家対策