2018年12月21日

5cmの坂があるキッチン

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賃貸住宅のキッチンを取り替えました。
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以前はこんな感じでした。

 1番変わったところは何かと言うと… 
「キッチンの上には坂がなくしてある」
ことです。

この現場、大家さんが大変良い方なので、前の賃貸人さんがごちゃごちゃにした部屋をきれいに直して次の方にお貸しになるのですが、私たちに工事を依頼される頃にはもう納期がなく、工期が20日しかありませんでした。

16畳のリビングダイニングの床をリフォームたかったのですが、そこまで解体して工事する時間がないので、このたびは床を直さず、キッチンだけを入れ替えました。

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結果…
キッチンだけは水平に取り付けたのですが、床は下がったまま。

窓のサッシがキッチンにのめり込むように下がっていく様子、お分かりでしょうか。
(家の地盤が下がって家全体が左側に落ちていっているので、窓は四角いまま傾いてます。よってなぜか開閉がスムーズです笑)。

  お施主様の住む家なら、説得してでも引っ越しを伸ばしてもらうのですが、賃貸だと納期を守るしかなく、今回はキッチンの床の下だけを真っ直ぐな上げてあるんですよ。
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お分かりでしょうか?左に向かって1番下の黒い部分が背が高くなっていく様子が…。
左のエンドパネルが床までついていないのは、床がそれだけ下がってしまっている証拠です。

このサイズのキッチン(幅3m)ごときで、3.5センチも下がっている。
  家全体だと5センチ下がっていて歩くとなんだか坂になっています。

  大家さんも大変気にされておられますので、機会があったらまっすぐに治しましょうねと言う話になっています。

  まぁ、何かと言えば、年末やクリスマスに引っ越しをしたいと言う賃借人さんのご意向だそうで。

  こういう仕事をしていると、何かちょっとした浮かれ気分の1日に物事を合わせるっていうのがどんどん嫌いになっていきます。

  クリスマスに新しい家に入ることより、今後何年もまっすぐの床の上で生活したほうが絶対に体に良いと思うからです。
posted by Kuhcan at 14:47| インテリア施工例

2018年12月20日

蓄電池導入は損か得か?

12月5日のブログで、蓄電池導入は現在のところ金額的には損です、という話をしました。

ところが今日の記事で、またまた意識がかわりました。


九州では、太陽光で発電ができすぎて、受け入れキャパをオーバーしてしまった日があるそうなんです。

となると、せっかく作った太陽光が買ってもらえません。
長い目で見ても、太陽光発電の供給過多を補うためのインフラが電力会社にはノルマとなり、
そのインフラ設備コスト捻出のために売電はますます安くなる可能性があります。

そんな中、蓄電池は、停電の時はもちろん、そんなリスクにも対応できる製品ということになります。

さらに、2019年度の売電価格改正(いわゆる新FIT法の継続停止。)で、売電は10円前後にしかならない結果が出ていますから、
蓄電池をつける人が多くなり、蓄電池の価格は普及により安く手に入るようになるともいわれています。
(一応政府は、1Kw蓄電あたり機械を10万円を下回るようにメーカーに指示を出しています。)

ですので、太陽光発電中の方、また、暖かい地方の方、太陽光だけではなく、蓄電池を併せてご検討くださいね。

ちなみにこの記事では政府が、第五次エネルギーとして、水素エネルギーを想定しているとのこと。
太陽光の次は、水素ですよ。水素(H)っていうと難しいですが 水(H2O)からできるんですから
多分さほど難しいことではありません。(難しい部分を開発者任せにしてれば・・・ですけど( ´∀` ))

科学の進化ってすごいですよね。
そんな化学が家庭に持ち込まれていて、ほんとにすごい文明社会だなって感心しています。
これも、陰ひなたでエンジニアの方々が良い頭を使って考えてくださっているおかげです。尊敬します。

うちの子、一人くらいはエンジニアにならないかなーって思っているんですよ。

posted by Kuhcan at 09:10| インテリア施工例

2018年12月14日

床下のリフォーム

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↑ 築40年ほど前の家では、床板を1枚剥がすと、こんな風に地面の土がむき出しになっている場合があります。

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@
土から上がってくる湿気を止める必要があり、写真のように防湿ポリエチレンフィルムをかぶせます。

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A
根太という木を仕組み、床に強度を持たせます。

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B
根太の間に断熱材を充填していきます。@の防湿フイルムがしていないと、この断熱材に床下からの湿気がびっしょりと溜まってしまい、根太や土台の木が腐ってしまう原因になります。

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C
構造用ご飯12ミリをかぶせ、床の振動が少なくなるようにします。

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D
床板を貼って完成です。

この現場は、ささら階段と言って、階段が床に斜めに刺さっている仕上げ。ささら廻りを切り欠くので、それなりに器用さが必要です。

 
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家って、丈夫なものなんでしょうけれど、戦後〜昭和時代の建て方だと、意外とペンペラペンだったりするんですよね…。

  リフォームをすると、こうやって家も丈夫になるし暖かくもなるので、お金を使う甲斐はとてもあると思いますよ。
  あと最近は格安リフォーム店のようなものも大変人気ですが、私どもは値段の安さがウリの、表面だけがきれいになる仕事はせず、そもそも現代的に家をなおしたいと思っているので、断熱を入れたり壁をめくったりとちゃんと直します。

  せっかくのお金がもったいないので、上っ面だけ直すリフォームは嫌いです。
posted by Kuhcan at 23:28| インテリア施工例

2018年12月05日

蓄電池を入れると損か得か?

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「これからの時代における蓄電池のあり方」
名古屋パナソニックで話を聞いてきました。

@ 2019年以降、太陽光で作った電気を売っても、 8円/kWhぐらいにしかならない。(金額は未だ不明だが。)

A中部電力で電気を買うと21円/kWh前後。( 2018年12月現在。契約にもよる。)

B単純に考えて、太陽光で作った電気を売ると、12円/kwh損する。

Cそれならば蓄電池を買って自家消費するのが良い。

D蓄電池なら、停電災害に備えることもできる。

Eただし、蓄電池1kWhあたりの単価は現在のところ15円〜18円。定価25円から割引があったとして)。

Fつまり、蓄電池を入れても今なら3円〜6円/kWhぐらいは損をする。

Gしかし、政府は、家庭に電気の自給自足を推奨しているので、今後普及すれば蓄電池の価格が安くなる可能性がある。となれば損しなくなる時代がやってくる。

(続く)

  パナソニックとは言え、外部の講師が講義をしましたので、はっきり「損する」と言われました。
正直でとてもすばらしいと思いました。

  ただ、この間停電を経験した私は、1時間も持たなかったので、それぐらいのコストなら蓄電池入れてもいいなと思ってしまいました。

  損をするか得をするかはかなり大事なところです、弊社としてはその選択肢を提案でき、お客様はそこから悩める、と言うのが理想だと思います。詳しく知っておく必要があると強く思いました。



posted by Kuhcan at 09:22| インテリアレッスン