2018年02月23日

タイルのお風呂のリノベ計画

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このお風呂、作られてから60年。

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風景画があって、情緒たっぷり。

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木の扉が、昔の銭湯のようにガラガラと音を立てて開きます。

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床のタイルもこんなにしっかりした焼き上がりです。
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そして、敷居の立ち上がりには本当の石が使ってあります。

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脱衣室から見ても美しい上り框(かまち)。
 
 かわいい、仕事がきれい、目地もキレイで、タイルの1枚さえ剥がれ落ちていない。これはもはや骨董です。

  このお風呂を「寒いから」と言ってリフォームしたいお客さん。断り続けて早10年。

  しかしいよいよこの冬の寒さで、「いい加減やろう」と言う話になってしまいました。(お風呂場の事故は交通事故の2.5倍ですからね…)

  でも、私は全然壊したくないのです。広いおうちなので、もういっこ風呂を作ってはダメか?と提案して、「えー、またぁ、良子ちゃん…。うち普通の家なのに、なんでお風呂2つもいるのよ」とお客さんに呆れられています。

  でも、この風呂をリフォームしたいと言われた瞬間、土岐市のタイルミュージアムに電話をかけて、どうやって保存するんですか?所蔵品は要りませんか?と電話をかけてしまう位このお風呂が好きな私。
(ちなみにタイルミュージアムは、話に乗ってくれました)

  しかし、やはり保存するよりこの完全な部屋をそのまま残したいと言う気持ちが収まらず、今日、なじみのお客さんのところに行った時、つい愚痴りました。

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  こんなスケッチ図まで書いて…。
すると、「おいりょうちゃん、そんならな、こうすればいいやんか。俺ならこの部屋をアーティスティックな脱衣場として残すな!」
  と、お父さんが2つも3つもアイデアを出してくださいました。

  もう、私は目がキラキラですよ。ちょうど明後日打ち合わせなので、喜んで提案したいと思います。

  他人の風呂に親身になってくれる私のお客さんに大感謝。最近、お客さん同士で(見ず知らずの他人)、「おい、あんたはどんな家を建てるんだ、俺にも加わらせて」という謎の展開になることがしばしばあるのですが、個人情報のこの時代に、昭和だな〜クーカン。
 
posted by Kuhcan at 06:55| Comment(0) | 古民家再生協会

2018年02月22日

ライムズのTVボード

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  ライムズ本館の北ウインドウに、宙に浮いた感じのテレビボードを取り付けました。

  
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  家具とレスリングをしているようだ(笑)
posted by Kuhcan at 01:30| Comment(0) | 工事写真

2018年02月06日

ほかの人の商品を売る

 ほかの人の商品を売るのが好きです。多分これは父譲りな性分です。


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(写真:和モダンフレンチ高橋 大垣市)


今日もUSENのシステムを「紹介してきてください」と頼まれました。
Panasonicやクリナップからも、「売ってきてください」と言われます。
自社の設計を認めてもらうのに必死なのに、わかりました!お手伝いしましょう!と言ってしまいます。

 しょうじき、こういうのは「商売人」の血というか、
「誰かが得をする」ということ自体が好きなので、誰でもいいんですよね。応援したくなる。
いじめられた人が幸せにやってるときいても、「よかったよかった」と思いますね。そもそも、人が上手くいくのがホントにうれしいんですよね。みんなが上手くいっていれば、世の中、助かることばっかりやと思います。

 余談ですがこんなこともあります。 

 たまに、人がうちの設計事務所にやってきて、
「○○という建築会社を検討していますが気に入りません。どう思いますか?」とか
「どこかにいい設計事務所はないでしょうか?」と言われることがあります。

 そういう時、
「やった、この人を私の会社になびかせるチャンスだ」と言って喜ぶとか
「うちの事務所も「設計事務所」って書いてありますよね?!字が見えないんですか?!」と怒る
人が大半だと思うのですが、

 私はこう思います。
「この人、敷地探しから設計までその会社に頼んだのに不満があるのか…。この人も担当者もかわいそう」
「他社を紹介せよとは、同業者とさえ思われていないのか…。まだまだだなぁ私も!」

 だからその人と2時間、他社のどこがいいのか?その設計士は悪くない、と説明したりする羽目になります。
そんな時、私って、ほかの会社も上手に宣伝ができるなぁ。と心の中で思っています。

 それがクーカンにとって何がいいかというと、良いことはたくさんあります。
それは私の独自の視点があるので、皆さんも考えてみてください。
 とりあえず、条件反射的に、「良いところ(救いのある方向)を見る」という癖がついてる自分が気に入っています。

 なにしろ 家づくりで一番やっていけないのは、
「人を疑うこと」「まかせきること」。
じゃぁ、一番いいのは
「人とうまくやる力」「審美眼(モノでも人でも)」
だと思います。

 クーカンのお客さんは、コーヒー1杯でうまい事私たちを使います。
私たちも、この仕事は400円では済まないなぁと思いながら、400円を400万円のように気持ちよくやります。
ああ、いいアイデアですね!とか思って。

 何でしょうかね、そこにはお金でない何かが広がっていますね。

お金のためでなく働ける瞬間がみなさんにもあると思うのですが、
その瞬間が多ければ多いほど、満ち足りた気持ちになります。

 みなさんも、自分の家や担当者が気に入らないときは、短絡的に事象を嘆かずその人を疑わず、
救いのある方向を見て、向かっていただけたらなと思います。


 私は明日、古民家再生協会の会合に行ってきます。
この協会は「未来の子供たちへつなげる建築」を目指しています。

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タグ:古民家
posted by Kuhcan at 12:54| Comment(0) | 日記

2018年02月02日

空き家バンク(@市役所)

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  3年前、大垣市で古い家を探してレストランオープンされた「和モダンフレンチ高橋」

  シェフは当時何軒も何軒も古い情緒ある家を検討され、設計する私たちと君を重ねて今の場所にオープンされました。

  こういうやり方はまさに理想で、不動産の価格だけではなく、レストランとして成功する立地なのか?建物として汎用性はあるのか?をプロに聞きながら進めるのが成功の秘訣です。

  工事が始まる前にそういう相談に乗れる設計事務所でいたいと思っていますので、悩んでおられる方是非ご相談ください。

  さて今日は、養老町、大垣市、海津市を回って、空き家バンクをどうされてるのかを聞いてきました。

  そのうちの2つの意見は、「国がやれと言っているけれども実際にはね…」という難さの残る回答でした。

  市町村としては、ホームページに空き家を載せたくても、登記がないとか、値段を(持ち主が)どう決めていいかわからない、などの理由で登録に至らない家がたくさんあるそうです。

  (ちなみに家の登記とは、「ここにあるこの家は私のものですよ」と、国に申告する制度のことです。大きさにもよりますが、一軒あたり200,000円ほどかかります。)

  その点、町の不動産屋さんに行けば、その建物に登記があろうがなかろうが紹介をしてもらうことができます。有料でサービスを行っている以上、以下のメリットがあります。


 @値段を決めてくれる。

  宅地建物取引業界では、
「土地や建物は唯一無二の存在であるから、外部の市場の影響受ける」
という考え方に基づき、周辺の売買実績に基づいて、売れやすい値段を提案してもらうことができます。
  市町村では安易なアドバイスができないため、その点で売り主さんは非常に悩まれるそうです。

A建物の調査がある。

  あくまで希望者にですが、不動産インスペクション」という老朽化の調査(建築士による)で、建物を調べてもらうサービスも始まっています。
  売主、買主、どちらの立場でも、検討材料に申し込むことができます。
  あくまで有料ですが、自分で判断できない方は建築のプロの意見を聞くことができますので判断の参考にできます。(クーカンにも2人インスペクターが在籍しています。

B不動産鑑定もできる。

  もっと厳密に売値を決めたい方は、「不動産鑑定士」より信憑性のある土地建物の値段が提示してもらえます。
  こちらはインスペクションより高額にはなります。不動産鑑定士の数も少なく、時間がかかる場合があります。

  以上、一般の会社なら気軽に使えるサービスが、市町村の空き家バンクにはないため、空き家バンクが盛り上がらないようです。
  
  一般の企業は、自社のサービスを高めるためなら今日にでも手を打つことができますが、きっと市町村はそうでは無いのでしょう。難しい問題だと思っていました。
posted by Kuhcan at 06:53| Comment(0) | 空き家対策